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おすすめ資料
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2019/11/03

『クララ・シューマン/愛の協奏曲』

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タイトル:クララ・シューマン/愛の協奏曲
監督:ヘルマ・サンダース・ブラームス
出版社:アルバトロス
出版年:2009年
請求記号:D7BF/ク
資料コード:630164501

今年はクララ・シューマン生誕200年にあたることもあるのか、
先日行った演奏会でシューマンの「ピアノ協奏曲」を聴いた。
初めて聞く曲だったが、メロディが美しくとても親しみやすい曲で
すっかり魅了された。

この映画は、シューマンの「ピアノ協奏曲」を
クララ・シューマンが演奏しているところから始まる。

そして、クララ・シューマンが演奏家として大人気となっていること、
作曲家としてすでに名声を得ている夫のロベルト・シューマンが
音楽監督としてデュッセルドルフに迎えられたため、
たくさんの子供を抱えて演奏旅行に奔走することない生活が
始められるようになったことが描かれる。

実は、夫婦にとって金銭面でも恵まれた状況になって
幸せな日々が送れるようになったこの頃、
ロベルト・シューマンはすでに幻聴にさいなまれ始めていた。

そんな折、夫婦は若きヨハネス・ブラームスと出会う。
すぐにブラームスに天賦の才能を見出した彼らは、
自宅にブラームスを住まわせるだけでなく、
ブラームスを各方面で称賛し、
ブラームスの音楽家としての地位が確立するのを助けた。

また、ブラームスもシューマン夫婦に深い敬意を持っており、
両者の親交はロベルト・シューマンが病院に行った後も、
彼の死後も続いていった。

この映画で監督をしたヘルマ・サンダース・ブラームスは
ブラームスの末裔にあたることもあって、
やや “ブラームス押し(?)” なのか、
若きブラームスは粗野でチャーミングで、子供好きな好青年だ。

小学校時代に見た音楽室の壁の肖像画
― ひげを蓄え、少し眉間にしわを寄せた気難しそうなおじさん ―
のイメージとはずいぶん異なる。

精神疾患のために麻薬が手放せなくなっていくロベルトと
それを支えるクララの姿を見るのはつらいが、
全編にわたってロベルト・シューマン、クララ・シューマン、
ブラームスの曲が聴けるのは収穫だ。

そして、最後のシーンでクララが演奏するのは
ブラームスの「ピアノ協奏曲」。
以前からブラームスの曲はどれも大好きだが、
このシーンとともに聴くこの曲はこれからも忘れられない曲となるだろう。


06:30
2019/11/01

『いとの森の家』

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タイトル:いとの森の家
請求記号:913.6/ヒ
著者:東 直子
資料コード:611711025


3人姉妹の真ん中の小学4年生の女の子とその一家が、
糸島半島の付け根あたりに広がる田園地帯の丘の上に
引っ越したことから始まる物語。


それまで住んでいたのは福岡市内の団地。
周りはアスファルト舗装されおり、
田畑も歩いていける距離にはないような地方都市。
転居したのは、この土地を父が気に入って家を建てることになったためだ。

新学期早々ならまだしも、家の着工が遅れたせいで引っ越したのは6月。
新しい家、新しい学校、新しい友達、新しい生活。
今日から自分が生きていくのはここなのだと
周りになじんでいこうとする姿はとても健気だ。


例えば、初めて経験する集団登校。
ゴム長靴を履いて列の最後をついて歩く。
道端には6月のせいだろう、
車に轢かれたカエルの姿がたくさん・・・。
でも、誰も何も言わないで粛々と進むのを見て、
自分はこんなことではダメだと思う。

また、街からの転校生として珍しがられて、
朝食に何を食べているのかと聞かれ、
うっかり「メロン」と答えてしまい、
これからは毎日朝食にメロンを出してもらうよう頼むか、
こちらから先に友達を迎えに行くようにしようと決意するところ。

さらに、クラスでは「オケラ」をヤクルトの空容器に入れて
学校に持ってきて、休み時間にその虫のカマを広げた姿で
勝負をするという遊びをしているのを見て、
最初はとても驚くが、自分も友達と「オケラ」を見つけて
学校で勝負に参加してみるなど、
小学校4年生頃の子どもの生真面目さが
自分の小学校4年生頃の記憶にも重なり、とても懐かしい。

この女の子の周りをとりまく大人たちも彼女の心に大きな影響を持つ。

女の子が習っている習字教室の中津先生は、
たくさんの蔵書を生徒たちに貸し出してくれるし、
おすすめ本も紹介してくれる。
先生の夢は童話作家になること。


森の奥に住む「おハルさん」と呼ばれているおばあさんは、
たくさんのかわいいものを手作りしていて、
初めて訪れた時、刺繍のついたハンカチをくれ、
「子どもと猫は遠慮しなくていい」と言ってくれる。

彼女はアメリカに住んでいたこともあって、ケーキやクッキーも焼く。

おハルさんは、刑務所に慰問に行ったり死刑囚に手紙を書いたり、
身寄りのない彼らの遺骨を引き取ったりしている。
どうやら、いつもニコニコしているおハルさんだが、
その心には大きな影があるようだ。


おハルさんがやっていることをどう受け止めるか
戸惑う子供の面を持ちつつも、死刑囚の人たちと交流することで、
確かに今日生きていることをお互いに認めることを
大切にしたいおハルさんの気持ちを理解できる
大人の面も持ち始めている自分に気づかせてくれる。


この物語で一番心に残ったのは、親友となった同級生と将来何になるか
書いた作文を打ち明け合った場面。洋服を作る人になりたいと言った友人、
いろいろな人がいろんなことをして、いろいろ考えたことを書く人になりたいと言った主人公。

一番似合う洋服を作ることと、友人を主人公にして素敵な物語を書くことを約束し合う。
この二人の友情がこれからもずっと続いていくだろうこのシーンは心にあつく残る。

この宝石のような日々は、父の突然の広島への転勤で突然終わりを告げられてしまう。
たった一年の間だったが、その短さが残念な思いとともに、
読者にも一層の輝きと確かな時間となって静かに心に伝わってくる。


06:30
2019/10/24

『スティング』

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タイトル:スティング
著者:ジョージ・ロイ・ヒル/監督
出版社:ユニバーサル
出版年:2005年
請求記号:D7BG/ス
資料コード:630052748

『スティング』は1973年公開のアメリカ映画。

『明日に向って撃て!』で共演した当時、人気絶頂のポール・ニューマンと
ロバート・レッドフォードが再共演を果たし、大ヒット。
アカデミー賞作品賞、監督賞ほか7部門を受賞した名作です。

『スティング』は、コンゲームの傑作との呼び声高い作品なので、
何回も観た!という方も多いのではないでしょうか。

コンゲームとはCONFIDENCE GAMEの略で、信用詐欺のこと。
騙し騙されるストーリーのことをこのように呼ぶそうです。

ストーリーの舞台は、1930年代のシカゴ。
マフィアに仲間を殺された若い詐欺師・フッカー(レッドフォード)は、
ベテラン詐欺師・ゴンドーフ(ニューマン)と組み、
組織のボス・ロネガンを相手に一世一代の大仕事を打って、復讐を果たす…。

ターゲットの欲を逆手に取り、欲深さをさらけだす。
心理的に操られ、騙し騙されるのは誰なのか?!
ストーリーが二転三転し、相手のウラのウラをかく
華麗でテンポの良いストーリーに引き込まれます。

テーマ曲の「ジ・エンターテイナー」は今では有名な曲ですが、
公開当時は有名ではなく、この映画で広く知れ渡ったそうです。
「ジ・エンターテイナー」のリズムの強弱が、
映画のテンポの良さを引き立てています。

そして、この映画、お洒落なんです!
30年代のシカゴが舞台ですが、街、路地の雰囲気、
そこに走る列車や車、そういったシカゴの背景に
当時のアメリカンクラシックファッションが映えます。

アメリカクラシックのジャケットスーツの素材や柄、シルエットが
アウトローでダンディーなキャラクターを如実に表現しています。

その上、俳優のトランプを扱う仕草、酒を飲む仕草…
所作がすべて格好良いんです。

内容、背景、音楽、衣装、俳優、
すべてに全く古臭さを感じさせない
シャープでお洒落な映画です。


06:30
2019/10/24

『かがみのなか』

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タイトル:かがみのなか
著者:恩田陸
資料コード:611691030
請求記号:Y726.6/カ

昨日も今日も見ない日はないかがみ。
無意識に意識的に見ているかがみ。
この絵本を読んでからは、今までのようにはかがみを見られない。

今回ご紹介するのは、宮部みゆきさんや綾辻行人さん、
小野不由美さんといった人気作家が物語を書いた
「怪談えほん」シリーズの中の一冊。

『蜜蜂と遠雷』や『夜のピクニック』などで人気の
恩田陸さんの『かがみのなか』です。

この絵本では、いつでもどこでも目にする「鏡」がでてきます。
そこに映るのは、日常を生きる少女。
いや、果たして鏡に映っているのは、同じ世界なのでしょうか……?

かがみを見るたびに怖さがよみがえる絵本。
樋口佳絵さんの柔らかくも妖しい絵が
あなたの深層心理下のイメージを呼び起こします。

稲城市立中央図書館では、この他にも反響を読んでいる
「怪談えほん」シリーズの絵本を所蔵しています。

子どもの頃のように「おばけ」では恐怖を感じられなくなったあなたも、
妖しい不気味さを楽しめるでしょう。

まだ読んでいないあなた、稲城市立図書館では
YAコーナーからあなたの事を見つめていますよ。

◎他の『怪談えほん』シリーズ

タイトル:悪い本
著者:宮部みゆき
資料コード:611484482
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:マイマイとナイナイ
著者:皆川博子
資料コード: 611484464
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:ゆうれいのまち
著者:恒川光太郎
資料コード:611512827
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:いるのいないの
著者:京極夏彦
資料コード:612098749
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:ちょうつがいきいきい
著者:加門七海
資料コード:611511230
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:おんなのしろいあし
著者:岩井志麻子
資料コード:611694381
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:はこ
著者:小野不由美
資料コード:611758676
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:くうきにんげん
著者:綾辻行人
資料コード:611783605
請求記号:Y726.6/カ

タイトル:まどのそと
著者:佐野 史郎
資料コード:612098050
請求記号:Y726.6/カ


06:30
2019/10/09

『教団X』

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タイトル:教団X 
著者:中村文則
出版社:集英社
出版年:2014年
請求記号:913.6/ナ
資料コード:611720490

私は、中村文則さんの作品が好きでよく読みます。
映画化や芥川賞受賞作品などもあり、ご存知の方も多いと思います。

なかでもとても読み応えのあった『教団X』という作品を
今回は紹介しようと思います。

主人公の楢崎が、自分の前から突然姿を消してしまった女性を
探し始めるところから物語は始まります。彼女の消息を辿っていくと、
ある2つの宗教団体へと行き着きます。

一方は、何故か人を惹きつける
魅力を持つ不思議な老人を中心とした集団、もう一方は、どこか
気味の悪さを感じさせるカルトのような教団でした。

この教団に関わる人たちの、様々な事情や闇、欲望や快楽が複雑に絡まり、
徐々に教団は危険な方向へと暴走し、皆が大きな事件へと巻き込まれて
いきます。

結構な長編です。内容が深くて、様々な問題提起に繋がっていて、
読み応えがあります。

“教祖の奇妙な話”という枠で語られている部分では、
神とは何だろうかという話に始まり、人間の脳や“私”という意識の発生の
起源についての話、宇宙や生命の誕生、運命の話にまでテーマが
広がっていきます。相対性理論や量子論の話にも触れています。

さらに終盤では、貧困や紛争、世の中の不条理な仕組みについて
登場人物が語る場面も出てきます。私は、読み進めていると、
興味がどんどん膨れていきました。同時に、一体どうなって
しまうのだろうという緊迫感にも、読み進める手が止まらなくなります。
 
そして、後ろのページに参考文献リストがあるので、
広がった興味や好奇心を読後にも満たすことができます。


06:30
2019/10/08

『アマデウス』

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タイトル:アマデウス 
著者:ミロス・フォアマン/監督
出版社:ワーナー・ブラザース
出版年:2002年
請求記号:D7BF/ア
資料コード:630006562 など

1984年にアメリカで、ミロス・フォアマン監督によって制作され、
アカデミー賞も受賞した作品です。

主人公は、若くして亡くなったあの誰もが知る天才作曲家、
モーツァルトです。主な登場人物は、モーツァルトと、
そのライバル、サリエリです。モーツァルトの生涯を、
サリエリと対比させながら描かれています。

真面目で伝統を重んじる性格のサリエリと、下品で自由奔放な
モーツァルトとの対比がとても面白いところです。

史実とは異なっているところも多いようですが、当時の宮廷や音楽家たちの
雰囲気が、なんとなく感じられて興味深かったです。

モーツァルトの描かれ方も面白く、始めは、本当にこんな人だったのかなと
驚く場面も出てきます。でも個人的には、明るく楽しい曲の多い
モーツァルトのイメージにも近いところがあると感じました。

サリエリが歓迎のためにかいたマーチを、モーツァルトが
「つまらない」と勝手にアレンジしてしまうシーンや、
当時の貴族からしたら考えられないだろう下品な振る舞いをする彼を見て、
サリエリが驚愕するシーンなどは思わずクスッと笑えてしまいます。

そして、観終わったあと、またモーツァルトのいろんな楽曲を
聴きたくなります。


06:30
2019/08/20

『super mania coba』

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タイトル:super mania coba
アーティスト:coba
請求記号:C7CN/コ
資料コード:630137587

夏になると聴きたくなるアルバムがあります。

特に夏の曲、というわけではないのですが、
いろいろな場所で夏に耳にすることが多い気がして、
私の中では夏のイメージがついてしまっているのかもしれません。

それがこの、「super mania coba」
アコーディオン奏者のcobaさんの2枚組ベストアルバムです。

アコーディオンというと、小学校の合奏でちょっと弾いたな、
くらいの方も多いかもしれませんが、
改めて聴いてみると味わい深く、どこか懐かしいような、
ちょっと寂しいような、曲によっても違いますが、
いろいろな音色で意外と奥の深い楽器です。


特に1枚目の「sole」(太陽)は、アップテンポの曲が多く、
TV番組やCMのタイアップ曲もたくさん入っているので、
どなたでもきっと「あ、知ってる!」とか
「あー、どこかで聞いたことあるな」と
思っていただけるとおもいます。

また、2枚目の「luna」(月)に収録されている、
「eye」と言う曲は、2010年に開催された、
カナダのバンクーバーオリンピックで、フィギュアスケートの
高橋大輔選手がショートプログラムで使用した際、話題になりました。


アコーディオンをあまり聴いたことがない、
という方にも聴きやすい、お薦めのアルバムです。

この機会に是非、聴いてみてください。


06:30
2019/08/19

『夢から醒めた夢』

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タイトル:夢から醒めた夢
著者:赤川次郎
出版社:角川つばさ文庫
請求記号:児童 913/ア
中央図書館資料コード:611286619

子供のころ、表紙のイラストに惹かれて買った「夢から醒めた夢」。
童話のようなファンタジーが好きな私にはぴったりの本でした。

電車に乗る時や、病院の待ち時間などがあると
常に持って行って読んでいました。
そんな隙間時間にちょうどいいボリュームとサイズが
また気に入っていました。


今は娘が実家の私の本棚からこの本を持ち帰って
愛読するようになりました。

すっかり存在さえ忘れていたのに娘の興味によって、
再び読みたくなり、久しぶりに私も読んでみました。

大人になってから読むと子供のころとはた違った良さを感じます。

冒頭の「本当に、あの子、どうなっちゃうのかしら?」

親になった今、お母さんの心配が手に取るようにわかります。
ピコタンと入れ替わった幽霊の女の子を幽霊の世界へ
帰したくないお母さんの気持ちも。

そして理由もわからず倒れてしまったピコタンを
心配するお母さんの気持ちも。

女の子を信じて待つピコタン
約束を守って戻ってくる女の子
ピコタンの言葉で自分の行動を恥じ、手を離す女の子のお母さん

子供にも大人にも大事なことが伝わる一冊だと思います。
夏休み、親子で読んでみてはいかがでしょうか?
良い夢が見られるかもしれません。

中央図書館に現在あるものは私が読んでいたものとは
表紙が少し変わっていますが内容は同じです。

劇団四季のミュージカルにもなっており、DVDもあります。
こちらもあわせてご覧になってみてください。

タイトル:劇団四季「夢から醒めた夢」
演出:浅利慶太
請求記号:D7AE/ユ
中央図書館資料コード:630191607


06:30
2019/07/22

『カッパもやっぱりキュウリでしょ?』

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タイトル:『カッパもやっぱりキュウリでしょ?』
著者:シゲタ サヤカ 作・絵
出版社:講談社
請求記号:Eシ
中央図書館資料コード:611721086


シゲタ サヤカさんは、私の子供が通う小学校で読み聞かせをする際に、
必ずといっていいほどお世話になる作家の1人です。

学年始めや学期始めなど、子供たちの反応が欲しいなあという時に選ぶ、
私にとってのつかみ本です。なかでもお気に入りが、この本です。

キュウリが大好物なカッパ。
ある晩、どうしても寝る前にキュウリが食べたくなって冷蔵庫を開けると、
買い置きがない!!

早速カッパは、お財布片手にキュウリの自動販売機まででかけます。
(すでに設定が笑えます)

その帰り道、道端になにやら緑色の謎の物体が…。
よく見るとそれは生きていて、しかも、見た目が大好物の
輪切りキュウリそのもの?!おまけに大きくて分厚い!!

カッパはこれを食べてやろうと企みますが、(謎の物体が)
風邪をひいているようで元気になるのを待つことにします。

カッパは食べたい一心で、謎の物体を一生懸命に看病しますが、
日に日に変色していき、しまいには茶色に。

ところが、謎の物体はすっかり元気そう。カッパはわけがわからず???

困惑するカッパと、風邪が治ってからは終始陽気でマイペースな謎の物体。
この2人のかみ合わないかけあいにクスっとさせられ、
いよいよ謎の物体の正体が明らかに…。

絵を見れば答えは想像がつくものの、わくわくしながらページをめくると、
底抜けに陽気な謎の物体とがっかり感あふれるカッパとが
対照的に描かれていて、また笑い。

謎の物体の正体は何だったと思いますか?
シゲタさんの個性的な絵も、より笑いを誘います。


15:30
2019/06/25

『ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう』

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タイトル:ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう
著者:岡野雄一
資料コード:6118476080
請求記号:M491.7/オ


最初に読んだのは、『ペコロスの母に会いに行く』という
エッセイ漫画でした。
ペコロスとは小玉ねぎの事で、体型とはげ頭からついた
著者岡野氏のペンネームです。

認知症になって介護施設にいるお母様、
みつえさんを見舞った時の出来事や、母親や家族の元気なころの
思い出などが記されています。

今回ご紹介する本は、漫画の舞台裏、実際はこうだった、
というエッセイです。


ああ、私にもこんな事があった、悲しかったり、楽しかったりと
色々なことがあったと、漫画を読んだとき以上に思い出させてくれました。


私の母も認知症になり、私たち子供は母を一人田舎に残し、
それぞれが遠くに住んでいて在宅で見ることは難しく、
病院や施設にお願いするしかなかったのですが、十数年も前の事、
やはり罪悪感はありました。


発症初期の本人自身や家族の戸惑い、悲しみ、様々な決断を
しなければならなかったこと、その決断の是非、後悔、昔の記憶を
少しでも呼び戻そうとした色々な試み…….。

エピソードの一つ一つに心当たりがあり、自分を重ね合わせてしまいます。

岡野氏のお母様が童女のような笑顔を見せた様に、
私の母も本当に可愛らしかったし、大笑いするようなことを
沢山言ってくれたし。


私も母に心からありがとう、と言いたい気持ちです。


 

ご参考までに稲城市立図書館には下記の3冊のペコロスシリーズと
DVD1点があります。


タイトル:ペコロスの母に会いに行く
著者:岡野雄一
資料コード:411258350
請求記号:916/オ

タイトル:ペコロスの母の玉手箱
著者:岡野雄一
資料コード:411288850
請求記号:916/オ

タイトル:ペコロスの母の忘れ物
著者:岡野雄一
資料コード:411336949
請求記号:916/オ



・映画のDVDもあります。

タイトル:ペコロスの母に会いに行く
著者:森崎東
資料コード:630204509
請求記号:D7AG/ぺ


06:30
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