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中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

スタッフコラム
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2023/09/15

自分に贈るリフレッシュタイム

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久し振りに携帯電話に保存している画像のデータ整理をしました。

過去に撮りためたものを見返していて、はっと気が付いたことがありました。

まずは小学生の頃に習い始めた書道。
今も時々、好きな歌詞や言葉を書いて、筆を持つ時間を取るようにしています。

数年前に夢中になった、UVレジンのアクセサリー作り。
家族や友人、知人のイメージでキーホルダーやネックレスを作り、プレゼントすると喜んでもらえることが嬉しかったです。

そして、祖母の形見の茶器を使って点てるお抹茶。
細かな作法にはこだわらずに、自宅で家族と一緒に、季節の和菓子と共に楽しんでいます。

改めて気が付いたことは、私は集中して手先を動かすことが好きなんだ、ということ。
書道は筆や筆ペン、UVレジンはレジン液のボトルや、パーツの位置や気泡の調整をする為に使う爪楊枝、ピンセット、そしてお茶を点てる際には茶筅を使い、それぞれに共通することは手先を使いながら一点に集中することだと思います。

思えば図書館業務の中でも、資料のバーコードをリーダーでピッと通す作業が好きです。
昔から手先を使って集中することが好きで、それが私にとっての癒やし、ひとつのリフレッシュのかたちなのだと思います。

…とは言え、私は決して器用な方とは言えません。
小学生の頃に家庭科の授業で作った、エプロンやナップザック…自分なりに頑張って取り組んではみたものの、何とも残念な仕上がりで、しょんぼりしたことを今でも覚えています。

本当は刺繍や小物などのハンドメイドにも興味があり、図書館でも本を手に取りますが、先の過去の経験から二の足を踏んでいます…。
手縫いで簡単に作れるあずま袋やくるみボタンの雑貨など、最近は楽しみながら少しずつ、ハンドメイドにもチャレンジしています。

仕事と家事との、両立の日々。
あれもこれもと同時進行でこなす日常生活を送るなかで、ひとつのことに向き合って集中する時間を取ることも、なかなか難しくなってきました。
1日に10分、15分でもいい。
ひとつのことに集中する、自分だけの時間。
不思議と自分自身にも向き合える感覚があり、何だかちょっぴり贅沢で心地良いものなのです。


09:00
2023/08/25

残暑にお送りする新生活の話

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今年から新生活を送っています、または送りはじめました。という方も多くいらっしゃると思いますが、私自身も昨年の9月末、単身他県から稲城市に引っ越しをし、新生活を送っている一人でございます。
もう、そろそろ新生活者とは言えなくなりますので、旬ではないですが新生活の話をしようと思います。

私が単身稲城へと引っ越してきた理由は図書館司書になりたかったから!
大学卒業後、別の職に就きましたが「コレジャナイ感」が否めず、社会人4年目に突入したタイミングで、行動するなら今しかない!とほぼ勢いで乗り込んで参りました。
まだまだ新参者ですが、稲城市はいいところですね。
東京でありながら自然あふれる田舎の風景。
土地開発が進み、東京っぽくオシャレな場所もあり、ほどよい田舎出身の田舎大好き人間には住みやすく、いい地域です。

そんな元他県民の私が稲城に来て楽しみにしているのが、積雪です。
暑い時期ですが雪のお話をします。
私の地元ですが、全くと言っていいほど雪が積もりません。
降っても、積もるほど降らない。からっ風ですべて飛んで行ってしまいます。
生を受けて26年、地元に雪が積もったのは1,2回ほど。
そのうちの1回はもう朝日でほぼ溶けておりました。
積もった時、出勤は地獄のコースになりそうですが、一面真っ白の雪景色は何とも言えない感動があります。
今年は休日に念願の積雪を体験し、一人で雪だるまを作り楽しんでおりました。
またあの日の感動を味わいたいものです。

さて、話は変わり、旬がすぎてはおりますが新生活に夢のある本を一つ紹介します。

 タイトル:『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』
 著者:藤谷 千明
 請求記号:361.5 
 資料コード:411371035

その名のとおり、オタク女子4人が一軒家を借り、ルームシェアをするエッセイです。
ジャンルも生まれも違う、本名も知らない4人がいろいろな困難に立ち向かいながら、
夢の同居生活を手に入れます。
オタクであるならば、一度は夢見る共同スペースでのアニメ鑑賞と本棚シェア。
そうそう、オタクって色々出費する!と作者の話に思わず実際に頷いてしまいます。
オタクではない方も、オタクの生態をのぞき見できるので楽しんで読んでいただけるのでは、と思います。
日々の生活費に泣きながら、オタク活動している同志の皆様!
夢のオタクルームシェアへの第一歩に読んでみてはいかがでしょう。


09:00
2023/07/22

メルボルン体験記 図書館編~乳幼児向けおはなし会~

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昨年、メルボルン郊外のある地域の図書館を利用する機会がありました。

図書館はショッピングセンター近くのコミュニティセンターにあって、広さは稲城の第三図書館くらいでしょうか。書架の間隔が広いので、蔵書数は第三図書館よりも少ないのかなという印象でした。

 

その図書館の乳幼児向けのおはなし会に参加しました。

おはなし会は絵本書架で囲まれたスペースで行われ、始まる時間が近づくと、ママとお子さんたちが続々と集まってきます。20組程度になり、スペースはいっぱいです。乳幼児向けおはなし会はどこでも人気なんだぁと思い、ワクワクしてきました。

 

時間になると、担当される方が登場。何やら挨拶をされていますが、全く聞き取ることができません。英語を勉強してくるべきでした。

ご挨拶が終わり、いよいよおはなし会が始まるようです。

担当の方が手を動かしながら語り始めましたが、聞き取れたのは“アボリジニ”という言葉だけ。手の動きから、太陽と大地をたたえている詩のようなもの??と想像しました。

 

読み聞かせは、絵本と手遊びの繰り返しです。乳幼児向けの絵本は、シンプルなセンテンスの繰り返し、1~10までの数、動物当てっこなど。このくらいの英語ならわかります!

絵本に手袋人形が付いていて、絵本から動物が飛び出すような“しかけ絵本”が登場したのには驚きましたが、幼児さんたちは大喜びです。

手遊びは、くすぐり遊び、船こぎ、手をたたいたり、ふったり、日本のわらべうたに近いものもあり、見よう見まねで楽しめます。

私が日本人だとわかったからか、担当の方が♪上を向いて歩こうを歌い始めると、ママたちの大合唱になり、驚きと同時に感動しました。

おはなし会が終わったら、希望者に手遊びの冊子が配布されました。そして、シールをもらいました。このシール、毎回もらえるものと思い、次に参加した時ももらいに行ったのですが、初回だけと言われてしまいました。

 

不思議に思ったのは、参加するのは圧倒的に0~1歳児が多いのに、日本の赤ちゃん向け絵本のような「ぽん」「ぎゅっ」「きゅっ きゅっ きゅっ」「がたんごとん がたんごとん」など、オノマトペで構成された絵本が登場しなかったことです。たった数回の体験でしたので、たまたまなのかもしれませんが、英語が話せたら図書館員の方に色々お尋ねできたのにと、残念でした。

 

後から聞いたことですが、おはなし会の始めに語られた言葉は、オーストラリアの先住民族の人々に敬意をはらい、彼らの土地に生活することへの感謝を表した言葉だったそうです。


次の機会がありましたら、図書館体験続編、メルボルンのお誕生会事情などお伝えしたいと思っています。


21:18
2023/07/05

「窪美澄さん講演会」舞台裏

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7月1日、中央文化センターホールにて「稲城市立図書館50周年記念式典・講演会」が行われました。


当日は雨にもかかわらず大勢の方がホールに集ってくださり、後半の講演会もおおむね好評だったようです。準備に携わったスタッフのひとりとして、少しだけ舞台裏をご紹介したいと思います。


 


遡ること1年前、50周年という、稲城の図書館史上メモリアルの上にもメモリアルな大セレモニーに向けて何を企画の目玉にするか、職員一同知恵を寄せ合う中で、稲城市のご出身の作家窪美澄さんの最近のご活躍が目覚ましいことから、「ぜひ講演会にお呼びしたい!」と、上司Iが窪さんとコンタクトを取ることになりました。


 ありがたいことに窪さんから講演会の快諾をいただき粛々と準備を進めていたところ、なんと2022年上半期~第167回直木賞受賞という大ニュース!その瞬間から私たちにとっての窪さんは、単なる「稲城市出身の作家」ではなく「稲城市出身の直木賞作家」になられたのです。


 


さて、年が明けて50周年記念行事の準備も具体的になってきた某日、担当の上司Iから「窪さんの講演会だけど、一緒に司会やってくれないかなあ」と打診が。聞けば、窪さんはひとりでお話しする形式ではなく対談形式での講演会を希望されているとのこと。「いいっスよ~♪」と、シャボン玉より軽くて儚い根拠に裏打ちされた自信で引き受けた私。上司Iと、しっかり者の同僚Sと3人でタッグを組んで講演会の準備を進めることになりました。


 


ちょうど2月にローカルケーブルテレビの多摩テレビさんで窪さんをお呼びしての公開トークショーがあるとのことで、窪さんとの打ち合わせを兼ねてトークショーも見学させていただきました。こちらのトークショーのお相手はプロの芸人さんで、随所にお笑いも交え立て板に水のやり取りです。これは私たちには出来ません。


では、稲城市立図書館らしい講演会にするにはどんな工夫が必要か。


私たちの武器は


・司会の素人であること。


・図書館司書であること。


・窪さんのふるさとで日々市民の方と接していること。


講演会に集まるのは、必ずしも窪さんの作品を沢山読んでいらっしゃる方だけでなく、地元から出た有名人をひと目見ようという感覚の方もいらっしゃるはず。作品の内容、テーマを深く掘り下げるより窪さんのお人柄や魅力、ふるさと稲城への思いが来てくださった方に伝わるような進行を心がけましょうと、上司Iと同僚Sと話し合いました。


直木賞を受賞されてからのインタビュー記事、エッセイに可能な限り目を通し、あらかじめ質問事項を整理して窪さんにお伝えしました。本番前日のリハーサルでは同僚Sが窪さんになりきって司会の質問に答えました。


 


迎えた当日、カラフルだけれど決して派手ではないワンピース姿で稲城駅改札に現れた窪さんは、多摩テレビのトークショーの時以上に素敵でした。


ステージ上の窪さんは「直木賞作家の大先生」然としたところがどこにもなく、私たちのへたっぴいな司会にも時折ユーモアを交えて気さくに応えてくださいます。二人ともすっかり調子に乗ってお友達感覚でおしゃべりしてしまいました。


「気がついたら、作品の中に稲城の風景が描かれていることがあるんです」と、ご生家のことやご家族のこと、必ずしも良い思い出だけあるわけではない幼少期から少女時代のことも含めて、さり気ない言葉で稲城への愛着をお話ししてくださいました。


 


講演会終了後のサイン会。窪さんにはステージ上に用意したテーブルについていただき、80人を超える希望者を順番にご案内しました。私も何度かサイン会を経験していますが、心なしか想定より時間がかかっているような。


見てみると、窪さんはご自分のお名前と日付だけでなく、一冊ずつに「今日はありがとうございました」とメッセージを書き添え、お渡しする時にも「今日はありがとうございました」と笑顔でお声をかけていたのです。


こんな心のこもった丁寧なサイン会は初めてです。


 


無事にサイン会が終わって、同僚Sが用意してきた本にサインをお願いした時、上司Iが「昨日のリハーサルで、窪さんの代役をやってくれたんですよ」と打ち明けると、「代役、ありがとうございました!」と書き添えてくださいました。


講演会の中で窪さんは「祖母は字に厳しかったけれど、私は字が下手」とおっしゃっていましたが、お人柄が表れているような丁寧で綺麗な字です。


 図書館スタッフが総がかりで取り組んだ手づくりの式典と講演会、下手は下手なりに窪さんの謙虚で温かなお人柄がきっと参加された全員の方に伝えられたのではないかと、ちょっぴり自負しています。(職員K)


09:00
2023/06/25

「かわいい子には旅をさせよ」と言うけれど

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小学6年生の娘が1年前から長野県で山村留学をしています。
娘はアウトドアが好きで、低学年の頃から週末には日帰りや泊りがけの子ども向けのイベントに参加していたので、娘も私も夫もその延長のような感覚でした。
説明会や現地見学会に参加して、「山村留学する!」と決めた娘は書類選考と面接を受け、晴れて合格通知を受け取った際は「なんて言っていいか、わからないくらいうれしい」と涙を流して喜んだそうです。(私は仕事で不在で、その瞬間には立ち会えませんでした。)

小学4年生から中学3年生まで20人弱で集団生活をしていますが、一人っ子の娘には兄弟姉妹がいっぱい出来たようなもの。
私達保護者にとっても他の子どもたちは甥や姪、スタッフや保護者同士は親戚のようなものです。
子どもたちが暮らす施設に行った時には「おかえりなさい」、帰る時には「いってらっしゃい」とスタッフが声をかけてくれるのも、そこは子どもたちにとっても私達保護者にとっても「いつでも帰ってくる場所」だから。

子どもたちはスタッフに見守られながら掃除や洗濯、食事作り、畑や田んぼ、薪作業、鶏のお世話をしながら地域の学校に通います。
子どもたちが使う食器は、陶芸家でもあるスタッフによる週2回の物作り教室で自分で作ります。
週末は子どもたちが企画してイベントをしたり、キャンプに行ったり登山に行ったりするので、平日も休日も忙しい毎日です。

「子どもが山村留学をしている。」と言うと、色々なことを言われます。
「寂しくないの?」「心配じゃないの?」「行くと決めたお子さんもすごいけど、送り出したお父さんお母さんもすごい!」等。
寂しくないわけではありません。心配してないわけでもありません。
でも娘から電話がかかってきますし、月に1・2回は学校行事や施設のイベント等で会いに行っています。
スタッフから電話やメールで連絡がくるので、離れていても様子がわかります。
こちらに住んでいたら出来ない経験をいっぱいしていますし、娘の人生観が変わるほどの経験も出来るかもしれない。
一緒に暮らす仲間やスタッフ等、多くの人との出会いもあります。

スタッフや他の子どもたちから話を聞くと、娘は整理整頓が苦手だったり、洗濯物を溜め込んだり、学校の宿題を溜め込んだり、「あちゃー」と思うこともあります。
日々の活動には積極的に参加し、頑張り過ぎて疲れてしまうこともあるようです。
一緒に暮らすお兄さんお姉さん、スタッフ、学校の先生方に見守られ、娘の世界観が広がっていることや成長を感じます。
私と夫も、子どもたちやスタッフ、他の保護者と一緒に色々な経験をさせてもらっています。
思い切って送り出して良かった…!と思います。

山村留学は1年単位なので、3月末が区切りとなります。
娘は来年の4月から中学生になりますが、長野の中学校に通うのか、こちらに帰ってきて通うのか。
娘の決断を待ちつつ、今は長野通いを楽しもうと思います。

写真は昨年、娘が作ってくれたマグカップとお茶碗。
マグカップは子どもたちとスタッフで育てて収穫した稲の藁の灰を使った釉薬が、お茶碗はリンゴの木の灰を使った釉薬がかかっています。
お茶碗の底には本の絵が描かれています。
「お母さん、本が好きだから。」
さすが娘、よくわかっています。



09:00
2023/06/10

米結びの謎

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 半年ほど前から、とある集団に熱を上げております。

 
 活動としてはWebメディアと呼ばれるものらしく、動画の配信や記事の投稿、ゲームアプリなど多岐に渡っております。中には、テレビ出演されている方もいらっしゃいます。

私は文学作品を取り上げた動画をきっかけに、彼等の他の動画も見るようになりました。ここのところ毎日のように見ています。

 メンバーの中に同郷出身の方がいる、というのも楽しみの一つです。

 

 ある日、いつものように楽しく動画を見ていたのですが、驚くようなことがありました。

 糸を結ぶ話の流れで、同郷の方が『米結び』と発言したところ、

「聞いたことない」

というようなリアクションを、その場にいた他の方々がとっていたのです。

 え!? 『米結び』って標準語じゃないの?

 『どどめ』が通じなかった時以来の衝撃を受けました(どどめは、桑の実の方言です)。

 じゃあ、米結びって、何?

 

 気になったので、とりあえず家にあった新解さん(新明解国語辞典のことです)で調べてみました。

 ……ない。

 家にある電子辞書で調べても、ない。

 これはもう、図書館のレファレンスコーナーだ!と、方言を含むいくつかの辞典を手に取ってみたのですが、ない。

 もしかして、ものすごい一部の人だけが使っている言葉なのか、いやそんな、まさか……。

 と、震えんばかりになった時に、見つけました。

 『米結び』は、『小間結び』の方言だそうです。私の出身県が記載されていました。

 『小間結び』も別の辞書で調べてみたら、図解されており、そうそう、この結び方!と、ほっとしました。

 同じ県内でも、いくつか違う言い回しもあるようでしたし、他県の友人に聞いてみたら『固結び』という、との声も出てきました。

 もうウン十年生きているのに、まだこんなことがあるんだなーと、地域独特の言葉の面白さを感じました。

  

余談ですが、件のメンバーのうち数名は、中央図書館に来られたことがあるのです。テレビ番組の出演で、撮影はまさにレファレンスコーナーで行われました。

当時、私はここまで夢中になっていなかったので、撮影当日は別のコーナーの書架で、汗水たらして働いていました。蔵書点検の日だったのです。

本当に惜しいことをしました。姿だけでも見ておけば……。

 

レファレンスコーナーの本は、館内閲覧のみの資料が多いので、ご注意ください。

調べ物がありましたら、撮影にも使われたレファレンスコーナーまで足を運んでみては。

 

 

 

【資料紹介】

・『新明解国語辞典 第八版 白版』 山田 忠雄ほか/編 請求記号:R813.1/ヤ 資料コード:612187571

・『新解さんの謎』赤瀬川 原平 請求記号:V914.6/ア 資料コード:610360177

・『日本国語大辞典 第二版』 小学館国語辞典編集部/編著 請求記号:R813.1/ニ 資料コード:610402517

・『広辞苑 第七版』新村 出/編 請求記号:R813.1/シ 資料コード:612012459



09:00
2023/05/15

顔についてつらつら考えたこと二題

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その1


マスクが嫌いだ。

幸運なことに花粉症ではないし、ひどい風邪をひきこむなどということも滅多にないので、嫌いなマスクと関わることはほとんどなく過ごしてこられた。
けれども3年前、好きの嫌いの言っていられない事態になったのはご承知の通り。
そんな当時のある日、外出の際にやむなくマスクを装着して何気なく鏡を見ると、マスクが傾いて斜めになっている。そのときは別段気にも留めなかったが、同じことが2、3度続いてようやく、左右の耳の位置が違う高さだからだと気づいた。私の顔は左右対称でなかったわけだ。
以前、人間の顔は左右対称に近いほど整っていて美しいのだと聞いたことがある。

…………………………なるほど、ね。
自分が美人でないことなぞとうに知っているし、だから今さらがっかりするわけもないが、まさかマスクに「…そういうことだからね(非美人なんだよ)。わかってるでしょうね。」と念押しされようとは。思いもよらなかった。

そして現在。
「マスクの着脱は自己判断で」となったのは、状況が少し好転
したからなのだから喜ばしい。

…のだが、見た目、という点から考えてみる。
顔の各部位の中で一番年齢が表れるのは口元だ。その口元をすっぽり隠してくれるマスクは正直言ってまことにありがたく、そのありがたさが当たり前になってすっかり慣れてしまった今、嫌いだったはずなのに「脱」に逡巡する自分がいるのである。


その2


母は認知症で、長いこと施設で暮らしている。
症状が進行してまったく会話ができなくなり、終日誰とも一言もしゃべらない日々を過ごしている。
ときどき面会に行くのだが、常に母の顔は怒っている。
人間、他人と言葉を
交わすということをずっとしないでいると、無表情からだんだん怒った顔になっていって、そのまま固まってしまうらしい。
さて、図書館司書はカウンターにいる時は接客業でもある。
司書として利用
する方の要望に応えられるよう努めるのは当然だが、一方、接客業である身はできるだけ感じ良くありたいと思う。
利用者の方に対する時は笑顔で。い
つもにこやかに。

…ということは、ですよ。
母のことと合わせて考えるに、できる限り口数多
くぺらぺらしゃべって、口の周りの筋肉および表情をほぐしておくよう努力するのも仕事のうち、ということになりはすまいか。
さすがにカウンター内でそれをやるわけにはいかないから、家に帰ってからしよう。仕事だもの、毎日励まなくては。
どんなに家族に嫌
がられようと。




18:44
2023/05/05

洋裁男子お見事!

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 手づくりの服には思い出があります。

 東京の叔母が年上のいとこのために作った、薄いピンクのギムガムチェックのノースリーブのワンピースが、お下がりとして私に回ってきた時がありました。胸元には同じ布で何重にもフリルが付けられ、凝った仕様でした。気にいって大事に着ていましたが、成長が早い小学生の頃なので、次の年にはサイズアウトになり、長く実家の押し入れにしまい込まれていました。母の葬儀後、生前の衣類の整理処分の時に発掘され、何十年ぶりに改めて見るとやはり丁寧な作りで、今でも十分ステキな物でした。そして思い出すのは今の私よりだいぶ若い(それでも立派な中年)の母の笑顔と日がサンサンと照る夏の一コマです。

 日がだいぶ短くなったと感じる頃の話ですが、返却のカウンターに
いた時、男性が洋裁の本を返却されたことがありました。ご家族に頼まれて「D門(お裁縫やお料理の本)」の本数冊の返却はよくあることなのですが、コートを自分で作ってみようという内容の本1冊のみの返却でした。
 返却に来た方には決して自慢するのではないが自分で作った作品に気づいてほしいオーラが漂っていたのか、それに惹かれついつい声をかけてしまいました。
やはり今着ているコートは自分で作られたとのことでした。コートの製作は裁断するパーツも多く、裏地もすべる素材なので縫いにくく私にとってはとても難易度が高く、それ故憧れて一度はチャレンジしたいと思っていました。ボタンホールも丁寧に手仕事で仕上げてあり、洋裁男子お見事!でした。次の作品を是非見せに来てほしいと
思っています。

 さて、この頃はコロナで制限がかかっていた日常がだんだん平常を
取り戻しつつあります。まだまだ全員がマスクを外せる状態ではありませんが、今年は地区の夏祭りがやっと復活できると期待していますので、今から小さい子どもの甚平の製作に取り掛かっています。100・110・120サイズの3着を作る予定です。実は何年か前に80サイズで作った事があったのですが、肌触り重視で選んだダブルガーゼの生地は、
何度も失敗しやり直ししていたら端がほつれ悲惨な結果になりました。
今回はリベンジです。三着も作るのは大変でも、楽しい思い出にするためには、しばらく製作に専念するしかないようです。



11:16
2023/04/16

朝10分間の習慣

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毎日が日曜日になった家族と始めたのは、ラジオ体操ならぬ「テレビ体操」。
少しでも硬い体をほぐしたいのと、規則正しい生活をと考えたからでした。
体を動かすことを習慣にしようと、まずは身近な運動をやってみることにしたのです。

さて、始めるにあたって、問題になったのは、
家族がラジオ体操を記憶していないということでした。
小学生の夏休みの間、6年間やってきて、忘却の彼方とは!
体に沁み込んでいたのではなかったのでしょうか?

ラジオを聞きながらでは無理なので、
テレビでお手本を見ながらするしかありません。
毎朝、6時25分からの「テレビ体操」を録画し、
私が起床してから一緒にすることになりました。
(家族がどちらかというと早起きなのに比べ私は寝起きが悪いのです。)

私自身はラジオ体操を覚えているつもりだったのですが、
テレビを見て行うと、
「なるほど、この運動は体の脇のリンパを刺激する運動なのか」、
「体を曲げることばかり意識していたけど、曲げる反対側を伸ばす運動でも
あったのか」とあらためて学びました。

朝の小さい習慣になってはや2年。
最近家族が体操を自己流にアレンジしていることに気づきました。
根が真面目な私は、「ああ〜、そうすると運動の目的が達成されない〜」と
気になりあれこれ言いたくなります。
しかし、そういう私も背中をそらす運動は禁止されているので、
該当する体操はアレンジしているのでした。
はい、沈黙を選ぶことにします。

続けることを大事にして、ゆる〜く穏やかに朝の10分間を過ごしています。


19:11
2023/02/24

毛糸は暑いうちに編め!

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突然ですが、私は何につけても凝り性の気質があります。

数年前、着用したままスマホが使える手袋を探すも
市販のものでは機能性やデザインに納得できるものが無く、
「無ければ作ればいいじゃない!」と思い立ちました。

「ハンドウォーマー」「指なし手袋」などの本を何冊も借りては読み、
探し当てた自分好みのデザインの作品を自らの手で編み上げるべく、
編み物が得意な友人に習って棒針編みにチャレンジしました。

当時コロナが流行する前でしたので友人と共に手芸店へ直接足を運び、
まずは輪針をはじめとした友人おすすめの編み物道具を買い揃えました。

次に毛糸。手芸店の壁や棚を埋め尽くす沢山の毛糸に圧倒されました。
大手メーカーの定番糸からニッチなブランドの高級毛糸まで
シリーズ各色ズラリとグラデーションに並んだ棚は壮観で、
新品の百科事典全巻が整然と並ぶ様に似た感動を覚えたものです。

本に載っていた指定糸は廃盤になってしまっていたため
素材や糸の太さが合う代替毛糸を見繕ってもらい、好きな色を購入。
早速その日から編み始めました。


 

綺麗さが気に入って選んだ編み込み模様は初心者には難しく、
糸の張り具合や編み目を揃えて模様を整える作業に四苦八苦しながら
最後はその友人の家で泊まり込み合宿をして何とか編み上げました。
その指なし手袋は毛玉だらけになりながら今でも愛用しています。

さて、この記事がなぜこのようなタイトルになったかと申しますと、
友人が「編んだものをその冬に身に着けたいと思ったら夏~秋のうちに
編んでおかないと完成が間に合わないから、夏頃から編み始めるのがよい」
と話していたのが記憶にあり、このフレーズと内容を思い立ちました。

現在、私の手元には数年単位で眠り続ける編みかけのマフラーが2本…。
多忙さを理由にして制作をサボって…もとい休止してしまっていたので、
今年こそはどちらかを完成させたいと思っております。

『裏も楽しい手編みのマフラー』掲載の両面アランのマフラー。


毛糸に合う編み図を自分で書き起こした赤い毛糸のマフラー。


さて、どちらに手を付けましょう?


[私が実際に使用した本はこちら]
・『裏も楽しい手編みのマフラー
嶋田俊之・著 文化出版局
(第四図書館所蔵 請求記号:594.3/シ)

[眺めるだけでも楽しめる、伝統文様が美しいオススメ本はこちら]
・『ラトビアの手編みミトン
  中田早苗・編 誠文堂新光社
(中央図書館所蔵 請求記号:D594.2/ナ)
・『スコットランドの伝統てぶくろ
  miro press・編 誠文堂新光社
(中央図書館所蔵 請求記号:D594.2/ミ)
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