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開館時間

中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

スタッフコラム
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2025/09/01new

大相撲にわかファン歴 約7年

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大相撲にわかファン歴 約7年

大相撲中継(名古屋場所)を見ていたある夏、祖父と相撲中継を見ていた幼い日を
思い出し、数十年ぶりに相撲愛がめきめきと復活…! 
それ以来、“大相撲にわかファン”としてお茶の間で活動中です。 
 
相撲の沼は奥深く、好きなところは語りつくせないのですが…
他のスポーツはない、良い意味で特殊すぎる感じ?に心惹かれています。

~大相撲の大好き&気になるポイント~
  ★服装&いでたち★
帯の色や化粧まわしに個性があって、どの力士も似合っていてかっこいいです。 
色とりどりの帯の色は力士を見分けるヒントになり、押し力士を見出すのに、にわかファン的にgoodでした。
化粧まわしを身に着けた力士の土俵入りはとにかく映えまくりで圧巻! 
屈強な力士がキャラクターの可愛らしい化粧まわしを着けることもあり、真剣な顔で土俵入りする姿とのギャップがたまりません。
   浴衣や着物を日常から着こなしている姿も素敵です。力士の日常の様子を垣間見る
ことができる相撲部屋の動画にもはまっています。
  ★所作★
   一番好きなのは「三役揃い踏み」!
千秋楽の残り三番の取り組み=「これより三役」の時に、三役の力士がそろって土俵に上がり、四股を踏みます。緊張感がある状況の中、そろった所作が見ものです。
千秋楽の山場で、主役級の力士を拝むことができて、なんだか得した気分になります。
  ★インタビュー&解説★
  取り組み後の力士のインタビューが大好きです。あまり多くを語らず、「一番一番、自分の相撲をする」といった感じなのが、硬派&クールでしびれます(武士のよう)。
  一方で引退して親方になった力士が解説を担当すると、現役時代は寡黙なイメージだった親方が意外と饒舌で話上手だったり、優しそうなお人柄が垣間見えたりして、これまた感慨深いです。
★その他いろいろ★
「懸賞」の多さ! 特に最後の取り組みのでの懸賞が、積み重なってクラッチバックみたいになっている様子は、大相撲ドリームが感じられて好きです。
   他にも…優勝力士への巨大マカロン授与、多彩な決まり手、弓取式、相撲字etc… 

などなど相撲の好きなところは語りつくせませんが、相撲は図書館で読み物&絵本でも楽しめます! 特に相撲をテーマにした絵本はどれもユーモア・迫力があって面白く、リズム感もあり、読み聞かせでも盛り上がります。 ぜひ読んでみませんか?


【相撲がテーマのおもしろ絵本】
『はっきょいどーん』 やまもと ななこ/作 講談社 
  『どひょー』 丸山 誠司/作 絵本館
  『とっています』 市原 淳/作 世界文化社
『どすこいみいちゃんパンやさん』 町田 尚子/作 ほるぷ出版
『どうぶつ勝負 はっけよい!』 大橋 慶子/さく 教育画劇

【分かりやすい&興味深い 相撲読み物】
『裏まで楽しむ!大相撲』 ダグハウス/編 KADOKAWA
『全部わかる大相撲ガイド』 田中 亮/著 成美堂出版 
『大相撲決まり手大図鑑』 ベースボール・マガジン社 


09:00
2025/08/20

ある夏の一日

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連日の猛暑の中、一大決心をして出かけた。
目的:『リト@葉っぱ切り絵展』を見る。目的地:吉祥寺美術館。



リト@葉っぱ切り絵(ここまでが名前!)さんは、ありふれたごく普通の葉っぱを使って切り絵作品を作る葉っぱ切り絵アーティスト。私はたまたま見たテレビ番組で葉っぱ切り絵を知り、とても興味を惹かれていた。展覧会が開催されているならぜひ見なきゃ!となったのだが、それにしても、だ。ぜひ見たいが、そのために外出することを一瞬ではなく三瞬ぐらい躊躇したほど暑い日だったのに、吉祥寺に来てみると駅前や商店街は人で大いに混みあっていた。みんなすごいな。

幸い展覧会場ではそれほどの混雑はなく、でも、それなりに賑わっていた。
さっそくいそいそと最初の作品の前へ。と、思わず「おおお!!」とヘンな声が出そうになってあわてた。だって何となく想像していたのよりずっと小さかったんだもの。考えれば当たり前の話で、普通の葉っぱなのだから大きめのものでもせいぜいおとなの手のひらぐらいの大きさだ。で、今度は心の中で我が身を罵倒した。最近とみに老眼の度が進んでいるのに、老眼鏡を持ってくるのを忘れたのだ。繊細で細かなものをよくよく見たいがために急に5歩ぐらい後ずさりしたり、かと思えば、私には元々軽い近視もあるので作品にくっつきそうになるほど近づいたりと、傍迷惑でアヤシイ動きをすることになってしまった。作品の実物とともに拡大撮影された写真パネルが展示されているので老眼でも充分楽しめるのだが、実物があればやはりそちらもじっくり見たくなる。

…などと言う前に、私はそもそも思い違いをしていた。葉っぱなのだから時間が経てば枯れたりしぼんだりして、作品の実物は無くなってしまうのだろうと思っていたのだ。実際は、枯れた状態だが弾力と柔らかさを保っている「ドライリーフ」というものに加工してから制作する、多少変色するが保存も可能になる、とのことで、これも考えてみれば当然の話だった。自然のままではすぐに乾燥してパリパリになってしまって、細かく切るなんてできやしないものね。せっかく完成した作品が1日やそこらで枯れてしまうなんて、はかなくて切なくて(…その感じもちょっと悪くない気がしなくもないが)、もったいなさ過ぎる。だから、そうだったそうだった。会場に入ってすぐ、作品の小ささに驚く前に、まず「実物がある!」とびっくりしたのだった。お詫びして訂正します。
けれどいくら加工したとて葉っぱはやはり葉っぱで、葉脈はあるし厚みが均等じゃないかもしれないし、紙とは違ってずいぶん切りにくいところもあるだろうに、1ミリ以下の極細の線でつながっている部分があったりするのだ。繊細で緻密で正確な技術に驚嘆する。

技術も凄いが、同じぐらい、いやそれ以上に絵柄がとても素敵。私が受けた印象に一番近い言葉は“happy”だろうか。もっと的確に言い表わす言葉がありそうな気がするが、語彙力がなくてパッと思いつけないのがもどかしい。
作品のほとんどは動物が主人公。絵柄自体は、ごく一例をあげると、仲良しの動物たちの誕生日パーティの場面、とか、カモのおかあさんが迷子になっていた子ガモたちを見つけた瞬間、といった絵本などにもよく出てきそうな風景で、特に奇を衒ったものではない。けれど、おしゃべりや笑い声、音楽まで聞こえてきそうだったり、大冒険が始まりそうな予感があったり、そしてユーモアにあふれていて、手のひらの大きさの中にhappyな物語がいっぱい詰まっている。
もう可愛くて楽しくて、なんだかうれしくなって、気付けば自分もにまーっと笑っているのだった。アヤシイ人だったのがアブナイ人になっていた。だが思い返すと、見ている人の大半がなんだか幸せそうな笑顔だったような気がする。たとえば、機嫌良くにこにこ笑っている赤ちゃんを見ているとこちらも意識せずに自然と笑顔になってしまう、そんな感じかなあ。
残念ながら言葉ではうまく説明できなかったhappyに興味を持っていただいた方は、ぜひ吉祥寺美術館にお運びを。

図書館にもリト@葉っぱ切り絵さんの作品集があります。
『葉っぱ切り絵 いきものずかん』(第二図書館所蔵) 資料コード:211221918
『まねっこカメレオン』(中央図書館所蔵) 資料コード:612351990

蛇足だが、せっかく猛暑の中を頑張って吉祥寺まで来たのだからと、帰りはもうひと頑張りして井の頭公園を通って帰った。私は井の頭公園が好きでたまーに散歩しに来るのだが、あれほどがらんとした井の頭公園は初めてだった。名物白鳥さんボートも一艘きり。商店街はあんなに混んでいたのに。いつもはわさわさ人がいる銭洗い弁天で、初めて100円玉を洗うことができた。これで宝くじを買おう。きっと当たる。

うん、暑かったがなかなか良い夏の一日だった。


09:00
2025/08/02

伊東市いっとこ

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 先日静岡県伊東市に行ってきました。周りには、熱海市、伊豆市、という観光都市に囲まれていますが、伊東市も海水浴場や温泉などで人気のスポットです。

 伊東市に行くきっかけは、友人の『イルカを見に行きたい!』という願望をかなえるためでした。私はてっきり水族館にショーを見に行くものだと思っていましたが、友人が私に送ってきたURLはイルカと触れ合いを楽しめる体験施設でした。プログラムによっては、イルカと泳いだりダイビングができたりするようでしたが、私たちが選んだのは、足元が濡れるだけの触れ合いコース。当日は生け簀のような場所に案内され、足が濡れる程度のところに腰を下ろすと、ガイドさんが吹く笛の音を聞き、イルカが顔を出しました。イルカたちは触らしてくれたり、(イルカのお腹はナスの感触でした)写真や動画を撮らしてくれたり、合唱を披露してくださったり、最後にはほっぺにキスをしてくれ、大満足なコースでした。
 


 メインイベントはこれだけではありません。次に行ったのは、伊豆シャボテン公園。あの有名な温泉に入るカピバラが見られる地です。さすがに暑いので温泉ではありませんでしたが、水にプカプカ浮かぶカピバラは見ることができました。しかし、魅力ある動物はカピバラだけではありません。リスザルに、レッサーパンダ、カワウソにフェネック、かわいこちゃんがいっぱいおります。そして何といってもおやつをあげられるのが魅力的!おやつをあげたあの瞬間は、中々に至高な瞬間でした。



 最後は、アンモナイト博物館に行きました。個人がやっているこぢんまりとした博物館でしたが、色んな時代のアンモナイトが飾っており、実際にアンモナイトを石から発掘する瞬間も見させていただきました。大なり小なり様々な形のアンモナイトは美しく、最後にはお土産にとても小さいアンモナイトの化石をいただきました。実際にアンモナイトも販売していました。思わず手がでてしまうくらい良心的なお値段。キラキラ光るアンモナイトなども購入できます。私の家がきれいだったら間違いなく買っていたのに、とその日一番無念に思いました。

 伊東市には個人がやっているような個性的な博物館が色々あります。他にはテディベアミュージアムやねこの博物館などなど。博物館めぐりだけでも一日楽しめそうです。
 
 こんなに魅力ある観光地を訪れないのはもったいない!という気持ちでいっぱいです。

 動物に触れあうのもよし、博物館をめぐり未知なる世界に浸るのもよし。夏休みの旅行どうしようかな、とまだ悩んでいる方、ぎりぎり日帰りができる伊東市に旅行はいかがでしょうか。



09:00
2025/07/20

我が家流ポイントカード

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我が家では、子どもたちが使えるポイントカードがあります。
どんなときにポイントがもらえるのかというと…

①ママが出したご飯や、給食を全部たべたら1ポイント
②お手伝いをしたら1ポイント
③失敗をしたら1ポイント
④本を1冊読んだら1ポイント

という感じです。

初代のカードを見てみたら、『やさいとくだものを1にち3しゅるいたべたら1ポイント!』とだけ書かれていました。偏食がちな長男に対して、どうにかしたいという思いから始めたことを思い出しました。時の流れとともに、子どもに期待することが変化し、気付けば項目は4つに増えていました…。なんて欲深な私…。

カード1枚は、30ポイントまでつけられます。1枚がいっぱいになると、ご褒美に、本か小さいおもちゃなどを買ってもらえます。ご褒美がないと取り組まない子になってしまうのではないか…という心配も少しありますが、我が家では、たまにならご褒美も良いと思っています。

最もポイントをゲットしてきた次男のカードは、いまや25枚目です。子どもたちが大きくなった今は、カードを子どもと一緒に作るときもあります。画用紙をカードくらいの大きさに切り、折り紙やシールで、子どもたちが好きなように装飾します。

この話をママ友たちの間で話したとき、あるママから「失敗って、あとから考えると失敗じゃなかったってこともあるよね?」と言われました。たしかに!『人間万事塞翁が馬』という言葉もあります。しかし、我が家の③ポイントは、そこまで深く考えてはいません。子どもが何かにチャレンジをして、うまくいかずに悲しんでいるとき、まずはそのチャレンジを讃えたいです。家を汚されたり、物を壊されたりしたときも、決して怒らず、まずはそのチャレンジを褒めたいです。「失敗ポイントだね!」と励ましたいです。でも、ときにはイラっとして、怒ってしまうときもありますが…。

さあ、夏休み!
ポイントカードを活用しながら、元気に楽しく過ごしたいと思います。

【関連資料】
タイトル:失敗図鑑
著者:大野正人 
請求記号:G280オ
資料コード:612054584


09:00
2025/07/10

ミッフィーの日

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 1955年6月21日、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが白いうさぎの女の子「ミッフィー」の最初の絵本を発表し、今年で70年になります。
ミッフィーの誕生70周年を記念して、6月21日が「ミッフィーの日」として、一般社団法人日本記念日協会より正式に認定されたそうです。

 4月下旬から5月中旬、都内のデパートでミッフィー展があり、行ってきました。
ミッフィー展に行くのは3回目。20年前の50周年、10年前の60周年の時にも行きました。
60周年の時は当日に会場で入場券を買って入れましたが、今年は会場での入場券の販売はなく、事前にコンビニエンスストアで日時指定の入場券を購入する方式でした。
当日、会場で入場時間を待っていたら、近くにいたスタッフの方に「当日券はないのですか?」と問い合わせる声が。
「今朝はあったようですが、今(お昼)は、もう売り切れだそうです。」とのこと…!
会場では原画やディック・ブルーナさんの映像の他、しかけのある展示もあり、大人も子どもも楽しめる工夫がされていました。
最後にグッズの販売コーナーで図録やグッズを購入し、帰りにデパートの外壁がミッフィーになっているのを撮影。ミッフィー展を満喫しました。


 6月、ある書店がミッフィーの70周年を記念して、ミッフィーと本をテーマにしたグッズを発売しました。
私がSNSで知った時にはオンラインショップでの事前予約が終わった後で、実店舗での発売日は所用があって買いに行けず…。
翌日、本店ではなく郊外にあるお店に「ダメ元」で買いに行ったところ、1点だけ品切れで、他はまさかの平積み…!
念願叶って、欲しかったグッズを購入できました。

 そして6月21日、長崎にあるハウステンボスでミッフィーエリアが誕生したそうです!
いつか、私以上にミッフィーが好きな娘と行きたいと思います。



09:00
2025/05/27

我が家のマヨネーズ物語

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世の中にマヨネーズ愛好者は多いと思いますが、
我が家にはなぜかそのマヨネーズが苦手な子がいました。
おかげで味付けにとっても便利なマヨネーズがほとんど使えない日々。
ポテトサラダやマカロニサラダの味付けはまず、オリーブオイルと塩、
酢(時々レモン汁)で味を整えておいて、我々大人のために
マヨネーズを風味づけにほんの少し加えるのみ。

私はマヨラーというほどのマヨネーズ愛好者ではありませんが、
それなりにマヨネーズは好き!でも、そこは大人なのだから
譲ってあげなくてはという気持ちで長年過ごしてきました。

が、しかし、その長い忍耐にも終わる時が来ました。
そう!子どもは大きくてなって巣立つもの。
うちの子も一人ぐらしを初め、とうとう独立したのです!

心の中で思わず喝采をあげる私。
これでマヨネーズの消費が極めて少ない生活とはおさらばです。
心ゆくまでマヨネーズを使える時代の到来です!

ゆで野菜をマヨネーズとお醤油少しで和えたり、
炒め物の仕上げはマヨネーズで決めたり、
玉子焼きやオムレツにマヨネーズを入れたり(しっとり焼き上がります)、
マヨネーズたっぷりのコールスローサラダを作ったり、などなどなど!

そのうち我が身の健康状態をかえりみて、
節制する日が到来するかもしれませんが、
ずっと切望していたマヨネーズ、今は遠慮なく使いたいと思います。


09:00
2025/05/15

落とし物が持ち主に戻りますように。

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これまでの自分自身の人生を振り返ってみると、仕事中もプライベートの時間も、落とし物を見つけてお届けすることが多いな、と思います。

今までに見つけた落とし物は、小さな物は、鍵、キャッシュカード、補聴器、ハンドタオル、お財布、化粧ポーチなど。
大きな物になると、カーディガン、ヘアアイロン、トートバックにリュックまで。

ここ最近見つけた落とし物は、出勤途中の駅の階段にあった、スマートフォンです。
乗り換えまでの時間にゆとりもあり、無事改札口の駅員さんにお届け出来ました。

思い返してみると、行き帰りの電車内で同じキャラクターが描かれた落とし物を見つけたり、駅構内の行く先々で落とし物を見つけて、何度も同じ駅員さんにお届けしたり…(最後には顔を覚えていただきました(汗))

母にこのことを話したところ、「きっと持ち主の元に戻りたくて、あなたに拾って欲しいんだよ。」とのこと。
正直なところ、急いでいる時や何度も落とし物を見つけると「また見つけてしまった…」という気持ちになることもありました。
「私は落とし物に選んでもらっている?」と思うと何だか悪い気もせず、今まで以上に、無事に持ち主の元へ戻って欲しいという気持ちで、警察や駅、お店にお届けするようになりました。

そういう私も、過去に大学で使う教科書やノート、教材一式が入ったケースを網棚に乗せて、うっかりそのまま電車を下りてしまったり、友人と映画の後にショッピングを楽しんでいたら、定期券を落としてしまったことに気が付いたり…。

どちらも問い合わせたところ、届けて下さった方がいて、無事に私の手元に戻ってきました。
届けて下さった親切な方に感謝、手元に戻ってきてくれた、大切な持ち物にも感謝の気持ちで、これからも自分が落とし物を見つけたら、今度は私の番!と少しずつ恩返し出来たらと思っています。
(終点駅まで受取に行く為に、車で連れて行ってくれた父も、定期券が落ちていないか一緒に探して、落とし物センターに付き添ってくれた友人も、そして前向きな言葉をくれた母も、どうもありがとう。)

図書館にも、日々様々な落とし物が届きます。
落とし物をしてしまったら、諦めずに是非一度、カウンターやお電話にてお問い合わせ下さい。
大切な持ち物が、あなたの元に戻れることを心待ちにしているかも知れません。


09:00
2025/05/01

奄美でザトウクジラに会いに行く

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 去年から3月上旬になると、奄美大島に行きます。ホエールスイムでザトウクジラを見るためです。今年は2回目。無事に見ることができました。
 3月の海はまだ寒く、水面でブルブル震えながら、クジラがいるはずの海の底に目を凝らします。息を吸うために上がってきたクジラの姿がはっきり見えるその瞬間、寒かったことなんて忘れて、「今年もいろいろな事があるだろうけど、大丈夫。だってクジラ見たし。」と思います。たぶんその「大丈夫」が欲しくて見に行っているのでしょう。

 ザトウクジラは12月~3月にかけて子育てをするために、日本の暖かい海に滞在します。3月は親子が見られるベストシーズンです。
 奄美の海ではじめて見たクジラの個体はまだ赤ちゃんで、それを知らなかった私は「やっぱり大きいですね」とニコニコで周りの人たちに話かけたら、「あれはまだ赤ちゃんね。下にお母さんがいるよ。」と指さした方へ視線を落とすと、今見ていた赤ちゃんクジラの何倍も大きなお母さんクジラが下から上がってきた衝撃は未だに忘れられません。たぶんちょっと叫びました。
 写真でしか見たことがなかったクジラが今、目の前にいる。体中についたフジツボが光に反射してどこか発光しているように見えて、泳ぎは優雅で美しく、尾びれを少し動かしただけで、瞬く間に見えなくなっていく。一回でもジャンプをすれば、人間の身体なんて押し戻されてしまうあの波の衝撃。どんなにたくさんの本を読んだって、実際に行って自分の体で体験することにはかなわないと実感したできごとでした。

 奄美大島は周りの自然も豊か。樹齢400年のガジュマルの木があり、江戸時代からそこにいるのかと思うと、その生命力と幸運に驚きます。ジャングルみたいにうっそうと茂る山には大量のハブが潜んでいますが、ナイトツアーで小さい耳が可愛らしいアマミノクロウサギに出会えるらしいので、次の機会には参加してみたいなと考えています。そして、お刺身や島豆腐、鶏飯にシュークリーム……どれも「ちゃんとおいしい」と思えるご飯も、何度でも行きたい理由の一つ。花より団子みたいな話しでまとまってしまいそうなのですが、機会があれば、これを読まれた皆さんもぜひ一度は足を運んでみてください。


09:00
2025/04/25

ギンギラギンに、さりげなく

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子どもの頃から、なぜか相反するものを兼ね備えている人によく憧れていた。

小学生の頃、おませでクールなべっぴんの優等生がいた。そんな外見に反し、クラスの男子としょっちゅうふざけたことをやったり言ったりして遊んでいた。クラスの他の女子たちがどう思っていたかは知らないが、私にはそんな彼女がとてもかっこよく見えていた。小学生の頃は、男子に近づく女子は、ぶりっ子だと断罪され、女子達から妬みの対象になっていたが、その子は他の女子と違い、媚びる感じもなく自然と男子と戯れていた。それも、さりげなく。

彼女は結局中学受験をし、私とは別の道を進んだが、しばらくたって地元で偶然会った時も、たいそうべっぴんさんであったが、相変わらずふざけていた。女子校に進学した彼女の三枚目さは、さらに磨きがかかっているようにみえた。そして話に聞けば、男子校の友達とつるんでいるらしかった。曰く、男子の方が馬が合うらしい。きっと彼女のことだから、さらりと、さりげなく、なのだろう。

 

また高校生の頃には、私とは別の学校ではあったが、部活動を通じて知り合いになった女子がいた。1年間の語学留学経験があり、アメリカで生活していた為か、どこをどう見ても私たちとは違うオーラを纏っていた。高校生でファッションに目覚めはじめた時期と相まって、アメリカ帰りの彼女は、すこぶるおしゃれに見えたし、実際おしゃれだった。地方の高校生の私には、当時読み漁っていたティーン誌に載っている東京の高校生と彼女が重なって見えていた。

彼女と話していると、ごくまれにであるが、彼女の口から英語が出てくることがあった。さながら、ルー大柴である。そんなこと、万が一にも他の女子がしようものなら、早速ウザいと断罪され、女子達から総スカンの対象になるが、彼女は違った。非の打ち所がないほどに、ナチュラルにルー大柴をやってのけるのだ。欧米か!、と突っ込みを入れたくなる、そんな彼女だったが、意外にも、いつも必ずアイロンのかかったハンカチとポケットティッシュ(さらにはソーイングセットまで!)を持ち歩いていた。彼女は、私達の誰よりもやまとなでしこであった。平気で制服で手を拭く女子がざらにいた中、そっと自分のハンカチを貸してくれることもあった。もちろん、さりげなく。

 

他にも、学生時代から今に至るまで、私の心に強烈な印象を残していった人たちがいる。彼ら彼女らの、ギンギラギンにさりげない様は、人と違うことはしない、はみ出さない、みんなとおんなじ、が安心だった時代に、だからこそ、キラキラと輝いて見えていた。そこにはたしかに「個性」が存在していたのだ。ありがたいことに、そんな人たちと身近に接し、時に吸収しながらここまで生きてきた。そうして何十年と歳を重ねてきた今、自分が目指す姿がある。それは...

ちょっと変で素敵なおばさん、である。幸か不幸か、ギンギラギン(ちょっと変)はもうすでに備わっているので...汗、相当時間はかかるが、さりげなく(素敵)磨きに邁進する日々である。

 

参考資料

タイトル:おなじところちがうところ

請求記号:E/

資料コード:612432963

 

タイトル:マッチ★ベスト

請求記号:C7CA/

資料コード:630113638

 


09:00
2025/04/05

夏嫌い克服

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新年度が始まりました。
新たな門出を迎える春ですが、生活の変化に加え寒暖差が大きく、体調を崩しやすいこの季節。毎日を元気に過ごすための健康法はありますか。

昨今の健康ブームもあって、自宅近くの公園では週末になるとウォーキングやランニングをしている人がたくさんいます。運動に限らず、今どきの「推し活」も健康につながるものかもしれないですね。

私の健康法はというとホットヨガです。ホットヨガは室温40℃、湿度60%前後の室内で行うヨガです。始めたころはサウナのような暑さと湿気にげんなりしましたが、今では高温多湿最高!と時間があればヨガに通っています。

始めたきっかけは数年前、ママ友の「ホットヨガってタオルしぼれるくらい汗かくよ」という一言。しぼれる汗って?と思いましたが、自分の体力の急降下に焦っていた時期。危機感はあっても運動神経ゼロで人見知りの私には、テニスやバレーボールといったスポーツは憧れつつもハードルが高く…。たまたま最寄り駅近くのビルにホットヨガスタジオが新しくできたので、挑戦してみることにしました。しばらくは筋肉痛になりつらかったのですが、それを乗り越えてからは、じわじわとヨガ沼にはまっていきました。

私にとってホットヨガのよい点は個人プレーであるところ。途中きつかったら休んでもいいし、簡単なポーズにしてもいい。周りに合わせるのではなく、マイペースで自分と向き合えるのがとても心地よいのです。
若い頃から夏の暑さが大の苦手で、一年中秋冬の国に暮らしたいと思っていました。あれほど夏がくるのが嫌だったのに、ヨガを始めてからは暑さがそれほど苦ではなくなりました。これもホットヨガをやってよかったことの一つです。

ヨガの先生はレッスン中に、何も考えず頭を空っぽにするとよく言っているのですが、私の頭の中は、帰ったら掃除と片付けして…、夕飯何にしよう…と雑念ばかり。つい色々と考えてしまい、いつも集中しきれないままレッスンは終わってしまいます。

無の境地には程遠いですが、楽しむことをモットーに汗を流し、これからも美味しいものを美味しくたくさん食べられるように元気でいたいと思っています。



「参考図書」
理由がわかれば心身が整う!ヨガを楽しむ教科書』 綿本 彰/著 ナツメ社 2022.7 請求記号:ケア/M498.3/ワ 資料コード:612284548

効かせるヨガの教科書』中村 尚人/著 主婦の友社 2021.7 請求記号:498.3/ナ 資料コード:211182650


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