蔵書検索


 
詳細検索
新着資料検索

利用方法
 

休館日

開館カレンダー


 中央 第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 第一
 第二
 第三
 第四
 月曜日
 祝日・年末年始
 特別整理期間
 iプラザ
 第二・第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 

開館時間

中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

スタッフコラム
12345
2024/07/10new

稲城の大切な風景

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

 暑くなってきました。これからの季節に食べたいもの…梨やぶどう!
稲城市内は、梨農家さんが身近なところで見られます。
通勤ルートに大きな梨農家さんがいくつかあり、図書館に通いながら、楽しく眺めています。

 春は桜の花と同じころに、かわいい梨の白い花が咲きました。同じバラ科だけあって、桜によく似た可憐な花です。
 花が終わると、若葉が出てきて、あっという間に大きな葉をたくさん茂らせます。
 5月、6月…しばらく変化なしだなと油断していたら、いつの間にか茶色の袋が葉の間から見えることに気づきました。実に被せる袋があちらにも、こちらにも!もう梨が実ってきているのですね。
ところどころ、薄緑色のきれいなぶどうも見えます。小さいけれど、シャインマスカット?
 春からずっと農家さんのお仕事ぶりを見てみたいなあと思っていました。
朝8時前には誰もいません。夕方もやはり誰もいません。昼間お仕事されている時間は私も図書館にいるので、なかなか会えないわけです。

 そうこうするうちに7月になり、暑くなってきました。
そして…念願が叶いました!農家さんのお仕事が7時台となり、毎日作業をされている様子を、通勤中に見られるようになったのです。

 雑草を刈っていたり、枝を見上げて作業していたり、農業機械で畑内を移動していたり…丹精込めて梨やぶどうを育てている様子を拝見できて、ワクワクします。

 出荷されるのは8月中頃でしょうか。今年も買いに寄りたいです。
稲城のおいしい梨やぶどうが世代を超えて、ずっと生産されますように。
稲城の大切な風景が子ども達に残っていきますように。
図書館でも梨の本を夏の終わりに展示したいです。



〈参考文献〉
ナシの絵本』(410846278)澤村豊/へん,梶浦一郎/へん,青山友美/え 農山漁村文化協会
しらべよう!47都道府県のくだもの』(411338881) 河鰭 実之/監修 野菜・くだもの探検隊/編著 汐文社 p.34~35


09:00
2024/06/25

運動音痴考 再び

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
オリンピックイヤーである。

 ずいぶん以前のやはりオリンピックが開催された年に、この欄で「運動音痴考」という文章を書いた。
 究極の運動音痴…って今はあまり言わないな。今ふうの言い方だと、身体能力の著しく劣った…は表現としてちょっとマズそうだ…身体能力が究極に高くない私と、オリンピックパラリンピック(長いので以下オリパラと言いたい)の選手の方たちとの間に流れる深い深い、絶対に越えられない深い河はどこから流れてくるんだろう、という素朴で切実な疑問から始まる、「考」というより愚痴、嘆きのような内容だった。

 またオリパラの年が巡って来たが、疑問は解けない。
もちろんオリパラの選手だって、持って生まれたものだけで選手になったわけではないことはようく分かっている。私などには想像もつかないような厳しい練習、鍛錬、努力を重ねてきたうえであの場にいるのだ。

 でも。あの人たちと私とでは土台、スタート地点が違うというのもまた事実である。
 オリパラから急に小学校の体育レベルの話になって恐縮だが、「逆上がり」を思う。
あれ、はしっこい子だったら幼稚園ぐらいでひょいっとできちゃうだろう。昔むかしの話だが、私は4年生になってもできなかった。さすがに恥ずかしくて、2カ月ぐらい早朝特訓をして、ようやく、ようやくできるようになった。しかしその頃友だちは、足をそろえてキレイにカッコ良く速く回るとか連続何回転とか手が届かないくらい高い鉄棒に挑戦するとかしていたのだ。私は2カ月特訓してやっとの思いでみんなのスタート地点にたどり着いたが、それより先にはもう進めない。

 それにしても最近は『1週間でできる逆上がり』とかそのたぐいの本やDVDがたくさんある。逆上がりって子どもの運動能力のひとつの指標的なものなのだろうか。

 さて、中学の体育の女性教師は学校を出たてで、その学校時代は私が最も苦手な分野である器械体操の選手だったという、私には天敵のような人だった。若いので友だちのように親しみやすく特に女子に人気があり、私も嫌いではなかったが、天敵は天敵である。
 今思うに、失礼ながらあの先生は、こんな簡単なことがなぜコイツにはできないのかと本気で分からなかったんじゃないか。自分も周囲の人間も身体能力エリートという人生を過ごしてきて、生徒を教えた経験も少ないのだから、当然かもしれない。未だに覚えているのは、鉄棒の授業で(また鉄棒だ。よほど因縁があるとみえる)出席簿を小脇にはさんだ格好のまま結構な高さの鉄棒をひょいと飛び越えてみせて、「こんなふうにやってみて」と言ったことである。「やってみて」って。「こんなふうに」って、あなた。お手本を見ただけで「そうか、そんなふうにやればいいのね」ってできちゃうなら誰も苦労はしないのよ。

 だからと言って、できない生徒を馬鹿にするような言を吐いたり、無茶ぶりで叱ったりしなかったことには感謝しているけれど。運動が苦手な人間って、中学生高校生の時にはそのことにものすごいコンプレックスを持っていて(もちろん体育というものがあるからだ)、そのため往々にしてひがみっぽいのだ。

 ひがみっぽいと言えば。
 あれから何十年も経ち、現在私は図書館に勤めている。これは完全に私の思い込みで何の根拠もないことなのだが、司書になるような人は、さすがに私ほどではなくても運動の得意でない人たちなのだろうと思っていた。ところが同僚に聞いてみると、学生時代テニスをやっていた、バスケをやっていた、陸上だ、バドミントンだ、ダンスだ、とまあみなさん華やかなのだ。…………なんだか非常に裏切られた気分である。

 …また「考」ではなく、単なる思い出ばなしと愚痴の繰り返しになってしまった。で、結局何が言いたいのかというと、オリンピックパラリンピックを楽しみにしてるよー、自分にはとても手の届かない高みに行った方たちの活躍を応援してるよー、である(取って付けたようだけれども)。私がこの先スポーツ全般を得意になることはありえないが、観戦と応援は好きなのだからそっちは得意になろう。
09:00
2024/06/15

始めました おいしい生活

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

 夏の終わりに面白いくらいにすってんころりと足を滑らせ、尾てい骨を道路に打ち付けてしまった。痛みで呆然とうずくまりながら、骨折かひびか、もしかして寝たきり生活が始まるのかなど最悪な状況が頭をよぎった。

 幸いひびも骨折もないとの診断。ついでに骨粗しょう症が気になっていることを相談してみた。体格や体質の似ている母が、晩年骨粗しょう症のため脊椎圧迫が起こり、痛みやしびれに苦しんでいたので、いずれは自分も同じような状態になるのではという恐れを持っていたのだ。

 骨密度の指標は、若年成人(2044歳)の骨密度の平均値を100%で表し、80%以上を「正常」、7080%を「骨量減少」、70%未満を「骨粗しょう症」と判断されるとのこと。

骨粗しょう症率は50代以降の女性で高くなり始め、60代女性では5人に1人、70代女性では3人に1人が骨粗しょう症であるといわれているくらい、加齢との関連が高いものらしい。

 懸念通り、「骨粗しょう症」のレベルに達していたことが判明した私は、飲み薬での治療を受けることになった。ただ、骨密度は急に上がったりしないものらしい。むしろ低下するスピードを抑制する効果をねらうとのこと。薬の服用に合わせ、ストレッチで柔軟性を保つこと、ビタミンDやカルシウムを含む食品を摂ることを推奨された。

 

 さて、ビタミンDは天日干しの食品に多く含まれる。天日干しが家で簡単に作れ、日常的に摂取できる食品として、シイタケを思いついた。ベランダで干しておけば、お天気次第で3、4日で作れる。あらかじめ細めに切ってから干すともっと短時間で干しシイタケになる。干すことによってビタミンDが増えるだけでなく、味も深くなり、さらに冷凍庫で長期間の保管も可能となり一石三鳥だ。豆腐が好物なので、朝食に戻したシイタケと一緒に湯豆腐でいただいている。シイタケの素材にもこだわりたいので、遠出した際には道の駅に必ず立ち寄る。風味豊かな肉厚のシイタケに出会えたときはことのほかうれしい。

 

 次にカルシウム。我が家では煮干しで味噌汁のだしをとる。そのため、出殻を再利用すればカルシウムも日常的に摂れることに目を付けた。家人がいろいろなレシピを試し、オリーブオイルでカシューナッツを炒め、出殻の煮干しを加えたら砂糖、みりん、しょうゆでからめるのが、最も手軽でおいしく頂けることを見つけてくれた。

 

 災い転じて福となす。骨粗しょう症から始まるちょっとおいしい生活。これからも健康第一に過ごしていきたいものだ。


09:00
2024/06/10

いつかきっと!

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

3月の半ばごろだったでしょうか、

埼京線に乗っていた時のことです。

いくつか向こうの線路を見覚えのない、

ベージュっぽい色の列車が並走していました。

少しゆっくりと走っているその列車は、

車両によって窓の形が違っていました。

少しずつその列車を追い越しつつ見えた車両の中には、

お座敷のような畳の部屋だったり、ソファーのような椅子だったり、

レストランのようなテーブルなどがありました。

 

鉄道に詳しいわけではない私ですが、

特急列車や風変わりなローカル鉄道などは

出会うと嬉しく、写真に撮ってみたり、乗ってみたいなと思います。

そしてふと、

『四季島』っていう列車かな?

と思い至り、早速スマホで検索してみると

大当たり!

『四季島』でした。

名前しか知らないその列車に

俄然、興味が湧いてきた私は、更にサイトを読み進んでみることに。

『四季島』とは、周遊型寝台列車(クルーズトレイン)と言って、

12日〜3泊4日の旅のコースがあり、

その旅程でしか運行されない、特別な列車でした。

 

車両の色はどうやら“シャンパンゴールド”というらしいです。

1つ1つの車両は、

1号車と10号車が展望デッキ(ソファに見えた椅子があるのはここ)、

5号車がラウンジで、6号車がダイニング、

7号車は四季島スイートとデラックススイート

それ以外の車両はスイートという客室になっています。

(お座敷のような畳の部屋は四季島スイートの中の和室だったようです)

 

食事は列車内でとったり、旅先のレストランなどでとるようになっていて、

どちらも一流シェフの豪華な料理が堪能できます。

(中華、和食、フレンチなど様々!)

そして時々停車しては、その土地を観光。

日程が長いものになると、現地の宿に泊まることもあるようです。

そうやって周遊しつつ、出発と同じ上野駅に戻ってくるのです。

季節にあった旅程が組まれ、行き先は近いところだと山梨や長野、

遠いと北海道とかもあるようです。

どんどん興味は増すばかり。

 

乗ってみたい!

しかし、同じ旅程で何日かの設定はあるものの、

1回の定員は34名という狭き門。抽選は必須です。

しかもこれだけ豪華なのでお値段もそれなりに・・・

でも、いつかきっと!

私の新しい夢ができました。


09:00
2024/05/25

○○の道は一日にしてならず

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
高校時代、合唱部と書道部に所属していた私。

県の合唱コンクールと書道展、文化祭のコンサートと作品展示とがそれぞれにちょうど重なる時期だったので、合唱部の練習と自主練習を終えたら、書道部で筆を持ち、遅い時には夜10時近くまで学校に残ることもありました。

合唱コンクールと書道展を終えた、高校2年生の3学期のある日。

合唱部の顧問の先生から「"合唱の道は一日にしてならず"とスローガンを書にして、部室に飾りたい。」との依頼を受けました。
県内の強豪校が部室にスローガンを掲げていると聞き、我が部もぜひ飾りたい!とのことでした。

書道部の顧問の先生の指導を受けながら、私自身も納得するまで何枚も書き、気が付けば完成までに1ヶ月以上かかりました。

その直後に先生は他校へ異動されることになり、約10数年に渡り合唱部をご指導くださった恩師の教えを形に残すことが出来たこと、先生が学校を去られる前に完成出来たことを嬉しく思いました。

高校卒業から10年を経た頃、母校が閉校になるとの知らせを受けて、卒業生として閉校イベントに参加しました。

部室の音楽室、あのスローガンはまだ飾ってあるのかな…と見に行ってみると、ありました!私の書!

額装にして飾っていたのですが、中の表装は残念ながらはがれてしまっていましたし、昔の自分自身の字は、今見てみると何だか恥ずかしかったのですが…
10数年間閉校になるその日まで、ここから後輩たちのことを見届けていたのか…と思うと、これまでお疲れさまと声をかけてあげたい気持ちになりました。

記念にと思い書の写真を撮影して、今でもたまに見返しています。

「○○の道は一日にしてならず」
合唱や書道だけでなく、きっと人生における何事にも通じることかも知れないと、大人になった今、そう思っています。


09:00
2024/04/15

知的好奇心

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
 先日子どもの入学式に参列し、そこで校長先生から頂いたお話にハッと気づかされる内容がありました。それは「知的好奇心を持って色々なことにチャレンジし、自分を成長させていきなさい」というものでした。これは中学生に向けての話でしたが、大人である私にも通ずることで、現状に甘んじていてはいけないのだと改めて心が引き締まる思いでした。
「知的好奇心」を持って生活しているかと言われると、正直そうでもない気がします。日々の生活にいっぱいいっぱいで、目の前のことをこなし、ただ寝るだけの毎日であるような…。


 そんな中でも最近、知的好奇心を少し刺激してくれるできごとがあったことを思い出したので記したいと思います。先日家族旅行で世界遺産の富岡製糸場に行く機会がありました。

 富岡製糸場についてはあまり予備知識がない状態でしたが、事前に図書館でそこに関する資料を何冊か借り、パラパラと見てから訪れました。
 実際にその場所を訪れてみると、まるで明治時代にタイムスリップしたような感覚になる、とても不思議な場所でした。当時の建物や機械がそのまま残り、当時そこで働いていた人たちの息づかいを感じるようでした。

 印象的だったのは、当時地元で流れた噂の内容で

  製紙場で働くと、雇い主のフランス人から生き血を吸われるらしい

というものでした。
当時の外国人に対する認識は恐怖でもあったのかもしれません。それだけでなく、明治時代としては画期的だった製糸の機械の数々や労働環境、建物の工法であったこと、ひとつの繭は一本の糸でできていること、製糸技術は主にフランスから輸入されたものでしたが、昔から富岡で行われていた技術を融合したことなど、これまで全く知らなかったことを知ることができました。

 製糸場を訪れたあとは、車の中で、家族みんなで自らが得た知識やその感想を言い合い、家族で知的好奇心を刺激しあう旅となりました。
(そのあとはアウトレットでショッピングを堪能しましたが笑)


 図書館で働いていると様々なジャンルの本に出会います。読んでいない本からは、今まで知らなかった事を知る喜びを感じさせてくれるものがたくさんあります。年齢を言い訳にせず、いつも知らないことへのアンテナを張ってワクワクするような毎日を過ごせればとても幸せだと思います。日々学校で知識を増やしてくる子供たちに負けずに、自分自身を常にアップデートする気持ちを持っていきたいと思いました。

      資料番号612241540 632/タ





富岡製糸場のトイレの扉
当時の女性の姿でした。
12:00
2024/03/05

ふきのとう

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

先日、近所に住む知人から「フキノトウ」を頂きました。

春先になると自宅の庭からたくさん生えてくるそうで、毎年おすそ分けしてもらうのが恒例になっています。 


さっそく、季節を感じさせてくれる到来物をありがたく料理しました。

まずは定番のフキ味噌。細かく刻んだフキノトウを多めの油で炒め、みりんで溶いた味噌と砂糖を加えて煮詰めます。フキのほろ苦さと味噌のコクが一体になって、温かいご飯に乗せたりおにぎりの具にしたりするのはもちろんのこと、日本酒のおつまみにもよく合います。

次に、さっと茹でたフキノトウをよく絞り、保存容器に入れ、少しの塩とたっぷりのオリーブオイルを注いだオイル漬けも作っておきました。こちらはベーコンやホタルイカなどと一緒に、パスタやリゾットに加えると新鮮な香りと食感が楽しめます。と言いつつ、結局は白ワインのお供として、薄切りのバゲットの上に乗せただけでそのまま食べてしまうことの方が多いのですが。

最後に、まだ「薹(とう)が立つ」前の、形よく丸まったものを数個、天麩羅にしました。毎日の食事の支度だとおっくうに感じる揚げ物も、こんな旬の食材だと不思議とわくわくしてきます。薄い衣をつけて揚げたフキノトウは外側の葉がサクサク、中心の蕾がもっちりとして、塩を振って齧り付くといくらでもビールが飲めそうです。

我が家の晩酌メニューに春の気配を連れてきてくれたフキノトウ。調べてみるとフキは数少ない日本原産の野菜で、平安時代からすでに栽培が始まっていたそうです。中央図書館でも、フキノトウをテーマにした絵本や美味しく食べるためのレシピ本などを所蔵しています。

著者:甲斐信枝
発行:福音館書店
資料コード:610491802

著者:高野昭人
発行:世界文化社
資料コード:611582527

著者:篠原準八
発行:三五館 
資料コード:611697570

09:00
2024/02/28

上野で博物館を楽しむ

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

大学生の頃まあまあな頻度で上野の東京国立博物館に行っていました。おもしろそうな特別展を見に行ったり、有名な刀や仏像が展示されているらしいと見に行ったり。
同じように国立科学博物館には特別展だけでなく、常設展を目的に見に行ったりしていました。

 

東京国立博物館(トーハク)の常設展は、国宝などの目玉の所蔵品を一年間で少しずつ入れ替えながら展示しています。公式サイトなどを見ると一年間の展示予定品が掲載されているので、見てみると面白いと思います。また、特別展もポスターやグッズをポップなものにしたり、展示方法を工夫したりして親しみやすい雰囲気づくりをされています。

 個人的に印象に残っているのは、三年前の特別展「国宝 鳥獣戯画のすべて」です。皆さんご存じ、うさぎとかえるが相撲を取っているアレです。そのシーンが載っているのは四巻の内の一巻目「甲の巻」だったのですが、なんと展示が動く歩道に乗りながら流れるように見ることができたのです。革新的な展示にとても感動したことを覚えています。鳥獣戯画は巻物なので、流れるように見れるという特徴を遺憾なく味わうことができました。コロナ禍だったこともあって、人がたまらないような工夫でもありました。グッズも図録も、ビビットカラーのデザインがかわいくて、色々買ってしまった記憶があります。

 

 国立科学博物館(カハク)では、興味深い最新科学の特別展が多く開催されますが、常設展もとても面白いです。恐竜の化石から動物のはく製、宇宙科学の展示まで幅広いジャンルの最新研究を分かりやすく楽しく展示してあります。

個人的に一番好きなのは恐竜の展示です。巨大な復元骨格の展示が並んでいるだけでなく、様々な工夫が施されています。たとえば、ティラノサウルスの標本がトリケラトプスの標本を待ち伏せするように展示されています。展示室の真ん中で、誰もが知っている恐竜が対峙していて、初めて見た時はとてもテンションが上がりました。そのような展示になっている理由も、研究によって判明した仮説から世界に先立って反映されているのです。詳しいことは最後に掲載する資料を図書館で借りてみてください。

 

博物館や美術館へ行くのはとても好きです。勉強になるからとかは関係なく、いつも「なんだかおもしろそうだなあ」とか、なんとなく興味があるからとか、その時の気分で行きます。気軽に行けるところにあるのがいいですよね。しばらく行けていないので、そろそろ行こうかなと思って書いています。

 

↓おすすめの鳥獣戯画の絵本↓

タイトル:かえるのごほうび 絵巻「鳥獣人物戯画」より 

著者:木島始/さく 梶山俊夫/レイアウト

資料コード:411378045


↓科博についてわかる資料↓

タイトル:国立科学博物館のひみつ 地球館探検編

著者:成毛 眞

請求記号:406.9 資料コード:411325041



09:00
2024/01/25

ある日の図書館から

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
 夕方、児童書架の整頓をしていると、幼い女の子の弾んだ話し声が聞こえてきた。親御さんに話しかけているのだろうか、それとも仲良しのお友達に会ったのだろうか。

 「みかん、おいしいね」
 「おかあさんがそういうと・・・○○ちゃんは~」

 その声に近づいてみると、本をめくっては何やらぼそぼそとお話をしているのは、2歳半くらいの女の子だ。スツールの上に上がって大切そうに本を抱えている。背を丸めている姿はちょうど親御さんに抱っこされながら読み聞かせをしてもらっているかのよう。ところどころ声色が変わるのはもう何度も読んでもらっていて真似っこをしているからだろうか。

 私が立ち止まって見入っているのに気づいたのか、少し離れたところで座って本を読んでいる小学生くらいのお姉さんらしき子がしきりに
「しーっ。しーっ。ちいさい声で」
と心配そうに繰り返し声をかけている。きっと注意されると思ったのだろう。女の子も急にお話をやめて首をかしげて私の方を見た。

 「ご本好きなのね、いいね。すごく楽しいお話ね。聞かせてくれてありがとう」

そう私が話しかけると、ぱぁーっと明るい表情に変わり、こっくりとうなずいた。お姉さんもほっとしたように微笑んだ。

図書館ではこのようなほほえましい子どもたちとの出会いが珍しくない。すっかり絵本の世界に入り込んで楽しんでいる姿からは温かな家族の絆すら伺え、私の方まで幸せのおすそ分けをいただいた気持ちになる。

翻って、年明け早々の自然災害で日常が一変してしまった子どもたち、長引く戦火の中でおびえた毎日を送っている子どもたち。想像をはるかに超えるたくさんの子どもたちが今日、今、困難な状況に置かれていることを思うと言葉を失ってしまう。
一日の終わりに、抱っこされて本を読んでもらい安心して眠りにつける、そんな当たり前の日常がどうか一日も早く戻りますように、と祈らずにはいられない。


09:00
2024/01/05

おかしな2人

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

ある日「どこにも出していない話」というテーマの番組を見ていたとき、思い出した出来事があります。

学生時代に知ったあるバンドに関することです。

そのバンドの曲を聴くことになったきっかけは学生時代、部活動見学の日のことでした。

さまざまな部活動を見て歩いていた時、通りがかりの教室に人だかりが見えました。

何の部活だろうかと思いながら人と人の隙間から教室の中を覗くと、中で上級生たちが演奏をしていました。

 

先輩達の演奏が魅力的だったのでその部活動そのものにも興味を惹かれましたが、同時にその曲自体にも興味を持ちました。

当時バンドブーム全盛期の上級生たちが演奏していたその曲は、ユニコーンの「おかしな2人」だったということを後から知り、また偶然ですが同じクラスの友達がユニコーンのファンでした。

そしてその友達が持っていたユニコーンのCDを一緒に聴く機会があり、「ユニコーンは作詞作曲をバンドメンバーが各々行なっていること」や「時にはメインボーカルが変わる」ことなどを教えてもらいました。

もしかしたら、それらは多彩な曲調や実験的な曲が多かった理由のひとつなのかもしれません。

バンドという形態を維持しながらも個々の活動を尊重するかのような自由な雰囲気がとても印象に残ったことを覚えています。

 

テレビ番組のオープニングテーマだった「働く男」と「スターな男」、年末になると気になり始める「雪が降る街」、ほのぼのとした曲調の「自転車泥棒」や、大掛かりな演出の「大迷惑」など、数々の名曲を生み出し、バンドブームを席巻したユニコーンはその後、解散します。

 

ユニコーンの解散が発表された当時、ユニコーンを好きな友達はとてもショックを受けていました。

友達曰く、少し前から「もしかしたら…」という兆候は少しずつあったそうですが、それでもまだ実際に解散するということを受け入れることには時間が必要だと、そんな風に話していたことが記憶に残っています。

 

彼らは解散や各々の活動を経て現在は再結成しているそうなので、いつかユニコーンを好きな友達(今でもファンなのか分かりませんが)に逢うことがあったら彼らの話をできればと思います。

 

タイトル:『THE VERY BEST OF UNICORN』

請求記号 :C7CA//

資料コード :630085669
09:00
12345