かいじゅうたちのいるところ モーリス・センダック/さく冨山房 (内容)おおかみのぬいぐるみを着て、大あばれをしたマックス。夕飯抜きで寝室に放り込まれたマックスは、舟に乗ってかいじゅうたちのいる所へ乗り込みます。センダック特有の細かいタッチの絵で、空想の世界が繰り広げられています。
かにむかし木下順二/文 清水 崑/絵 岩波書店 (内容)昔話「さるかに合戦」を絵本化したもの。繰り返し言葉や擬音的な言葉が、リズミカルで耳に心地よい。ほんのり朱をほどこした水墨画と独特の語り口が、味わい深い世界を作っている。数ある「さるかに絵本」の中でも人気のある一冊。
ぶたたぬききつねねこ馬場のぼる/さく こぐま社 (内容)おひさま・まど・どあ・あほうどり…。さあ、何の本かわかりますか。りんごの中からごりらが出てきて、ごりらの吹いたらっぱからは、ぱいなっぷるが飛び出します。そう、しりとりの絵本です。しりとりをしながら、一つのお話としても楽しめます。
ブレーメンのおんがくたい グリム童話 ハンス・フィッシャー/え福音館書店 (内容)年をとり、仕事ができなくなったロバは音楽隊にやとってもらおうとブレーメンへ向かいます。その途中、犬・猫・おんどりが仲間に加わり町をめざします。フィッシャー独特の線の美しい絵でグリムの昔話を盛り上げています。