3月といえば卒業シーズンですね。
ご卒業される皆様、おめでとうございます。
唐突ですが昭和世代の卒業式の歌といえば「蛍の光」と「仰げば尊し」が一般的だったように思います。
では最近は何でしょうか、とインターネットで調べてみると、そこには多様な曲が並んでいました。
学校あるいは世代や年代などの事柄が卒業式で使われる曲に反映されるようです。
また、その時の流行によっても変わるらしく数年前は定番だった曲が、数年経つとまた別の曲に代わっている、というパターンもある模様です。
そして、歌だけではなく卒業式そのものの雰囲気も学校によって多様化しているそうです。
個人的には、卒業式といえば厳かな雰囲気の中で粛々と進んでいたイメージがありますが、世代が進むにつれて和やかであったり賑やかな雰囲気が多い傾向となっているとのこと。
もしかしたら卒業式の雰囲気作りは、練習に使う時間数が限られているという事情も関係しているのかもしれません。
ところで卒業式の練習をすることで少しずつ卒業への気持ちを実感するようになり、実際に卒業式の日を迎えることで感傷的な気持ちを抱く方も多いことと思われます。
たとえどのような雰囲気であったとしても、お世話になった先生方や学校生活を共にしたクラスメイトと別れて各々の道を歩き出す気持ちは、卒業式ならではの独特なものではないでしょうか。
そして別れには新たな出会いの可能性が含まれています。
特に春は出会いと別れの季節と言われるほどです。
近年は学校や職場だけではなく、より多くの出会いの機会が待っていることでしょう。
どうぞ良い出会いにあふれますように。
参考資料
請求記号:C7CF/サ/
資料コード:630312954