新年度が始まりました。
新たな門出を迎える春ですが、生活の変化に加え寒暖差が大きく、体調を崩しやすいこの季節。毎日を元気に過ごすための健康法はありますか。
昨今の健康ブームもあって、自宅近くの公園では週末になるとウォーキングやランニングをしている人がたくさんいます。運動に限らず、今どきの「推し活」も健康につながるものかもしれないですね。
私の健康法はというとホットヨガです。ホットヨガは室温40℃、湿度60%前後の室内で行うヨガです。始めたころはサウナのような暑さと湿気にげんなりしましたが、今では高温多湿最高!と時間があればヨガに通っています。
始めたきっかけは数年前、ママ友の「ホットヨガってタオルしぼれるくらい汗かくよ」という一言。しぼれる汗って?と思いましたが、自分の体力の急降下に焦っていた時期。危機感はあっても運動神経ゼロで人見知りの私には、テニスやバレーボールといったスポーツは憧れつつもハードルが高く…。たまたま最寄り駅近くのビルにホットヨガスタジオが新しくできたので、挑戦してみることにしました。しばらくは筋肉痛になりつらかったのですが、それを乗り越えてからは、じわじわとヨガ沼にはまっていきました。
私にとってホットヨガのよい点は個人プレーであるところ。途中きつかったら休んでもいいし、簡単なポーズにしてもいい。周りに合わせるのではなく、マイペースで自分と向き合えるのがとても心地よいのです。
若い頃から夏の暑さが大の苦手で、一年中秋冬の国に暮らしたいと思っていました。あれほど夏がくるのが嫌だったのに、ヨガを始めてからは暑さがそれほど苦ではなくなりました。これもホットヨガをやってよかったことの一つです。
ヨガの先生はレッスン中に、何も考えず頭を空っぽにするとよく言っているのですが、私の頭の中は、帰ったら掃除と片付けして…、夕飯何にしよう…と雑念ばかり。つい色々と考えてしまい、いつも集中しきれないままレッスンは終わってしまいます。
無の境地には程遠いですが、楽しむことをモットーに汗を流し、これからも美味しいものを美味しくたくさん食べられるように元気でいたいと思っています。
「参考図書」
『効かせるヨガの教科書』中村 尚人/著 主婦の友社 2021.7 請求記号:498.3/ナ 資料コード:211182650