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スタッフコラム
12345
2018/02/01

鶴舞う

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年明けから何日か経ったある日、多摩川沿いを歩いていると、
凧揚げをしている子供たちの姿を見かけました。
季節ならではの遊びを楽しむのは素敵なことですね。


お正月の遊びといえば、他にもコマ回し、はねつき、福笑いなどいろいろあります。
私の郷里では、かるた取りが盛んでした。
かるたをしながら地元を知ることができる、郷土かるたです。
と言っても、それはお正月に限られたものではなく、遊びというよりも競技として。


小学生の頃、冬になるとそのかるた大会が行われるため、
子供たちは地区ごとに集まり、練習をしていました。
地域によって、やり方は違っていたかもしれません。
私の地区の場合、学校終了後、夕方というよりも夜に近い時間帯に、公会堂に集合していました。
ラジオ体操かるた版とでも言いましょうか。通うことには何の疑いもありませんでした。
冬の行事の一環として、幼い頃より刷り込まれていたように思います。

白い息を吐きながら、懐中電灯片手に、凍える思いをして足を運んだ先では、
只々かるたを取るという行為が繰り返されるのです。

しかしそこには、暗い中集まれる特別さもあって、一体感がありました。
勝負なのでもちろん、勝てば単純に嬉しかったですし、他にも
「自分の名前に入ってる文字の札が取れた!」
「『つ』の空読みでお手つきした!」
「『ち』の札を、○○ちゃんのお父さんが読み間違えた!」
(『ち』は特に世代によって、一部変化のある札なのです)
等々、かなり細かいことでも、賑やかに騒いでおりました。
今思うと、私のところは、あまり必死に練習していた感じではなかったのですね。

が、そんな環境下で育ったので、今でもかるたの札は暗記しています。
50音のうち1文字挙げてもらえれば、瞬時にその札を読み上げることも出来ます。
おそらく、県民でこのかるたを知らぬ者はいないはず。
ただ、私より若い世代はどうなのでしょう。現在の故郷事情を知らないので……。

敢えて、ここでは県名を明かしませんが、
知っている方は、既におわかりになっているのではないでしょうか。
わからない方は、推理してみるのも一興かと。(タイトルがヒントです!)


さて、稲城にも「稲城かるた」というものがあります。
稲城生誕100年目を記念して、市民の手で編纂、昭和63年に発刊されたものだそうです。
稲城市の古跡や自然、行事などが詠まれています。
行ったことのある場所や知っていることがかるたに出てくると、嬉しいものです。
知らなかった名所を見つけることも。

資料には、地図もついているので、お散歩の参考にしてみてはいかがでしょうか。
今までとは違った目で、稲城を見られるかもしれません。


参考資料
『稲城かるた 改訂版』
稲城かるた編纂委員会/解説・編集 
稲城青年会議所/発行
請求記号:K384/イ
資料コード:650089899

『写真で見る稲城かるたの今昔』
フォトクラブいなぎ/制作 
請求記号:K384/フ
資料コード:611753455

 


 


13:32
2018/01/23

想い出の1冊

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元々決して本好きという訳ではありませんでした。
1冊の本との出会いが私の趣味を読書に変えてくれたのです。

先日、大学入試センター試験試験が行われたのはニュースや新聞でも取り上げられました。
多くの受験生が並々ならぬ努力の末にこの日を迎えたことでしょう。
私自身も10数年前は受験生であり、苦労した経験があります。
高校三年生になって部活動も引退、遅ればせながら受験勉強を始めた私は
何から始めたらよいかも分からず、とりあえずセンター試験の過去問に手を出しました。
その時、現代文で吉本ばなな先生の『つぐみ』が出題されていたのです。
あまりの面白さに問題そっちのけで『つぐみ』に夢中になってしまった私は
どうしても全文読みたくなり、勉強を切り上げて図書室に向かい一気に読みました。
その後、吉本ばなな作品を手当たり次第に読み漁ったのです。


徐々にほかの作家、ほかの分野を読むようになり、
今はもっぱらミステリー作品ばかり読んでいます。


センター試験のニュースを見ながら、そんなことを思い出しました。


21:54
2017/12/18

福袋

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 早いもので、気がつけばもう12月も半ば。今年も終わりに近づいています。
この時期になると、私の気持ちはソワソワと落ち着かなくなります。
それは、私の好きな「福袋」の季節がやってくるからです。


 怠け者で小心者の私は、早朝から店頭に並ぶ…。高価なもの爆買いする…。
などということはしません。いや、出来ません。いつも利用するコーヒー店のものや、
お気に入りの雑貨店のものなど、毎年お決まりのものを幾つか購入します。
 それでも、「福袋」を手にする時の気持ちは、なんともいえないものがあります。
「福袋」を選ぶ時の緊張感。
「福袋」を目の前にして何が入っているのだろう(だいたいわかっていますが…)と想像する時の期待感。
「福袋」を開けて、欲しかったものが、たくさん入っていた時のお得感。
そして、満足感。などなど…。
 稀に好みではないものも、入っている事もありますが、それはそれで新鮮です。
 恒例の“年始イベント”というような意味合いも、私の中にはあるのだと思います。

 稲城市立中央図書館にも「福袋」があります。
 年始に年齢別・テーマ別に何冊かの本を袋詰めにし、「福袋」として貸し出します。
どのような本が入っているのかはお楽しみ。自分では選ばないジャンルの本や、初めて手に取る作者の本など、新しい本との出会いがあるかもしれません。


また「福袋」とは少し異なりますが、「めかくし展示」というコーナーが稲城市立中央図書館にはあります。
スタッフが選んだお薦めの本を、ラッピングして見えないようにし、最初の一文だけを表記して貸し出しをしています。
中にどんな本がはいっているか、わからないという点では、「福袋」と共通するものがあると思います。よろしかったら、覗きにいらして下さい。

ワクワク・ドキドキを運んでくる「福袋」。
皆さんも、ワクワク・ドキドキを味わってみませんか。


19:34
2017/12/15

紅葉散歩

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早いもので、紅葉の見頃は終盤に差し掛かっています。
少し前に稲城散歩をしてきました。
今回は、紅葉真っ盛りの上谷戸親水公園に足を運びました。



上谷大橋の下からは、市政施行45周年記念事業として、
これまでの市の歩みを象徴する存在となる
市の鳥、「チョウゲンボウ」が見られることも。

少し移動して、上谷親水公園から若葉台方面へ歩いていくと、
稲刈りあとの掛け干しの懐かしい田園風景が広がります。




東京とは思えないのどかな風景。
こんな風景がずっと残って欲しいなぁ、
と思いながらほのぼのとした気持ちで、家路につきました。


14:31
2017/12/05

異国でローカル酒 in 台湾

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私にとって旅の大きな楽しみの一つは、お酒を飲むこと。
宿泊しているホテルのバーで寛ぐのも素敵だけれど、地元のお店に入ってみると、観光とはまた違った感覚でその土地と触れ合えるような気がします。たまにお店選びに失敗してしまうこともあるけれど(観光客ばかりだったり、常連さんばかりの渋すぎるお店だったり)、たいていは、旅行中だという緊張が解けていくような、ぜいたくで気持ちの良い時間を過ごすことができます。

 
さて、今回のチャレンジは『異国でローカル酒 in 台湾』。
いわゆる居酒屋的なお店は、台湾では『熱炒』と称される模様。普段は現地に到着してからのお店選びですが、今回はぜひ行ってみたい場所がありました。「世界入りにくい居酒屋」というTV番組で紹介されていた「阿才的店」です。


決行当日。道に迷いながらもなんとか到着すると、お店の前では何人かの男性達が、大きな(と聞こえる)声で輪になって喋りながらたばこを吸っています。おお!台湾って感じがする!その間をすり抜け、いざお店の中へ!


店内は何組かのグループ客で盛り上がっており、予想通り「いらっしゃいませ」的な声はなし。むう。どうしよう…と、横のテーブルにいた女性が、(おそらく)「上へ行け」みたいなことを指示してくれたので、それに従って階段を上に。階上に立っていたお兄さんに話しかけるもあっさりスルー。あ、お客さんでしたか…。

ようやくお店のお母さんを見つけ、たどたどしい英語と身振りで2名であることを伝え着席。ネット情報によると、ビールははじっこにある冷蔵庫から自分で持ってくるシステムだったはず。いいんだよね?とキョロキョロしながらビールを取り出し、まずは乾杯!


暑い中散々歩き回った体に、台湾のすっきりとしたビールはするすると染み込んでいきます。お酒を飲み始めてしまえばもう無問題。日本語の説明があるメニューから料理をチョイスし、その後は大いに台湾の夜を満喫しました。


料理はどれもおいしくて、女2人なのでたくさん食べられないのが残念。1987年にオープンしたという店内には古い映画のポスターや家具などが置かれ、ノスタルジックな雰囲気が漂います。民主化運動の際には、運動家が集まる場所としても知られていたそうで、街の中とは異なる台湾の歴史とたくましさの一端に、ほんの少しだけ触れられたような夜でした。


たぶん一言も声を発しなかったお母さんは、お会計を少しおまけしてくれました。そして、謝謝、という私たちにニヤリと笑い、気のせいか?と思うくらいほんの少しだけ手を振ると、すぐにまたむっつりと仕事に戻っていきました。


おいしいごはんとおいしいお酒。ゆるりとした何物にも代えられない時間。
再見!

★関連資料:『世界入りにくい居酒屋 異国の絶品グルメ図鑑』611831631、673.9/ニ
      『an・an』2017年4月12日号 620475858、書庫


18:56
2017/11/18

運慶、すげぇ!

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「運慶、すげぇ!」 

……とは、仏像好きで知られるイラストレーターのみうらじゅんさんの言。

現在(11月末まで)上野の国立博物館で「運慶展」が開かれています。
よく駅などにポスターが貼ってあるのでご存じの方も多いと思います。
図書館にも貼ってありますよ。


仏像好き運慶好きを自認する身としてはこれに行かずしてなんとしょう、
となんだか変な言葉遣いになって早々と前売り券を購入し、手ぐすね引いて
待ち構えていました。


いましたのですが。

この手のものはなにしろ混みます。始まってすぐの時期は特にそうでしょう。

運慶は大好きですが、それと同じぐらい行列が大嫌いです。
「3時間待ち」とか言われたらどうしよう。

少し待って会期の中ごろになれば多少落ち着いてくるかしら、
などと思っていたちょうどその頃、テレビの美術番組で運慶展の特集が。
件のみうらじゅんさんの発言はこの時のものです。


…やれやれ。おかげで人出が盛り返してまた増えるだろうな。
しかたなくさらに2週間ほど待ち、さすがにもうこれ以上待てないよー、
と我慢できなくなった11月某日。ようやく、いそいそと出かけました。

 

上野駅の公園側出口あたりというのは、つねに大勢の人がぞろぞろ
歩いているところです。その流れに乗って歩いていると、なんだか
自分以外の全員も運慶展に行く人のような気がしてきて、気が急いてきます。


負けてはならじ、と、また変な言葉遣いになって、気分は小走り。
歩いていくうちに各方面に分散していくのですが、やはりかなりの人数が
国立博物館を目指しているもようです。さらに小走りになって(気分が、)
会場の平成館に到着すれば、おお、やはり行列。「20分待ち」。
20分ならたいしたことないや、ラッキー、と並びましたが、実際には
10分ほどで入場できました。ほんとにラッキー(^0^)。

さて入場すると、まず出迎えてくれるのは、奈良県は円成寺蔵の大日如来。
運慶20代のデビュー作。超、個人的な話ですが、私の最も好きな仏像です。
その大好きな大日如来さまをガラスなどで隔てられることもなく間近で
じっくり見られるのですから、顔もでれ~っとにやけてこようという
ものです。


よだれの垂れそうな顔になって、まずは正面から全身のお姿をとっくり
眺める。右横顔を眺め左を眺め、後ろから背中を眺める。もう一度正面に
回って、カッコよく印を結んだ両手をほれぼれと眺める。凛とした少年の
お顔の仏さま。いやー大日如来、やっぱりいいわ!しょっぱなの
大日如来さまだけで、おなかいっぱいとまではいきませんが腹八分目ぐらい
満足です。

 

仏像を見るたびに思うのですが、仏師はモデルを使ったのでしょうか。

特に、運慶といえば「=リアリズム」なわけですが、たとえば今回の
目玉のひとつである無著・世親像。インドの高僧だそうですが、
どう見てもリアルに日本のじいさまのお顔だし。まあ運慶さんインドの人を
実際に見たことなどなかったでしょうから、当然か。

やはり目玉の八大童子像。年甲斐もなく思わず「カワイイ~っ♡!」と
声が出たほどいきいきした表情で、こんな感じの子、本当にそこらへんに
いそうです。モデル、近所の子どもだったとか?とすると、
「運慶のおいちゃん、ぼく疲れたよ~。ちょっと座って休んでいい?」
「まだまだ。もう少し辛抱せんかい!」なんてやりとりがあったりして
笑。……………しょうもな(^^;)。

 

運慶仏には瞳の部分に水晶をはめ込む「玉眼」という手法を取り入れたものが
多いことはよく知られていますが、その玉眼の帝釈天を見ていた時です。

見上げた角度や位置とライティングがちょうど良い具合だったのか、
瞳がめらめらと燃え上がるように金色に光って見えて、思わず息を呑んだ
瞬間がありました。


その昔は、薄暗いお堂の中ろうそくの灯りを受けて、炎の瞳でたたずんでいた
であろう帝釈天や不動明王。さぞや迫力があったことでしょう。
…と想像すると、管理・保存が大事なことはわかるけれど、仏さまには
ガラスケースに入ったりなどせずお堂にそのままお立ちになっていて
ほしいな、と思うのでした。それに仏像って文化財でもあるけれど、
そもそもは信仰の対象なのだし、ね。

 

余談。

逸品ぞろいの運慶展、大満足。とりわけ、大好きな大日如来と可愛らしい
童子の余韻が残り、口元がゆるんでしまりのない顔のまま帰宅しました。
そこに息子の冷たいツッコミの一言。「仏像見て笑ってるおばさんて
不気味じゃね?」

 

図書館ではもちろん運慶関連本を数多く所蔵しています。イチオシは
もちろんもちろん大日如来の写真集!わざわざ上野まで
行く気はしないけど…、という方もぜひご覧になってみてください。
運慶、すげぇ!……と思われること請け合いです。


<資料紹介> 

『魅惑の仏像 28』写真・小川光三(請求記号:718/オ)
中央図書館所蔵(資料コード:610403908) 


11:00
2017/11/01

秋の日の小さな旅

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 今年の10月はお天気の悪い日が多くお出かけもままなりませんでしたね。
気づけばもう11月です。台風と台風の合間のつかの間の晴れの日に2ヶ所、
ミニドライブに行ってきました。

 最初に自宅から車で40分ほどの寺家(じけ)ふるさと村へ行ってきました。
横浜市青葉区の北端にあり、川崎市柿生と町田市三輪町と接するところです。
自然が多く残り里山と田んぼが美しい田園風景をつくりだしています。
住宅地のすぐそばなのに、ちょっとした旅行気分になれる場所です。
まだ木々は紅葉していませんでしたが、稲穂が頭を垂れている田んぼと
すでに稲刈りが済んでいる田んぼが混在しており、どこかでのどかにさえずる鳥の声、
ゆっくりと回る水車などに懐かしい気持ちになり癒やされました。
寺家に来ると必ず立ち寄るコーヒー屋さんで豆を買い、
ついでにコーヒーを一杯飲むのも楽しみの一つです。

 次に行ったのは、やはり自宅から車で30分ほどの神代植物公園です。
バラフェスタをやっているのですが、もう会期も終わりではありませんか。
今年は春バラを身損ねたので、ぜひとも行かねばなりません!
閉園時間の1時間ほど前に到着し、駆け足でバラ園を見てまわりました。
馥郁たるバラの香りと夕日に照らされた花の美しさに大満足です。
ゆっくり見られないのが残念で、閉園時間になり後ろ髪ひかれる思いで公園をあとにしました。
次回は時間に余裕を持って訪れ、できればガイドツアーにも参加したいものです。

 秋晴れの一日、楽しいミニミニツアーでした。


 


19:06
2017/09/28

国立博物館へ行ってきました。

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「国立」が冠される博物館は国内にいくつ存在するかご存知ですか。

東京国立博物館、京都、奈良、九州の4つを国立文化財機構が所蔵しています。
この他にも、運営母体の異なる国立博物館や国立民族学博物館、国立近代美術館
などがあります。今回訪れた国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)は、通称、
歴博と言い、佐倉城趾の一角を占め、日本の「考古、歴史、民俗」の3分野を
展示の柱に据えています。

歴博は国立大学共同の研究機関で、展示内容の充実はもちろんのこと、展示方法
にも国立博物館の矜持が感じられます。人類の始祖から現代までの歴史が
日本を軸に紹介され、暮らしぶりの模型が再現され、妖怪展などその時々の
催し物も意匠が凝らされています。
ただ日本史を専攻した学生時代の苦い思い出がよみがえりました。
石器時代から見始め中世、近世と歩を進め、近代にいたる前にグロッキー。
なぜ同じ轍を踏む。時間切れになることを予測できない。
今回に至っては体力にあわせたペース配分というハードルまで加わったことに気づく始末です。
近いうちに再訪しようと思います。
問題解決には現代から遡ればよいのです。うん?順路というものが。
ひとり逆ルートはまずいでしょう。

<豆知識>  
                                
「民俗」と「民族」の違い、いままで気にとめたことがありませんでした。
・歴史民俗博物館(ex.千葉県佐倉市)主に日本の歴史や人々が対象 
・民俗学博物館(ex.大阪府吹田市)世界の民族が対象

民俗学という言葉を使い始めたのは、日本の民俗学の父と言われる柳田国男氏。
自国の民間伝承や言葉・風俗・信仰などに関する学問を広めました。
近年、民俗学の対象は多様化し、風物詩として定着した節分の恵方巻きや
ガンダムのプラモデル、老人介護など、研究の対象は広がりをみせています。


〈本の紹介〉 

『まよいが』汐文社(Y726.6/キ 柳田 国男/原作、京極 夏彦/文)
『日本の昔話と伝説』河出書房新書(388.1/ヤ 柳田 国男/著)
『被差別民とはなにか』河出書房新書(380.4/ヤ 柳田 国男/著)
『プラモデル進化論』イースト・プレス(507.9/コ 今 柊二/著)
『イルカと日本人』吉川弘文館(384.3/ナ 中村 羊一郎/著)
18:55
2017/09/21

高尾山行

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(えーっ、ハードな道は登らないって言ったじゃない?
 この急勾配、うー、つらい!)

東京出身の人達は、日光へは必ず行ったことがあって、
三多摩地区の人達は高尾山へは遠足等で何回も来ている…らしい。

大人になって関東に住むことになった私は、日光は何度か行きましたが、
高尾山は、今回が初めて。
何より、山登りというものが人生で初めてのような気がします。

高尾山口で、まずはとろろそばで腹ごしらえをして、1号路をいざ、登らん!
8月末の、長雨が終わって再び暑くなった頃でしたが、木立で日光がさえぎられ、
風が気持ちよく吹き渡ります。

ガイドブックに“舗装されているので、子供でも問題なくのぼれます”、ってありました。
子供は問題ないでしょう、がしかし、心肺機能の衰えた私には予想以上にきついこと、きついこと。
そして、舗装されているばかりに商用車の往来も多く、その都度、車をよけなければなりません。

勾配がきつくなり、戻ってケーブルカーに乗りたい、と思った時には、既に遅し。
半分くらい来てしまい、行くも返すも…。
こうなったら、前進あるのみ、か?

途中、「この後、他の人たちと待ち合わせてケーブルカー高尾山駅から更に頂上まで行く予定なのよ」
と聞き、顔つきと手振りでNo、Noと意思表示。無理無理無理‼
言葉を発するのも苦しかったんですね。

友人達に歩調をあわせてもらい、40分後なんとかケーブルカーの駅に辿り着きました。

待ち合わせ場所で20分ほど休憩したら、次の山頂までのコースは今迄よりは楽だから、
との言葉に次へ進めそうな気がしてきました。

行って良かったー!!

たこ杉も見ることができたし、クルクル回る六根清浄の石車も回すことができました。
鳥居のある薬王院でお参りもしました。
植物に詳しい人がいて、色々教えてもらうこともできました。
でも、ごめんなさい、忘れた植物の方が多いのですが、とても楽しい山登りでした。

開けた山頂は気持ちの良い所で、少し霞んではいましたが、眺めも良く、
美味しい空気を胸いっぱい吸いました。


最後はビアマウントにてカンパーイ。
数時間前、ひぃひぃ言っていたのが嘘のように、美味しくビールを頂きました。


初めての高尾山、やっぱり、行って良かったー。

 


21:18
2017/09/10

「黒板アート」

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「黒板アート」をご存知ですか?

 文字通り、黒板にチョークやパステルで描いた画です。
少し前にはポカリス…のCMでも使われていました。様々なイベントでも展示され、
黒板アートは今や美術の1ジャンルとなっています。

 実は稲城市の小学校では毎年、この黒板アートが、夏休み明けの教室の黒板に描かれ、
子供達へのサプライズプレゼントになっているのです!      

 描いているのは、稲城在住や縁のあるアーティストやクリエイター達。
全員が完全ボランティアで、担当する教室の黒板に子供達に向けて、思い思いの画を
描いていきます。そして2学期初めの登校日、宿題を抱えてやって来た子供達の前に、
黒板いっぱいに描かれた作品が広がるのです。


 今年は若葉台小学校で行われ、東京MXTVや、東京新聞、毎日新聞等でも
取り上げられていたので、ご存知の方も多いかと思います。
この試みは、3年前、市内在住の画家、稲田善樹先生の発案、声かけにより、
第四小学校で始まりました。昨年は城山小学校、向陽台小学校、今年の若葉台小学校で4校目です。
描き手のアーティスト達の幅も広がり、駒沢女子大学の学生さんや、小学校の保護者グループ等、
様々な人が参加しています。かく言う筆者も、素人の有志枠で毎年参加させて頂いています。


 黒板にチョークで描く…というと、子供時代に教室に落書きした思い出が蘇るのですが、
いざ黒板の前に立つと、まずその大きさに圧倒されます。そして描き始めると、学校の黒板は、
やはり絵を描く為には作られていない事を思い知らされるのです。
面は塗り辛いし、一度塗ったところに色を重ねようとすると前の色は落ちてしまうし、
チョークの粉は舞うし…。
また必然的に夏休み最後の数日を使って描くので、暑い最中の作業や通学になります。

そんな苦労の多い黒板アートですが、教室に入って来て、驚きや喜びの声をあげる
子供達の姿を見ると、全てが報われます!

 アートに関心の無い子でも、普段見慣れた教室が、どこもちょっとした美術館に変身している
のに驚き、みんな目を輝かせて作品を見てくれるのです。また学校の計らいで保護者も見学出来た
ところでは、親子でアートを楽しむ姿が見られ、それはとても微笑ましい光景でした。

子供達が一通り楽しんだ後は、先生方が消して下さり、教室はいつもの姿に戻ります。
たった一日だけの儚い作品、というのもまた、黒板アートの醍醐味でしょうか。
(先生方、ありがとうございます。)


 聞くと、2学期初日は、子供の自殺が一番多い日だそうです。アートを楽しむだけでなく、
"ある年のその日は学校が特別なところになっていた!"…という事が、子供達の心の中に
良い思い出となって残ってくれればいいな、と思うのです。

関心を持って下さった方は、図書館にて新聞の記事をご覧になって下さい。
(8月30日 東京·毎日新聞 朝刊)


08:13
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