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スタッフコラム
12345
2019/02/19new

春になったら

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
寒さの厳しい日が続いていますが、
日差しに力強さを感じる日が多くなり春の間近さを実感します。
春になったら何をしたいか考えると楽しみがわきます。

春になったらしたいことは
今年こそ猫の額ほどの我家の庭に柑橘類の木を一本植え、
赤い花のゼラニウムを植えたいと思っています。

東北出身の私にとっては、
庭にみかんやレモンが生っている光景は感激ものでした。
関東出身の方には見慣れた風景でしょうが、
暖かく日差しもたっぷりあることを証明するものに感じました。

年配の北海道出身の方から、昔北海道には柿の木がなく、
関東に来て下宿先の庭で柿の実が生っているのを見て喜び、
無断で取って食べたら渋柿でバチが当たったと笑いながら仰っていました。
それと同じで気持ちが良く分かります。

たとえどんなに酸っぱくても実が生ればうれしくなります。
そして確実に無農薬の物が手に入るのがポイントです。
ずぼらな私のこと手間暇かかる消毒は省略です。
その分育てるのにコツが要りそうですが、職場にはその道の達人がおり、
教えを請いたいと思います。

かつて厳しい環境の我家の庭で、大きく育ってくれたのがゼラニウムでしたが、
大きさの割には根が浅く、台風の強い風を受けひっくり返ってしまいました。
慌てて埋め戻しはしたもののついには枯れてしまいました。
丈夫なゼラニウムでさえ枯れさせる私のリベンジです。

先ずは丈夫な苗を物色しなければなりません。
高ければよい苗とは言えないのは重々承知ですが、
ズブの素人にはそれが分かりやすい目安となります。
前に安い値段につられて買った苗が長雨に遭い、
根腐れを起こしあっという間に全滅したことがあり、価格の意味を実感しました。

もうじき春、春待ち遠しいですね。
17:40
2019/02/15new

ココア

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最近、よくココアを飲んでいます。
寒い季節の“ホット”一息、リラックスするのに最適です。
さらにカカオポリフェノールがボケ防止に有効とか…。

そんな効能ばかりに目が向いてしまうのが寂しいですが、
実際カカオの効能を謳う製品は近年大賑わいです。

昔はそんな効能より、甘く温かいお菓子のような飲み物として
親しんでいました。たしかに子供が飲むとしたら、
苦いコーヒーより飲みやすいですし、たっぷりの牛乳も取れる
滋養ある飲み物という印象でした。

チョコレートドリンクというものもありますが、明確な区別はないそうです。

この原料になるカカオはご存知のように南米が原産です。
新大陸発見後、スペイン人によってヨーロッパに広まったわけですが、
17世紀以前に飲まれていたココアは主に薬として用いられ、
スプーンを立てても倒れないような濃い飲み物だったそうです。

これは単にカカオをすり潰しただけでは油脂分が多く、
お湯や牛乳には溶けにくかったからです。

そこでカカオから油脂を分離し、粉末化に成功したのが、
オランダのカスパル・ヴァン・ホーテンさんでした。
バンホーテンココアでお馴染みの方です。

春が来るまであともう少し。ココアを飲んで乗り切っていきたいと思います。
06:30
2019/02/07

洋楽を聴いてみよう!

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

私は、音楽を聴くのが好きです。

よく聴くのは、某男性アイドルグループの曲やアニソンなど
J-POPが中心です。

でも最近、友達の勧めでちょっと洋楽聴いてみようかな…と思い、
聴いてみることにしました!

今まで学校の英語の授業ぐらいでしか真面目に洋楽聴いたことのない私が…
と自分でちょっと感動しながら、新たな挑戦をしてみようと思いました。


友達に勧められたのは、LINKIN PARK(リンキン・パーク)という
アメリカのロックバンドです。
皆さん、ご存知ですか?
ごめんなさい…私は、まったく知りませんでした。
(ファンの方、本当にごめんなさい。)


さっそく、図書館に所蔵があるか調べて何点か所蔵があったので、
とりあえず2点借りることにしました。友達から具体的な曲名や
アルバム名を言われた気がするんですが、覚えていられるわけもなく…
自分でテキトーに選んで借りてしまいました(笑)


借りたのは、『ハイブリット・セオリー』と『メテオラ』の2点。
どちらも聴いてみて、いろんな意味で「ハード」でした。

普段、聴くことのないゴリゴリのロックで、唖然としてしまいました。
洋楽って、曲の変わり目が分かりづらくて、気づくと曲が
変わっているんですよね!

あと、そのせいで今、何曲目なのか分からなくて、いつの間にか
CD1枚終わるんですよね!
もうびっくりしました(笑)


…と、まぁ今回の挑戦は失敗に終わったので、ちょっと反省して、
今度はちゃんと友達におすすめの曲を聞いてから聴きたいと思います。

<資料紹介>
・ハイブリット・セオリー(請求記号:C7CH / リ 資料コード:630032001)
・メテオラ(請求記号:C7CH / リ 資料コード:630032057)


 


07:00
2019/01/23

失(う)せ物(もの)は見つかりましたか?

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

先日、寒い日、仕事の帰り道に手袋を片方なくしてしまいました。

歩き始めてすぐ、片方の手袋を脱いでスマートフォンで
電話をかけた時に、落としてしまったのでしょう。


このように私はしょっちゅう、傘やら帽子やら手袋を失くしています。
生来の粗忽者なのでした。


もう○0年(うんじゅうねん)も前のことです。
大学生だった私はやはり手袋を落としました。


ある冬の日、私はアルバイトに行くために大学のある街の駅から普通電車に乗りました。
乗り換えに都合のよいように後ろから4両目の一番前のドアに乗りました。

6時間後くらいに、帰路についた私が行きとは逆方向に向かう普通電車に乗り換えた時です。
最寄りの駅でちょうど階段の前で降りられるよう前から4両目の一番後ろのドアから乗り込むと
そこにポツンと手袋が片方落ちていました。


色といい、大きさといい、編み模様といい、私の手袋によく似ています。
「誰が落としたのかしら?」と暢気に考えていましたが、
はっと、カバンやコートの中を探すと私の手袋はあるにはありましたが、
左手の手袋片方しかありません。

落ちていた手袋を拾ってよくよく見ると、なんとそれは私の右手の手袋でした。

私は行きと帰りと奇しくも同一の電車の同一の車両、同一のドアの場所に乗っていたのです。

私の右手の手袋は6時間のあいだ、誰に拾われることもなく、
私と片割れの手袋を待っていてくれたのでした。


おみくじ風に言いますと、
「失せ物 思わぬところから出る」といったところでしょうか?

最近失くした手袋にも不思議な幸運が訪れますように。


14:00
2019/01/18

冒険するなら

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

シアターGロッソに行ってきました。

東京ドームシティにある、ショーを観られる施設です。
「僕と握手!」の、あれです。

ヒーローショー!
初めて観たのは、何年前のことでしょう。
当時はまだ、スカイシアターと言って、屋外での公演でした。

あの時見た俳優さんたちの輝きは、忘れられません。
あれからン年、自分の子供と来られるようになるとは、感慨深いです。

それにしても、びっくりしました。
今年の戦隊ものは、主人公となる戦隊同士が敵対関係にある、
というストーリーもあってか、とにかく動きが多かったです。

それに加えて、映像との融合。
目の前で繰り広げられる、演者さんたちの激しいアクション!
目まぐるしい展開に、大音響!迫力満点でした。

私が観ていたころは、もうちょっとシンプルだったはず……と、
時の流れと技術の進歩を感じました。


その日は、俳優さんたちの舞台挨拶もあったので、
大人のお客様も多かったです。

我が子も、テレビで見ていたお兄さんお姉さんたちを直に見ることが出来、
嬉しそうでした。応援したり、手を振ったり、「特別」な日になりました。


しかし、翌日に発熱。
寒い中歩いたせいか、刺激が強かったのか……。


実は、ショーを観た日、私が一番喜びを感じたのは、
我が家に無事にたどり着いた時でした。

赤毛のアンにも、そんな表現があったなーと思いつつ。

「特別」は、たまにくらいがちょうど良くて、
安心できる日常があるからこそ、楽しめるのでしょう。


熱はすぐに下がりましたが、非日常はしばらくお預けです。
絵本を読んで、お膝の上の冒険で準備をしてから、
また外の世界へチャレンジです。


09:52
2019/01/12

稲城をディープに探訪

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何となく
今年はよい事 あるごとし
元旦の朝 晴れて風無し

     石川啄木/著 「一握の砂」より

明けましておめでとうございます。

今年のお正月は澄み切った青空が広がり、とても穏やかでしたね。
元号が変わる、新しい時代に入ることの一抹の不安も
陽の光が温かくすべてを包んでくれるように思えました。

ふと、思い出した一歌。
啄木もこんな光に満ちた正月を迎えたのでしょうか。

一年の計は元旦にあり。

今年ぜひやっておきたいことがいくつかあります。

そのうちの一つが「稲城の文化財を見に行く」です。

きっかけとなったのは、年末に城山体験学習館ギャラリー行われていた
「語り継ぐ稲城の誇る教育者 窪全亮と奚疑塾」の特別展示に
感銘をうけたこと、また、昨年の夏「妙見尊の蛇より行事」を
見に行った図書館スタッフの感想が、「実際に見ないなんて
もったいなさすぎる!!」だったことです。

稲城にはいくつかの文化財があります。

・江戸の四つの里神楽のうちの一つで、国の重要無形民俗文化財の
「江戸の里神楽」【8月25日、矢野口の穴澤天神社例大祭にて】

・東京都の無形文化財の「妙見尊の蛇より行事」
【8月7日、百村の妙見尊にて】

・稲城市の指定無形民俗文化財の「青渭神社獅子舞」
【10月6日に東長沼の青渭神社例大祭にて】

・「穴澤天神獅子舞」【8月25日、矢野口の穴澤天神例大祭にて】

・平成30年10月に稲城市指定文化財に指定された
「窪家奚疑塾関連資料223点」「清水家奚疑塾関連資料86点」
【一部はふれんど平尾の郷土資料室にて展示】



残念ながら、どれも耳馴染みはあるものの、実際に目にしたことはなく、
文化財に指定されるくらいの伝統ある行事を見ていないなんて!

ましてや、「稲城」の名付け親であり、明治13年に私塾を開設し
稲城内外から730名あまりの卒業生を輩出した窪全亮の足跡を
知らないなんて!まさに、もったいない!!


まずは、散歩がてら青渭神社と奚疑塾があった八坂神社周辺を
歩いてみることから始めようと思います。

いつもは車で通り過ぎる鶴川街道も違った景色で見えてくることでしょう。


18:40
2019/01/10

QUEENの映画

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話題になっている「QUEEN」の映画『ボヘミアンラプソディー』を観に行ってきました。

先に観に行った人たちが、口を揃えて何回も観に行ったというので、
そんなに素敵な映画なのか!と期待いっぱいで観に行きました。
期待を裏切らず、確かに何度も観たくなる作品でした。

いいシーンで曲がかかって涙を誘われ、ライブのシーンでは
思わず立ち上がって一緒に歌いたくなり、終始感情を揺さぶられっぱなしでした。

私自身は「QUEEN」のことを、リアルタイムでは知らないのですが、
家族が好きで、家では子どもの頃からよく「QUEEN」がかかっていて、
そのかっこよさに心を掴まれていました。

映画を通して、彼らの歴史も垣間見られて大満足でした。
あの胸に響く歌声、ギターもベースもドラムも、
どれも聞き逃せないかっこいいサウンド…録音で聴いてこんなに感動するのだから、
生で聴いたらさぞかし美しかったのだろうな、フレディが生きている時に、
一度でいいからライブに行ってみたかったな…などと思いを馳せながら
映画の余韻に浸っています。

次は家族で応援上映に参戦したいとも思っています(笑)。

まだもし、観ていないという方がいたら、ぜひおすすめします。

ちなみに「QUEEN」のCDは、何点か図書館にも所蔵しています。
映画を観た後や観る前に「QUEEN」を聴きたくなった方、
あまり知らないけど聴いてみたいなと興味のある方も、
よかったら借りてみてください。
映画版サウンドトラックも買いたいな…。


それでは。皆さん寒くなってきたので、風邪などひかぬよう気を付けてお過ごしください。


15:50
2018/12/16

フィールドワーク

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皆様、今年もあとわずかで終わりますね。

毎日、忙しくて、風景を楽しむ余裕がありませんが、
先日、稲城市の図書館ボランティアひよこの研修で
城山公園の雑木林(中央図書館裏)を散策しました。
それはフィールドワークといって、野外調査のことです。

今回は、かがくの絵本に描かれた植物を探しに行きました。
意外にもたくさんの植物に出会うことができました。

まず、どんぐりを発見!コナラ・クヌギ・クリの木を探すことができました。
すると、どんぐりからなんと芽が出てきたものを見つけました。
皆さん、どんぐりの芽はどんな風に出てくるかご存知でしょうか?
ぜひ探してみてください。

次に、においにびっくりする植物を二つ発見しました。
一つはヒサカキです。花が咲きますが、
白くとても小さいので可愛らしいです。しかし、ガスのにおいがします。

もう一つはクサギです。
においからそう名づけられたそうです。
これには、青い実がなります。染料として使われるそうです。

他に、タンキリマメ(赤い葉っぱの中に黒い実が付いている)や、
ムラサキシキブ(葉や茎に毛がある)、ユズリハ(お正月のしめ飾りに
ついている)がありました。

『だるまちゃんとてんぐちゃん』加古里子さく/え 福音館書店(1967年2月)
に出てきます、ヤツデもありました。↓



とても夢中になり、楽しいフィールドワークでした。

さて、最後に問題です。この下の写真の植物は何でしょう?



○参考資料紹介
『低地の森林植物』奥田重俊/武田良平/著・東海大学出版会/発行 1985年
『こならぼうやのぼうし』八百板洋子/ぶん ちいさなかがくのとも2002.10号
『どんぐりを おとしたのは だれ?』高柳芳恵/さく かがくのとも2014・9号
『しめかざり』森須磨子/文・絵 たくさんのふしぎ傑作集 福音館書店 2010年
問題の参考資料『あかい み みつけた』山下恵子/ぶん 福音館書店 2012年


06:30
2018/12/14

よみうりランドのイルミネーション

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先日、よみうりランドへイルミネーション見物に行ってきました。
稲城市近隣に引っ越してきて約半年、よみうりランドに行くのは
今回が初めてでした。

園内全体がたくさんの色の光で包まれており、まさにイベント名の通り、
ジュエルミネーション!

宝石の様なきらびやかな光がとても綺麗でした。
音と光と水の演出が迫力満点な噴水ショーや、
光が様々な表情に移り変わる、全長140メートルのトンネルイルミネーション、
アルプスの名山マッターホルンをイメージした、
高さ25メートルの巨大な光の山など、遊園地ならではの
ダイナミックで工夫を凝らしたイルミネーションが楽しめました。


プロデュースされたのは世界的な照明デザイナーの石井幹子氏で、
国内では東京タワーや東京湾レインボーブリッジ、浅草寺、
歌舞伎座などのライトアップも手がけてこられたそうです。

稲城市立図書館所蔵の石井幹子氏の著作について、下記に紹介しています。
ご興味のある方はぜひご一読を!


早いもので2018年も残りあと1ヶ月を切りました。
年末に向かい、家族や友人と集まる機会が多くなる時期ですので、
ぜひ綺麗なイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。



【資料紹介】
・「美しい光でつくる暮らしの照明(あかり)」
請求記号:528.4/イ/
資料コード:611581172

・「魅惑のアンティーク照明」
請求記号:383.9/ウ/
資料コード:510567292

・「LOVE THE LIGHT,LOVE THE LIFE」
請求記号:稲/K54/イ/ほか
資料コード:650072210ほか

・「光が照らす未来」
請求記号:Y545/イ/
資料コード:611396236ほか

   
   
 



14:07
2018/12/02

母と寅さんと江戸川と

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昨年の夏、老母が墨田区の押上の近くに住処を移しました。

ひと月に2、3回は顔を見に行くようにしていますが、
母は年ごとにどんどんわけがわからなくなり、
体調も機嫌も良くないことが多くなりました。
悲しくもあり、腹立たしくもあり、帰る頃にはいつもどっと疲れています。
自身で介護などをなさっている方からすれば、
なに甘ったれたこと言ってんだと殴りたくなるような言い草でしょうが、
なんか気分の変わることでもしないとやりきれんわ!と思うこともしばしば。

それで、よく帰りに上野の博物館などに寄り道したりしています。

先日は行きの京成線の電車の中で路線図をぼーっと眺めていたら、
「今日は帰りに柴又の帝釈天に寄ってみようか」と思いつきました。
ちょうど『男はつらいよ』の寅さんが主人公の小説を読んでいるところなので、そのせいで、
今までスルーしていた路線図の中の「柴又」の文字が目に留まったものと思われます。
我ながら単純。


柴又駅は映画で見た通りの小さな駅でした。
帝釈天の参道は映画で見て想像していたより幅が狭くて、でも想像していたよりも長かった。
お団子屋さん、お煎餅屋さん、昔ながらのお蕎麦屋さんと鰻屋さん。
気分が沈んでいたはずが、なんだかウキウキしてきます。
やっぱり単純です。

自分みやげのお団子買って帰ろうかなどと考えつつ、まずはお参りしてからねと山門をくぐれば、

わあ~、立派なお寺だー。

境内は想像していたほど広くはなかったけれど、ゲンちゃんを従えた御前様が
今にも静々と現れそうな雰囲気は映画そのままです。
ではお賽銭をと小銭入れを開けたらば、ありゃ。1円玉が3つしかない。

「…」

さすがに逡巡しましたが、ま、気持ちの問題だからとこそっと投げ入れてお参り。
どうか帝釈天様に「けっちくさー!」と思われませんように。


せっかく来たのだから矢切の渡しも見てみたいと、駅とは反対側の江戸川に向かいました。
小説の中で少年の日の寅さんが江戸川で釣った鰻を売りに来たという
老舗のお料理屋さんの横を通り過ぎると、そこは江戸川の広々とした河原。
映画ではこの土手の草の上に寅さんが寝そべってたなあ。

渡しを遠目に見ながらちょっと歩くと、「JR金町駅まで1600m」という道しるべがありました。
…ふむ。帰りの電車のことを考えると、柴又駅に戻るよりも金町駅まで行っちゃった方が、
乗り換えがなくてめんどくさくないのです。
となれば、このままずっと江戸川堤を歩いて行きたくなりました。
元々私は水を見ながらぶらぶら歩くのが好きなのです。


同じ川でも、我が家から近くて見慣れた多摩川とはだいぶ違う景色を目にしたせいでしょうか、
唐突に思い出したことがあります。

私の通っていた中学ではウォーキング遠足とでも称すべき行事があって、
毎年秋に江戸川べりを延々何キロも歩いていました。
学校から近いわけでもないのになぜ江戸川だったのかは謎です。
どの辺を歩いたかもよく覚えていませんが、たぶんもっと上流の方だったのでしょう。
学校行事も運動も嫌いな私ですが、歩くのは好きだったので(それに水辺だし、)
これだけはたいそう楽しかったのでした。なのにすっかり忘れてた。
何十年ぶりかの江戸川ウォーキング遠足。
日当たりの良い土手に季節はずれのホトケノザの花がたくさん咲いているのを見ながら歩きました。


母との会話(のようなもの)。
「ねえお母さん、今日はこれから柴又の帝釈天に行ってみようかと思うんだ。
ここから近いんだよ、知ってた?」

「……」

「お母さん、寅さん好きでしょ?」。
昔、何度か一緒に映画を見に行ったこともありました。

「………」

「でも帝釈天には行ったことなかったね」

「…………」

「暖かくなったらお花見がてら行けるといいねぇ。車椅子ででもさ」。
まあ実際にはとても無理でしょうが、お愛想でこんなことを言ってみたりもします。

「…………………」。一切反応なし。

……あのね、お母さん。柴又いいところだったよ。
帝釈天にお参りしたよ、3円分ね。


読んでいるのは、
『悪童(ワルガキ) 小説寅次郎の告白』 山田洋次著 913.6/ヤ
寅さんの生い立ちが、寅さん自身の口から語られます。
とーっても面白いです。寅さんファンのみなさま、ぜひご一読を!


そして。

しまった!帝釈天に戻らなかったから、お団子買いそびれちゃった‼


11:00
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