みなさんは印象に残っている絵本はありますか?

『スイミー』『旅の絵本』『ウォーリーを探せ』などなど…。
今も人気のある絵本が浮かびますが、そのいくつかある絵本の中で、
特に私がコレっと思うのが『ぐりとぐら』です。
双子の野ネズミのぐりとぐらが見つけた大きなたまご。

それを使って料理をし、森の仲間たちと一緒に食べる…
という多くの方がよくご存知かと思われる絵本です。
初めて目にしたのは国語の教科書だったかと思います。
フライパンからのぞくふんわりとしたホットケーキに目が釘付けになりました。
そんな『ぐりとぐら』の特別展が銀座で行なわれるということで、行ってきました。
「ぐりとぐら」の全７つのお話から選りすぐりの原画が多数展示されているそうで、
ぜひともそのホットケーキの原画を見てみたいと思い会場へ。
しかし、予想以上の人、人、人！
大人の方からお子さんまで、幅広い年齢層のお客さんで溢れていました。
「ぐりとぐら」の人気が伺えました。

巨大なたまごやかぼちゃ、毛糸玉などの展示品もありました（撮影不可だったのが残念です）。
じりじりと進んでようやく目的の原画へ。

なんとホットケーキと思っていたたまご料理は、かすてらだったそうです。
勘違いしていました。
それでも温かみのあるやさしい黄色で描かれたかすてらは今見てもとてもおいしそうでした。
ぐりとぐらの愛らしい絵に始終和みながら楽しめました。

原画ですと挿絵の山脇百合子さんが修正した箇所を知ることもでき、絵本と比べてみたくなります。
また絵本を読み返してみたくなる原画展でした。