3月になりました。
暖かい日が多くなると思っていましたが、寒い日もまだありますね。
梅の花が咲き始め、寒い季節に春を感じる事が出来ますね。
梅の花は、紅梅や白梅はよく見かけますが、
私は、冬に咲く蝋梅(ろうばい)を知ってからは、
寒い時期で咲く花の中では一番好きです。
「花ごよみ花だより」(請求記号:627.0ヤ 八坂書房)の本から
蝋梅の花について紹介です。
学名:Chimonanthus praecox (冬の花 早咲きの)
江戸時代に唐(中国)から入り、もともとは「唐梅」「南京梅」とも呼ばれていた。
花が臘月(ろうげつ)旧暦の12月から咲き出し、どこか梅に似ているので臘梅と書いたといわれ、
花弁の花や感じが蜜臘でつくったようなので、「臘梅」となったといわれる。
蝋梅の特徴として、開花時期は12月~2月。
まだ葉の出ない枝の節や先端に一個または数個の花をつけ、下向きまたは横向きに咲く。
花径2センチくらい。多数の花弁が三層になっていて内側は暗紫色、中は大型で黄色、外側は小さくて鱗片状、
全体に光沢があり半透明に見え、ほのかな芳香がある。
府中郷土の森では、小さな並木になっているのを見ることが出来ます。
蝋梅の並木では、遠くからでも匂いが漂ってくるほどです。
私がこの場所で見たのは、花弁が丸弁でマンゲツロウバイとは書いてありましたが、
中心は暗紫色ではなかったのです。
時期的には過ぎてしまいましたが、機会があれば是非見て香りを楽しんでみてください。
3月は、いろいろな花が咲き始め、色とりどりで楽しいですね。
でも、花粉も同じように多くなっていくのが、悩ましいところです。
ちなみに3月7日は、花粉症記念日でもあるそうです。
花粉の記念日があるのは、ちょっとびっくりしました。
3月後半には、桜も咲き始めるで、今から待ち遠しいです。