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 日曜日:9:00-17:00
 

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2010/02/15

主役は何?

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
久しぶりに天ぷらが食べたくなったので、エビとサツマイモを買って来ました。
エビの殻をむき、お芋を短冊に切り、野菜室にあったピーマン、まいたけも準備しました。
ほかに揚げる物はないかなと探していたところ、湿気た海苔が目につきました。
いつでもおにぎりに巻けるよう、焼き海苔を切って缶に入れておいたのです。
海苔を揚げるとどうなるのか、そのとき頭の中でスイッチが入りました。
もしや、素揚げをして塩を振れば、韓国海苔のようにおいしいかも。

早速揚げてみました。
サラダ油にゴマ油を混ぜ熱し、菜箸を油の中に入れていると気泡が出てきました。
八つ切りにした海苔を1枚、そのまま投入。
じゅっ、という一音がして少し縮れたものの、気泡はあまり出ず、油に浮かんでいます。
あれ、これでいいのかなと不安なまま引き上げ、トレイに載せ塩を振りました。
恐る恐る口に運ぶと、まだ熱いぱりぱりの韓国海苔の味がします。
感激です。

欲が出て、湿気た海苔を順々に油へ放り込みました。
次はもっとおいしく、などと調子に乗って1、2度ひっくり返しながら揚げ、
塩を振りかけ、たくさんの揚げ海苔が出来上がりました。
しかし、家族が口にすると、焦げていると言い出しました。
湿気た海苔は元々黒いので、焦げたのか海苔の色なのか見た目では分かりません。
おいしく出来たものは、私が味見をしてしまった1枚だけでした。

1週間後、夫が、たらのめを買って来ました。初物です。
たらのめと言ったら天ぷらでしょう。よし、再チャレンジです。
湿気た海苔はもうないので、新しい海苔を開けました。
火は中火の弱火にし、菜箸から気泡が出てきたら、そっと1枚投入。
じゅっ、といい音がしてすぐに引き上げました。
ほんの数秒でぱりっと揚がり、まだ海苔の色がしています。
以前のような黒ではありません。
塩を振りかけ、口に運ぶと、熱いぱりぱりのあの味がしました。
よっしゃ、これだ。
今回は揚げた海苔すべてが、おいしく出来上がりました。

もちろん、たらのめもおいしくいただきました。
春の香りがしました。
ただ、あっという間に家族に食べ尽くされたものは、揚げ海苔でした。
今の季節は乾燥しているので、揚げ物のときは火の元を離れないように
お気をつけください。
 
17:45