図書館への通勤の途中に、富士山の見える場所があります。
今の季節は、雪を頂いて更に美しい富士山。
見ることができた日は、少し気持ちが改まって今日も頑張ろう
という気持ちになります。
でも富士山って場所によって、実際の距離に関係なく
大きく見えたり小さく見えたりすると思ったことはありませんか?
横浜市にある実家のそばの公園からも富士山が見えるのですが、
こちらの方が通勤途中に見る時よりも大きく見えるんです。
富士山からの距離はそんなに変わらないと思うのですが
かなり見え方が違います。
調べてみると、目が勝手に近くにある建造物などと比較をして、
近くに大きな建物があると富士山は小さく、遮る物がないと
大きく見えるように錯覚するのではないかとのことでした。
月が大きく見えたり小さく見えるのも同じ理由によるそうです。
昔からよく絵になる富士山ですが、だれもが知っている山でも、
千差万別の絵になるのは、このように錯覚を含んだ見え方が
絵に大きく影響する場合があるからと思いました。