いよいよ来月26日、北海道新幹線(新青森・新函館北斗間)が開通予定ですね。
キャンペーンを目にすると、行く予定がないのに心が落ち着きません。
何年か前まで、毎年夏に家族で北海道に足を運んでいました。
列車好きの我が家は飛行機には乗らず、東北新幹線や在来線を利用し、
青森から夜行急行列車で札幌に渡り電車の旅を楽しみました。
札幌を起点として小樽方面、富良野や美幌、旭川まで周遊した時もあり、
最後は必ず大沼公園、函館に寄りました。
車中泊も含め、3泊4日ほどです。
北海道の中でも函館の空気は我が家に合っていたようで、
函館駅に着く早々、次もまた来ようね、という会話が出ます。
(今着いたばかりなんだけどね・・)
のんびりした空気というか、せかせかしていないというか、
昔からこの地に住んでいたような落ち着く感じがするのです。
波に揺られているイカ釣り漁船を間近で見、
金森赤レンガ倉庫への道をゆっくり歩き、
遠くに見える函館どつく(函館ドックと呼ばれている)を眺め、
オルゴール館でオルゴールを聴く。
湯の川方面の大森浜に行けば、石川啄木の座像そばでのんびり海を見つめ、
時間があれば函館山から夜景を楽しむ。
また、朝市の海鮮丼やイカ刺し、カニ饅、取れたて野菜
(生で食べられると聞いた白いトウモロコシがめちゃくちゃ甘くて即買い)、
ベイエリアのチャイニーズチキンバーガーやソフトクリーム、やきとり弁当、
駅前の塩ラーメンなど食べ物は何でもおいしく、函館に寄ったらここだよね、
という場所がいっぱいあって困ります。
見るもよし、食べるもよし、散歩のできる港街が魅力の一つでしょうか。
新函館北斗駅は北斗市にあり、函館市ではありません。
函館駅までは18キロほど離れているので、
両駅間アクセス列車として、はこだてライナーが運行予定です。
確かに東京から函館までは飛行機で行く方が早いでしょうが、
列車を乗り継いで何時間もかけて北海道に行った我が身としては、
1本の列車で北海道に渡れるなんて夢のようです。
そして、北海道から東北地方へ、東北地方から北海道への往来は、
新幹線に因り便利になる予感がします。
1度でもいい、いや何度でも新幹線の車窓から函館山を堪能してみたいです。
(あ、新幹線からだとあっという間に通り過ぎるかな・・)
あぁ、函館行きたいっ!