大学のサークルで出会ってから、今年で12年目のお付き合いになる仲間たちがいます。
今ではみんなすっかり社会人。
結婚した子、出産を控えた子、そして現状維持の数人。
それぞれ忙しいなかでも、毎年お誕生日を祝い合う仲良しです。
プレゼント選びも、去年あげたものでないように。でも、びっくりするようなものを。
あの子「らしい」ものをあげたい。。。などなど、選ぶのに一苦労ですが、楽しいものです。
偶然にも仲間のうち、7分の5が、5月生まれ。
5月は合同お誕生日会が催されます。
海外からもうすぐ帰る子や、地方で1ヶ月後に挙式を控えた仲間の話題もはさみながら、
東京組でお祝いをしました。
今回のお誕生日祝いは、もつ鍋やさんで行いました。
酢もつに、馬刺し。お店のお料理は、どれもこれもおいしいですが、大学の食堂や公園で
誕生日ケーキをひろげて食べた10年前と比べると、なんて“おじさんくさい”お祝いになった
ものです。
ニンニクとニラがたっぷり入ったもつ鍋と、お酒で、くさいくさいが、体にいっぱいになります。
くさみとともに、歳を重ねていくって、まったくきれいじゃないなあ、素敵な響きはないなあ、
と思いますが、それでも、みんなでそれを迎えられること、お祝いできることは、本当に嬉しく、
ありがたく感じます。
大好きな仲間どうしでつついて食べるお鍋は、本当においしかったです。
子どもの頃から大好きな、お誕生日の本
『もりのおかしやさん』(91Y/フ)
舟崎靖子/作 舟崎克彦/絵 偕成社 1979.4
くさーいお鍋ではなく、甘くてかわいいケーキが出てくるおはなしです。