先日、伊豆の方へ一足早い春を感じに行ってきました。
有名な河津の桜祭りがもう始まっており、
河津の桜は以前に一度車から少しだけしか見たことがなく
今回は川沿いを歩きながら、のんびり眺めようと思い、行ってみました。
開花は2分咲きほどで、まだ見頃には程遠い感じでしたが
樹によっては、咲き誇っているものもありました。
少し前に府中の方で梅を見たのですが、そちらもまだ2分咲き。
すでに、梅まつりは始まっていたのですが、紅白のテントがなんとも
さびしい感じでした。
今年のお花見は梅も桜も先駆け(大分早い・・・)な感じで、
ちょっと残念なのですが、ちょうど良いかな?とも思っています。
花の見頃といえば満開時であり、満開だともちろん嬉しいのですが
何となく咲き急ぐ感じでそわそわしてしまい、少し落ち着かなくなります。
まだ咲き始めぐらいで、これから「咲くぞ咲くぞ!」と
満開になろうとしている樹全体の様子や芽ぶきを見て、
「これが満開になったらさぞ綺麗なんだろうな~頑張れ」と思うぐらいが
自分にはちょうどよいような感じがしています。
貧乏性なのでしょうか?
もちろん、満開の花に出会う楽しみもあるのですが…
以前、染色家の方の著書で、染色で桜の綺麗な色を出すのはあでやかな桜色の花ではなく
茶色い樹皮からこそ、きれいな桜色を出すことが出来るという話を耳にしたことも
影響しているのかもしれません。
今年の東京の桜の開花は3月27日頃だそうです。
これから開花まで、少しずつ膨らんでいく芽を楽しんでいこうと思います。
友人撮影の写真を貼付いたします。一足早い春を感じていただければ幸いです。