蔵書検索


 
詳細検索
新着資料検索

利用方法
 

休館日

開館カレンダー


 中央 第四月曜日
 年末年始・特別整理期間
 第一
 第二
 第三
 第四
 月曜日
 祝日・年末年始
 特別整理期間
 iプラザ
 第二・第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 

開館時間

中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

おすすめ資料 >> 記事詳細

2023/08/20

オデッセイ

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者
タイトル:『オデッセイ』 (DVD)
監督:リドリー・スコット
資料コード:630220146
請求記号:D7BA/オ

子供から「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と尋ねられたことがあります。その時はどう返したものか正解が分かりませんでしたが、この映画を見た後は「どんな時でも前向きに生き抜くため」と答えたくなります。

『オデッセイ』は2015年に公開されたマット・デイモン主演のSF映画です。
火星の有人探査ミッション中、不慮の事故からたった一人で置き去りにされた植物学者ワトニー。彼は通信を通してチームのクルーやNASAスタッフと力を合わせ、地球への帰還を目指していきます。
絶望的な状況におかれてもワトニーが自暴自棄に陥らないのは、科学の知識が彼の不屈の精神を支えているからです。通信機や宇宙服を自力で修繕し、猛毒のロケット燃料から水を生成し、地球から持ち込んだバクテリアを利用して火星にジャガイモ畑を作るワトニーの姿を見ていると、知識を身につけることがいかに人間の精神を強くするかを実感します。個人的には、中学生の頃に放棄した理系の勉強をもう一度やり直したくなるほどに。

あらすじやメイン・ビジュアルからはハードなSFものといった印象を受ける本作ですが、ワトニーのユーモアあふれる人柄と、作中を通して流れる70年代ディスコ・ミュージックによって軽やかなコメディタッチの映画としても楽しむことができます。鑑賞後は明るく爽やかな気分になる、勇気をもらえるような作品です。

ちなみに、原作はアンディ・ウィアー作の小説『火星の人』。こちらも中央図書館に所蔵があります。現実の科学に即した専門的な描写が多いものの、軽妙な文体でサクサク読み進めることができるオススメの作品です。

タイトル:『火星の人』 
著者:アンディ・ウィアー 
資料コード:611711259
請求記号:V933.7/ウ


09:00