久し振りに携帯電話に保存している画像のデータ整理をしました。
過去に撮りためたものを見返していて、はっと気が付いたことがありました。
まずは小学生の頃に習い始めた書道。
今も時々、好きな歌詞や言葉を書いて、筆を持つ時間を取るようにしています。
数年前に夢中になった、UVレジンのアクセサリー作り。
家族や友人、知人のイメージでキーホルダーやネックレスを作り、プレゼントすると喜んでもらえることが嬉しかったです。
そして、祖母の形見の茶器を使って点てるお抹茶。
細かな作法にはこだわらずに、自宅で家族と一緒に、季節の和菓子と共に楽しんでいます。
改めて気が付いたことは、私は集中して手先を動かすことが好きなんだ、ということ。
書道は筆や筆ペン、UVレジンはレジン液のボトルや、パーツの位置や気泡の調整をする為に使う爪楊枝、ピンセット、そしてお茶を点てる際には茶筅を使い、それぞれに共通することは手先を使いながら一点に集中することだと思います。
思えば図書館業務の中でも、資料のバーコードをリーダーでピッと通す作業が好きです。
昔から手先を使って集中することが好きで、それが私にとっての癒やし、ひとつのリフレッシュのかたちなのだと思います。
…とは言え、私は決して器用な方とは言えません。
小学生の頃に家庭科の授業で作った、エプロンやナップザック…自分なりに頑張って取り組んではみたものの、何とも残念な仕上がりで、しょんぼりしたことを今でも覚えています。
本当は刺繍や小物などのハンドメイドにも興味があり、図書館でも本を手に取りますが、先の過去の経験から二の足を踏んでいます…。
手縫いで簡単に作れるあずま袋やくるみボタンの雑貨など、最近は楽しみながら少しずつ、ハンドメイドにもチャレンジしています。
仕事と家事との、両立の日々。
あれもこれもと同時進行でこなす日常生活を送るなかで、ひとつのことに向き合って集中する時間を取ることも、なかなか難しくなってきました。
1日に10分、15分でもいい。
ひとつのことに集中する、自分だけの時間。
不思議と自分自身にも向き合える感覚があり、何だかちょっぴり贅沢で心地良いものなのです。