我が家には、4月に大学生なった息子がいます。
愚息の通っている工業系大学は、学生生活をきめ細かく指導します。
4月1日に入学式を行い、2日から1週間はオリエンテーションで履修等の講義。
4月9日からは授業が始まりました。高校まで公立だったので土曜日の午後まで
ある授業にびっくり。家に帰ると「疲れた」を連発します。
出席が厳しく、教室の入り口でICカードをタッチしなければいけません。
英語と専門分野の講座は最初の講義でテストを行い、習熟度別で講義を行います。
物理と数学はまったくできない愚息は、強制的に放課後の指名補習が。
6月中旬には中間考査がありました。ノートの点検や小テストも頻繁にあるらしく、
本人曰く「大学生になって一番勉強している」そうです。
キャリア教育にも熱心で、エントリーシートの書き方の講義があったとか。
傍からみていると、まだ1年生なのに少し気の毒にもなってしまいます。
ゆとり世代で「個性を大事に」といわれ続けた愚息はびっくりしています。
保護者にもホームページから子どもの出席状況や成績が解かるようになっています。
大学に入れてしまえば、親の責任は果たせたと思いながらも、ついつい出席状況を
確認してしまいます。いつまで経っても、子離れできません。保護者会も開かれました。
我が家は仕事の関係で出席しませんでしたが、今の大学はとことん面倒見がいいなあ
と感心してしまいます。