| 2013/02/04 | スタッフのおすすめAV!(2月) | | by 図書館スタッフ |
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タイトル:エピソード
アーティスト:星野 源
請求記号:C7CA/ホ
ドラマの中で、個性的な主役さんがきらきら輝く側で、「エヘッ」と照れたように
笑って突っ立ているような、あまり影の濃くない俳優さんとしか知りませんでした。
ところが、家族が持っている星野さんのCDを聴かせてもらったら、ごめんなさい、
面白い!です。
声量豊かで音域も広く、朗々と歌い上げるなんて人ではありませんが、ちょっと
かすれたようなこの声がいいんです。
普通の生活を切り取って歌い、心に届くものを感じさせます。
くも膜下出血で昨年12月に手術した星野さん。春先の復帰を目標にしているといいます。
元気になって戻ってきてください。
タイトル:ザ・ラストラン/ブルートレイン 富士・はやぶさ
企画:一条重哉
請求記号:D686/ザ
2009年のダイヤ改正にともない廃止された、JRの寝台特急富士・はやぶさの最後の姿を
じっくり堪能できるのが、今回ご紹介するこのDVDです。
二つの特急は、それぞれ独立した運行の寝台列車でしたが、廃止時点では、東京~大分間を
結ぶ富士と、東京~熊本間を結ぶはやぶさが併結運転されるようになり、2009年3月14日、定期
運行する列車としての最後の日を迎えました。
私にとって、東京から西へ向かう寝台特急への乗車経験は、東北方面への寝台特急と比べると
少ないですが、富士には国宝臼杵石仏と別府温泉を訪れた際に、また、はやぶさには熊本城を
訪れた際に、それぞれ乗車したことが懐かしく思い出されます。
DVDの内容としては、ナレーションや沿線の観光・グルメ情報といったものは一切なしに、富士・
はやぶさの走行シーンを中心にした、硬派な仕上がりとなっています。
東京を目指す上り列車紹介では、門司駅での富士・はやぶさ連結、下関駅での牽引機関車交替
(直流型電気機関車EF66)といった見所はもちろん、倉敷、岡山、浜松といった途中駅への停車・
発車、朝日を浴びて鉄橋を走行する姿や、在来線とすれちがう姿、富士山を背景に走る姿など、
魅力的な映像が満載です。
東京からの下り列車紹介としては、夜から朝にかけて徐々に明るくなってゆく空の下、力強く走る
姿をじっくり楽しむことができます。門司駅で富士・はやぶさにそれぞれ分かれ、大分駅・熊本駅
へと向かう姿も収録されています。
また、定期運行終了後、「リバイバル富士」として、廃止の翌日3月15日に別府~鹿児島中央間
を走行した、記念列車の姿も収録されています。
移動に時間のかかる寝台特急は、スピード重視の現代では、時代遅れの存在として次々に廃止
される運命をたどっています。しかし、その一方で、のんびりとした時間を過ごすことのできる移動
手段として、「縁結びの神様」出雲大社や「美肌の湯」玉造温泉を訪れる女性グループに人気の、
サンライズ出雲(注:東京~出雲市間を結ぶ運行 東京~高松間を結ぶサンライズ瀬戸との併結
運転)という寝台特急列車もあります。(注:2013年1月6日付 朝日新聞より)
先を急ぐのではなく、移動時間そのものを楽しむという観点で寝台列車を見直してみると、新しい
需要が生み出されるかもしれません。
この先、寝台列車の人気が再燃することが仮にあったとしても、廃止されてしまった富士・はやぶさ
の復活は難しいことでしょう。しかし、せめてこのDVDを時々見ることで、こんな旅の形もあったのだ
ということを、記憶にとどめておきたいと思います。
※ご興味のある方には、こちらのDVDもおすすめします。
「さようなら寝台特急富士・はやぶさ 前編・後編」(D686/サ)