海水浴に行きました。
と言っても、ほぼ二十年ぶりのこと。
水着はなく、浴と言っても、脚に波をうけた程度。
その日は、日差しは強いものの、
風も強かったせいか、波が高く、海辺は涼やかで水温も19℃と低め。
親子連れもたくさん来ていて、初めての海水浴らしいベビーちゃんたちは、
寄せる波と波音におっかなびっくり、大声で泣き出したりする子もたくさんで、
あちこちで泣き声。
そんな中、お母さんと男の子・女の子、おばあちゃんで来ていた家族は、
お母さんとおばあちゃんが服は濡れながらもしっかりと子どもを見ていらして、
だからこそだと思いますが、子どもたちは本当に楽しそうに波と格闘していて、
思わず笑ってしまいました。
お母さんが振り向かれたので、楽しそうですねと声をかけると、
「アホなんですわ」と言われたのが、また面白かった。
そんな家族をみているうち、自分の小さいときのことが思い出されました。
印象に残っているのは、波止場で海につかったことと、
クラゲが出る8月のお盆過ぎには、父がバケツに海水を汲んできて、
家でザブザブ浴びたこと。
島育ちの父が、夏は海と決め込んでいたけど、仕事で泳ぎに連れて行けなかったのと、
母があせもを治そうとしてくれたのだろうと推測します。
しかし、波止場はさすがに怖かった。浮き輪をしていても口元まで波がきて・・・。
そんな恐怖体験を思い出しはしたけど、
久々に聞く波の音は耳に心地よく、すっかりリラックスして夜はぐっすり眠れました。
末尾ながら、
利用者の皆様に、残暑のお見舞いを申し上げます。