最近、半身浴にはまっている。
仕事が休みの日、昼の13時~14時頃からがベスト。
窓からの光がいちばん明るくやわらかい色に変わり、癒し気分が倍増する。
湯船にお湯を張る。温度は43℃くらい。
自分に最適な温度。
お湯の量はだいたい腰よりちょっと上。溜まったら湯船の蓋をのせる。
そして“癒しグッズ”の登場。
・お風呂用読書本(もちろん自分の本!)
・ハンドタオル(ピンク)
・ミルクティー入りタンブラ(甘め)
・チョコレート
・ミニ観葉植物(シェフレラ)
これらをお盆にのせて、お風呂場に運ぶ。
すぐに体が冷える体質なので、肩にタオルをかけて、じゃぼん。
この瞬間、いつも溜め息が出てしまう。
至福の瞬間である。
落ち着いたところで本を手に取り、読みだす。
最近は小川糸氏のエッセイ「ペンギンと暮らす(糸通信シリーズ)」を読んでいる。
ゆったりとした内容と美味しそうな食事の描写に、頭のなかも癒される。
時々、ペンギンが台所でおねぎを刻んだり、晴れた日に布団を干している様子を
想像してしまうほど。
(注:実際はペンギンは旦那さまのことです)
気づけば体はぽかぽかとあたたまっている。
ミルクティーを飲んだりチョコを食べたり、シェフレラで目の緑を補給したりしていると、
1時間なんてすぐに過ぎてしまう。汗をかきすぎになる前に終了。
半身浴なんて癒し効果あるの?寒いだけじゃない?なんて思っていた自分だが、
試してみてここまで癒されるとは思わなかった。
よりリラックスしたいときは、バスオイルをほんの少し。
使用後は洗濯湯にしたいので、ほんのちょっぴり。
今使っているのはローズ。
花畑で本を読んでいるような気分にさせてくれる。
「ペンギンと暮らす」
小川糸著 幻冬舎文庫 2010.4 914.6/オ(iプラザ図書館所蔵)