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 日曜日:9:00-17:00
 

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2014/12/12

カピバラのお風呂

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
先日、伊豆のテーマパークへ行きました。

広大な敷地に多くの植物と、主に南米の動物が多く飼育されているのが特徴で、
カピバラの入浴が有名なところですのでご存知の方も多いと思います。
最近は動物との触れ合いを大事にしている動物園が多いようですが、ここはまさにそうでした。
檻や柵の中にいる動物を見るのではなく、人間が檻や柵の中に入って動物を観察する方法です。
驚くことに孔雀が目の前を普通に横切り、リスザルが園内を自由に動き回り、カンガルーや
鳥が放し飼いです。彼らが生活している場所に人間がお邪魔している気分になりました。
勿論、猛獣のような危険な動物ではこのような方法はとれませんが、鳥や草食動物では
有効な展示方法だと思います。

お目当てのカピバラですが、いました、いました。
露天風呂に入っていました。カピバラが家族で気持ちよさそうに目を細めている姿を見ると、
こちらまでほんわかとした気持ちになります。癒されます。

でもなぜカピバラはお風呂に入るのでしょうか?
カピバラはもともと、南米アマゾン流域などの熱帯地域に生息しているため、日本の冬は
苦手なんです。展示場でお湯を使って掃除している際、くぼみにお湯がたまっているところに
カピバラたちがやってきて手や足やお尻をつけているのを見た飼育員さんがこのユニークな
「カピバラの湯」のアイデアを思いつたそうです。
どうしたら彼らが日本の冬を温かく過ごせるのかを、いつも考えていたからこそだと思います。
本来の生息場所から遠く離れた伊豆で、いろんな思いをめぐらせているに違いないと
勝手に私に想像させるほど、いい顔をしてお風呂に入っていました。
19:36