| 2010/12/24 | スタッフのおすすめAV!(12月) | | by 図書館スタッフ |
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タイトル:『OMOIDE IN MY HEAD 1~BEST & B-SIDES~』
請求記号:C7CA/ナ
アーティスト:NUMBER GIRL
2010年もあとわずかとなりました。
音楽の分野に限りませんが、昨年末ぐらいから今年にかけて、
ゼロ年代(2000年~2009年)を総括する企画を目にする機会が多くありました。
自分のゼロ年代を振り返って、もっとも印象に残っている音楽を考えた時に、
即座に思い浮かんだのはあるバンドの次の一言でした。
「福岡市博多区から参りました、ナンバーガールです。」
NUMBER GIRL(ナンバーガール)は、1995年に結成され、2002年に解散したバンドです。
活動期間は決して長かったとは言えませんが、
極めて個性的なフロントマンの向井秀徳(vo&g)、
そしてアヒト・イナザワ(ds)、田渕ひさ子(g)、中尾憲太郎(b)の4人が繰り出すサウンドは、
圧倒的な残像を伴って今なお私の記憶・妄想を揺さぶり続けています。
図書館で所蔵しているこのアルバムは、
バンド結成10年を機に企画された音源・映像集の第一弾で、
ベスト盤+シングルのカップリング曲集の2枚組となっています。
代表曲が納められた1枚目は名曲揃いですが、
2000年に発表されたアルバム『SAPPUKEI』収録曲の、
M11.「ZEGEN VS UNDERCOVER」
M13.「TATOOあり」の2曲を特におすすめします。
日本のロックが好きな方はぜひ、その独特な歌詞、歌唱、演奏に耳を傾けてみてください。
タイトル:私の頭の中の消しゴム
請求記号:D7BF/ワ
ご存知 韓国の大ヒット映画です。
日本の原作だそうですが、身分違いの恋・両親の反対・生命に係わる病気と
韓国ドラマのお約束をきっちり踏まえています。
社長令嬢スジンと工事現場で監督をしているチョルスの出会いのきっかけは、
700ウォンのコンビニのコーラ。
自分が買ったコーラを、チョルスが持って行こうとしていると誤解したスジンが、
彼の手からひったくるようにコーラを奪い、グビッ!と一気。
カラになった缶をチョルスにつき返して、ゲップまでして帰路へ。
チョルスはあきれて彼女の後ろ姿を見送りますが、そのあきれ顔が、口の端に
かすかな笑みをうかべて また格好いい。ほんといい男です。
そして仕事で運命の再会(そうこなくっちゃ)。
たちまち二人は意識しあいます。
友だちも巻き込みスジンがアタック開始。美人のスジンに言い寄られたら、
チョルスも陥落。二人は恋人へ。
親の反対も何とか押し切り、甘く幸せな結婚生活を迎えます。
しかし 好事魔多し。この頃から不吉な影が。
いえ出会いのコーラの件からすでに、彼女の病気の伏線が張られていたのです。
スジンが物事を次々忘れていくのは「若年性アルツハイマー」という
病気のせいだったのです。やがて日常生活にも支障をきたし始めますが、
チョルスはスジンの記憶を何とか繋ぎとめようと、大事なことをメモにし、
部屋中に貼り付けていきます。
せつない場面が続きます。
メモを不思議そうに見つめるスジンの美しい横顔。
しかしチョルスの家庭での看護も限界に達し、スジンは病院にはいることになります。
治る見込みのない、退院のない入院。涙、涙。
病院からつかの間外出したスジンを脇に乗せ、明るい日ざしの中、チョルスの運転で
車はひたすら走り続けます。
車中の二人の穏やか顔。
スジンの頭の中からは、彼に愛されているという記憶と、彼を愛しているという
現在進行形の愛は消し去られたかもしれませんが、
チョルスの見返りを求めない愛につつまれてラストとなります。
美男美女の二人、どんな場面でもうっとりするほど美しく、絵になっています。
彼女ほどの美人なら看病したい、彼ほどのハンサムなら看病されたいと思ってしまう映画です。