休日にぷらりと出かけてきました。
北鎌倉駅で下車して鎌倉方面へ。
禅寺の円覚寺と建長寺、境内はどちらも掃き清められ、在家修行者の方の日常がしのばれます。
週末座禅会の案内板に心が動きつつも、向かった先は小町通りの人気カフェ。
禅のこころを前にして食に走る自分に目を瞑り、鎌倉野菜たっぷりのランチプレートに開眼し、
源頼朝ゆかりの神社として知られる鶴岡八幡宮に到着。
樹齢800年以上といわれながら、5年前の3月に強風で倒れた大銀杏の不在が顕著です。
同時に、残った根から奇跡的に芽吹いた若木が、現在けなげに成長しています。
「大きく育つようにみなさんで応援してください」の表示に、伝わる気がしてがんばれ!
と祈らずにはいられません。
次なるは髙徳院の鎌倉大仏。
少し猫背の青銅色の大仏さまの眼差しは昔もいまも変わらず参拝者に平等に注がれています。
大仏内部に入るための行列に並ぼうか時計とにらめっこ。
離れがたい気持ちをおさえて長谷寺に着いてみれば、春の息吹がそこかしこに溢れていました。
馬酔木、寒緋桜、雪柳、万作、木瓜、サンシュユ、土佐ミズキに白木蓮。
花の寺と親しまれるゆえんです。
ほんのり色づく半時を過ごして帰路に着きました。
ウォーキングを兼ねた鎌倉てくてく3万歩の行程でした。そうだ次、どこ行こう?