稲城市内にある某大型書店の特設テーブルに山積みになったこの本を見た時、内心びっくりしました。『地球の歩き方』に調布版が出ている!
地球の歩き方といえば言わずと知れた旅行ガイドブック。旅行先として人気の外国や国内の有名観光地を取り上げるイメージがあったので、多摩川を渡ったすぐそこの町名が見慣れたフォントでどーんと印刷された表紙は何だか不思議なもののように見えました。
本書は調布の市制施行70周年となる今年、都内では初となる市版として刊行されたものです。250ページを越える大ボリュームで市内の見どころを幅広く紹介していて、その中にはもちろん、最近若い人たちにも人気の深大寺も。個人的に、深大寺に遊びに行くとたくさんあるお蕎麦屋さんのどこに入ったものかいつも迷うので、グルメマップはとても参考になりました。その他にも市内で暮らした漫画家・水木しげるにちなんだ「ゲゲゲの鬼太郎」関連スポット、映画・ドラマの撮影地、おいしいランチのお店やおしゃれなカフェなど、調布の目と鼻の先に住むわれわれ稲城市民にとっても興味深い内容がもりだくさんです。
また、お散歩・観光ガイドとしてだけでなく、読みものとしても充実しています。調布を愛する著名人のインタビュー、市民が語るあるあるネタ(高確率で田園調布に間違われるそうな……)、市の歴史とゆかりの偉人を紹介するページなどどれも面白い内容でした。
ちなみに本書の表紙ですが、通常版は市民アンケートで一位になった深大寺の風景。そして初回限定版は「ゲゲゲの鬼太郎」の原画をカバーイラストに採用しています。お近くの稲城市立図書館に所蔵されているのはどちらのバージョンなのか、ぜひお手に取って確かめてみてください。
さらにちなみに、ですが、稲城市を取り上げたガイドブックとしては2014年に刊行された『るるぶ 稲城』があります。と言ってもこちらは8ページほどのパンフレットなのですが……。
稲城市は今年で市制施行54年。60周年の節目にはぜひ『地球の歩き方 稲城市』も出版されてほしいものです。
著作編集:地球の歩き方編集室
資料コード:612487700
請求記号:T20.39/チ
企画制作:JTBパブリッシング
資料コード:650086331
請求記号:K28/ジ
(資料コード、請求記号は中央図書館所蔵のものです)