休日の楽しみはいろいろありますが、昼食もその一つにあげられます。
家事が(たいしたことはしませんが)たまっている時などは、冷凍チャーハンなど、
あるもので済ませてしまいますが、朝から自由に時間が使える日は、月に2回位、
今まで一度も降りたことのない駅を地図で探して、昼食を食べるために出かけます。
今回の休日は運良く早い時間に目覚め、家を午前中に出発できる体勢が整ったので、
焼き魚でも食べようかなと思いつつ、ひとまず最寄りの駅から、
中央線各駅停車で千葉方面に向かうことにしました。電車に揺られることしばし、
車内アナウンスが「次はかめいど~ お出口は右側です」と言っています。
「亀戸といえば、あの警官が出てくる漫画の舞台では」(注:正解は亀有です)と、
衝動的に下車しました。もちろん勘違いにはすぐ気付きましたが、
はじめて降りる駅であり、お昼を食べる条件に合致しているので問題ありません。
そのまま改札に向かい北口を出ると、斜め左の方向に、東京スカイツリーがかなり大きく見えます。
亀戸駅は、JR総武線に加えて東武亀戸線も乗り入れていて、駅ビルも併設されています。
この感じであれば、駅周辺の飲食店街にも期待が持てそうです。
お店を探して歩いていると、10人程度の行列が見えます。
近づいてみると、「亀戸」の地名を冠した、餃子専門店でした。
「餃子とライスに野菜炒めなんてのもいいか」ということで、列に並びました。
待つこと5分位で店内へ。壁のお品書を見ると、
料理は焼き餃子のみというこだわりのお店であり、そのぶん餃子への期待が高まります。
皮が薄く野菜がたっぷりの小ぶりな大きさで、ついつい食べ過ぎてしまいました。
中国酒も充実しているので、次回はそちらも楽しんでみたいと思います。
お店を出たあと、せっかくなので有名な亀戸天神社に行ってみることにしました。
歩くこと10分弱、正門に到着です。
学問の神様である、かの菅原道真公を御祭神としているという亀戸天神社は、
別名「花の天神様」とも呼ばれていて、
季節毎に、梅・藤・菊の花が訪れる人々の目を楽しませているそうです。
今はどの花のシーズンでもなかったようですが、
かわりに敷地内の池で、たくさんの亀たちがのんびりと暮らす様子を楽しむことができました。
次回は、菊の季節に訪れてみたいと思います。