夏は大好きな季節ですが、
それにしても今年は暑い日が続いています。
「千年猛暑」という言葉にも頷けます。
熱中症には十分注意しましょう。
ところで、私にとっての暑い夏の楽しみは、
何と言ってもビールです(お酒は20歳になってから)。
季節を問わず愛飲していますが、夏に飲むビールは格別です。
渇いた喉を黄金色の液体が通過する時の心地よい刺激と、
その後に感じる爽やかな苦味は、夏の暑さを吹き飛ばしてくれます。
「とりあえずビール」という言葉があるように、
居酒屋などではお馴染みのビールですが、
先日出荷量が過去最低となったという発表がありました。
これをもって一概にビール離れが進んでいるとは言えませんが、
ビール以外の選択肢が増えていることは間違いありません。
先に「黄金色の液体」「苦味」と書きましたが、
一般的なビールのイメージは、そこに集約されるのではないでしょうか。
もちろん「黄金色の液体」の「苦味」が美味しいことには間違いないのですが、
しかしながら、ビールの魅力とはそれだけにとどまるものではありません。
まず、画一的に見えるかもしれない日本の大手メーカーのビールでも、
良く味わうと当然ながらメーカーごとに個性があります。
また、通年で売られている主力商品のほか、
季節や地域、販売店舗などを限定して造られるビールもあります。
加えて、日本や海外の個性的なクラフトビールも、
比較的手軽に飲めるようになりました。
コンビニやスーパーで買えるものもありますし、
樽生を提供するお店も増えているように思います。
ちなみに、ここ一ヶ月ぐらいで筆者が飲んだのは…
アサヒビール エクストラコールド(樽生)
アサヒビール ビタープレミアム(缶)
サントリー プレミアム・モルツ(缶)
ブルームーン・ブリューイング ブルームーン(ボトル)
常陸野ネストビール リアルジンジャーエール(ボトル)
ブリュードッグブルワリー パンクIPA(ボトル)
ブリュードッグブルワリー ワイメアIPA(ボトル)
コエドブルワリー COEDO伽羅(ボトル)
大山Gビール ヴァイツェン(樽生)
スワンレイクビール クリスタルエール(樽生)
ノースアイランドビール コリアンダーブラック(樽生)
エール? IPA? ヴァイツェン?
少しでも興味をもたれた方は、ぜひ図書館の本でビールの世界に触れてみてください。
「とりあえずビール」の印象が変わるかもしれません。
最後に、ビールについての本を検索する時のコツをご紹介します。
図書館の検索システムは濁点と音引きを無視して検索します。
そのため、書名=ビールと入れると、<ヒル>という文字列を含む、
ビールとは無関係な本も膨大にヒットしてしまいます。
ビールに関する本を効率よく探すには、
一般件名=ビール、一致条件=一致するで検索してみてください。
『世界と日本のビール図鑑』(主婦の友社編 主婦の友社 2013)ほか、
ビールに関する本だけがヒットしますよ。