パリッと晴れて夏のような暑さだなと感じたのもつかの間、
そろそろジメッとした梅雨の季節です。
うちの2歳と5歳の怪獣(娘達)はそんな事お構いなしに元気いっぱいです。
図書館で働いていて一番の感動は素敵な絵本との出会いでした。
毎日コツコツと続けていくのが大の苦手の私が、唯一ここ数年続けている事、
それは子ども達に夜眠る前に絵本を読んでやることです。
高熱を出そうが、時間が遅かろうが、もちろん親がいくら疲れていようが、
毎夜4年ほど続いております。図書館員だから名作ばかりか?なんて事はありません。
ある時は読み物としてはいまひとつの我が家でとっている月刊誌であったり、
親が子どものころ読んでいた古い童話の本であったり、
数冊借りてきた中の1冊であったりと何を選ぶかさっぱり想像がつきません。
時には1ヶ月以上毎日同じ本を読まされ、親は飽き飽きしながらも本当に聴いているのかしら?
と思うような場面もしばしば。
しかし、ある日スーパーで字の読めない娘が大きな声であひるの絵本の暗唱を始めたときは、
恥ずかしさ半分「聴いてたんだ」と感心しました。
最近、下の子がちょうどその頃と同じような年齢になってきて、
一丁前に絵本を持ってくるようになりました。上の子のための1冊と下の子のための一冊。
そして、電気を消してからの昔話。
継続は力なりなんて力になるかどうかは別として、
娘らにとって心地の良い時間の積み重ねになってくれると良いかなと思っています。
案外、娘らよりも親の自己満足だったり、癒しの時間だったりするのかもしれませんが・・・
あと数年、子ども達が嫌と言うまでは絵本を読み続けたいと思っています。
こんな文章を読んでいただきありがとうございました。
絵本は素敵です。
きれいな絵、ありえないシチュエーション、そこには別世界が広がっています。
子どもさんだけでなく、大人の方も是非、気軽にお手にとってご覧ください。
すてきな絵本との出会いがあることを願いつつ、図書館でお待ちしております。