2011/02/19 | プラネタリウムへ行ってきました | | by 図書館スタッフ |
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趣味と言ってよいのかわかりませんが、プラネタリウムを見るのが好きです。
今夜の星空から、星座の話、流れ星、美しい全天周映画。
小さい頃、今は無き町田東急のプラネタリウムへ
夏休みになると連れて行ってもらった思い出があります。
数年前、渋谷のプラネタリウムが閉館する時には駆けつけたのですが、
あまりの人の多さに入館できず、建物の外で最後のお別れをしたり、
メガスターが出来た時には勇んで見に行き、
川崎のプラネタリウムではメガスター製作者の大平氏に偶然お会いして
お話させていただく幸運に恵まれたこともありました。
(『プラネタリウムを作りました。』大平貴之/著 エクスナレッジ 2003)
減少傾向にあったプラネタリウムですが、メガスターや宇宙開発の目覚ましい進歩のおかげで
徐々にではありますが、また増えてきているようです。
近場のプラネタリウムはすべて行ってみよう!ということで、各所訪れているのですが、
近い割に我が家からだと交通の便が悪く未訪問だった「多摩六都科学館」のプラネタリウムに
先日やっと行くことが出来ました。
お目当ては、小惑星探査機「はやぶさ」の打ち上げから帰還までをCGで描いた映画
「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」の製作者、上坂浩光監督の講演会。
昨年6月の帰還前からこの映画はプラネタリウムなどで上映されていたのですが、
さらに帰還バージョンとして実際に戻ってきたときの映像を追加したものを
年明けから上映しています。
講演会でのお話では、さらに実際の情報を得られたのでCGをより正確にした完成版も作成、
上映していくとのことでした。
「はやぶさ」は、7年前の打ち上げ時からずっと応援してきたプロジェクトなだけに、
こんなに美しい映像でその活躍を見られるのは大きな喜びです。
さらに図書館でも「はやぶさ」の活躍を描いた資料は、必ずと言ってよいほど予約が入り、
その人気を仕事をしながらも感じています。
空気が澄んでいるこの季節。
実際の空を見上げることも良いですが、やはり寒いのは苦手なので
休日にはまた、まだ訪れたことのないプラネタリウムに行こうかと思います。