10月18日に若葉台駅前に複合施設iプラザが開館し、
駅前がまた一つにぎやかになりました。
iプラザの中には稲城市若葉台出張所、図書館、ホール施設、
生涯学習施設、児童・青少年施設、コンビニ等々が含まれています。
早速、10月18日に開館記念事業の一つのコンサートを聴きに行きました。
里山をイメージしたという落ち着いた雰囲気のホールは満席。
石川市長のごあいさつに続き
『堀正文とN響のトップメンバーによる室内楽演奏会』が当日の演目でした。
第一部は弦楽器のみによる演奏でモーツァルトの
「アイネクライネナハトムジーク」から始まりました。
その後はドヴォルザーク、ロッシーニ、チャイコフスキー、ボッケリーニ、
クライスラーと続きました。第二部は原田英代さんのピアノも交えたシューベルトでした。
堀正文さんの軽妙なお話も楽しく、素晴らしいこけら落としとなりました。
堀さんによると、ホールは出来立ての時より、素材の木が乾燥し、
様々な音を吸収していくに従ってどんどん良いものになっていくそうです。
これからいろいろな楽器の音色、人の歌声などが隅々まで浸透して、
ホールに深みが増すことでしょう。楽しみにしていきたいと思いました。
素敵な二時間を過ごし、アンコールの感動と陶酔の冷めやらぬまま、
ホール扉から外へと歩を進めると、そこは見慣れたいつもの若葉台駅前。
これからは、都心の大ホールと同様の感動を身近に楽しめる事を嬉しく思いました。
また、iプラザ図書館は人口の急増している稲城市で待ちに待たれた、
市内で六番目となる図書館です。通勤・通学の行き帰りに、
または買い物や銀行・郵便局への用事のついでにも立ち寄ることのできる立地条件に恵まれ、
訪れるお客さんも多いことでしょう。
今後がますます楽しみなiプラザでした。