蔵書検索


 
詳細検索
新着資料検索

利用方法
 

休館日

開館カレンダー


 中央 第四月曜日
 年末年始・特別整理期間
 第一
 第二
 第三
 第四
 月曜日
 祝日・年末年始
 特別整理期間
 iプラザ
 第二・第四月曜日
 (祝日の場合は翌日)
 年末年始・特別整理期間
 

開館時間

中央・iプラザ 9:00-20:00
第一~第四 10:00-17:00
*7月21日~8月31日 
 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

iブラリブログ

スタッフコラム >> 記事詳細

2015/04/24

春は目覚めの季節

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
昨年の秋、我が家の小さな庭に何を植えたらいいかなあ、と考えていたところ、
図書館で一緒に働いているスタッフの方から、サツキとナンテンの小さな木と
のらぼう菜(多摩地域で栽培されるアブラナの仲間)の苗をいただきました。

冬の寒さ、2月に入ってからの雪にも枯れることなく、元気に育ってきた彼ら。
のらぼう菜に黄色の花(菜の花にそっくり)が咲き始めると、蜂などの虫たちも
集まってきました。

しかし春は、植えた記憶のない植物たちの、目覚めの季節でもあったようです。
サツキのすぐ横から何か出てきたと思ったら、合計4箇所からスイセンが伸びてきて
綺麗な花を咲かせたのは、ほんの始まりに過ぎませんでした。

改めて庭を眺めてみると、もともとあった松や柿の木の根元や、ちょっと名前は
わからないけれど可憐な花の咲いている木の根元などに、びっしりと雑草が生えて
いました。また、ナンテンの植えてあるエリアには、何か小さな葉が点々と顔を
出してきています。

このままでは、雑草にあふれた庭になってしまう。何か対策をとらねば…。
といっても、除草剤などを使って取り返しのつかない事態になるのも困るし…。
結局、「草むしり」というごくノーマルな方法で、雑草との闘いを開始しました。

草取りを始めてから、庭に生えている雑草たちにはどんな名前が付いているのか
興味が湧いてきたので、図書館の図鑑で名前を調べてみたところ、特に勢力の強い
雑草が16種類あることがわかりました。以下に、植物名を列挙してみます。

ムラサキカタバミ、 ブタクサ、 ヒメムカシヨモギ、 オオアレチノギク

スミレ、 サンシキスミレ、 ツボクサ、 イタドリ、 ドクダミ

アメリカフウロ、 ツメクサ、 シロツメクサ、 フキ、 ホトケノザ

ナズナ、 オニノゲシ

このうち特に手強いのが、ドクダミとアメリカフウロです。
ドクダミはとにかく根が長く、慎重に引き抜いても地中に根が残ってしまいます。
手で触ると、体に良い漢方薬のような匂いが指に残り、なかなか消えません。
また、アメリカフウロは、驚異的な繁殖力で庭中に広がっています。
幾つかに分岐している株のうち、1つだけ赤い葉がついているなど、なかなか
可愛いところもありますが、油断していると庭を占領されてしまう勢いです。

今のところ、我が家の庭の「ZSO16」(ザッソー・シックスティーン)などと
名付けて、楽しみながら草取りしていますが、これから夏にかけて、新手の
強力なメンバー(雑草)が登場し、「ZSO88」などになってしまったら果たして
彼らの生命力に太刀打ちできるかどうか、とても心配になります。

夏場の雑草対策に関して「うちではこうしているよ」「これが有効」といった
アドバイスを求めて、いろいろと調べてみたいと思います。

(参考文献)
『形とくらしの雑草図鑑』岩瀬徹/著 全国農村教育協会 2007
(中央図書館、iプラザ図書館に所蔵しています)
20:20