1ヶ月ほど前でしょうか。朝の情報番組で、お手軽でお洒落な球根の楽しみ方が
紹介されていました。球根を水栽培で楽しむ方法でした。
水につけておけばよい。
水栽培用容器でなくても、身近にある物で適当に、というお手軽な紹介が私に
ピッタリ!と、早速球根を買いに走りました。
我が家にあったアルミ製の横長の器に細かい砂利を敷き、早咲きのムスカリ10個と
クロッカス5個を並べて置いておきました。
砂利が乾かないようにだけ気をつけていたら、早咲きのムスカリが芽を出しました。
植物は正直です。日当りがよい方から順番に芽が出ています。
小さい球根から緑の芽が行儀良く並んで出ているところは可愛らしいものです。
部屋に植物があると和みます。
いい年になってから始めた「お花のお稽古」が10年を越しました。
先生がご近所かつ夜もお教室をしてくださるので、仕事をしながら続けてこられました。
それでも腕前は???です。
花を生けるには基本の型がありますが、単純にその型に当てはめればよいわけではありません。
それぞれの花をよーく見て、その花の姿を生かすことが大切で、それが本当に難しい。
下手なりに生けてはいますが、先生に手直ししていただくとそれぞれの花が本当に美しく、
凛とした姿をみせてくれて溜め息がでます。
お稽古は疲れますが、花を生けている間は花のこと意外は考えないので、
頭の中のリセットになっているようです。
帰宅して花を活けると、季節の“しつらえ”をし、部屋を美しく整えたような気持ちになるので、
日頃の手抜き家事の罪滅ぼしをした気分になって和んで(?)います。
図書館にも季節ごとのしつらえがされています。お気づきでしたか?
本の展示コーナーもそうですが、入り口階段下には折り紙作品、館内柱には植物画が
掛かっています。
今の折り紙は「秋の味覚」、植物画は「あけび」と「ホトトギス」です。
どちらも市内在住の方の作品です。
来月は、もう少し深まった秋を感じられる1枚を掛ける予定です。
お楽しみに。