春になって、少し生活が変わり
朝早く起きるようになりました。
ここの所(というか、ずっとですが・・・)の運動不足で
肩や首のこりがひどく、マッサージをしてもらっても
一時的な回復なので、これは自分の体を内から改造しなくては・・・
と思い、今度こそ運動をしようと思いましたが、さて、何がよいか
スポーツクラブに通っていた頃は
エアロビクス等の速いテンポのものにはついていけず、
バレエを齧(かじ)ってみた所、鏡に映った、どうみても盆踊りにしか見えない自分の姿に、
ストレス解消どころかかえってストレスが溜まることになり・・・
水泳も中々行く機会がなく、う~ん、と思って一番身近な(?!)
ラジオ体操をしてみることにしました。
しばらくぶりにやってみると、小学生の頃は何気なくやっていた、
腕を伸ばしたり体を回したりする動き一つ一つがとても痛た気持ちよく、
気軽に考えていたラジオ体操だけどきっとひとつひとつが計算された動きに違いない!
そうじゃなきゃ、これだけ永く人々の中に浸透してないはず!
と思い、図書館で資料を検索してみました。
歴史をあつかったもの、ラジオ体操をベースにした健康法(CD付き)を紹介したもの等
色々な観点から取り上げている資料がありました。
ラジオ体操は1928(昭和3)年に『国民保健体操』という名で中央放送局から流されたのが
最初だそうです。終戦によって、いったん中断された時期があったものの
1951(昭和26)年には、新しくラジオ体操第一がつくられ、放送が再開され、
以来、ラジオ体操第二、みんなの体操もつくられ、今日まで続いているそうです。
気になる消費カロリーですが、第一・第二ときちんとやれば
脈拍は100以上に上がり、消費エネルギーは約60キロカロリーになるそうです。
知れば知るほど、その奥深さに感慨を覚え、俄然やる気も出てきたのですが
生活に慣れてきたせいか、段々起きる時間がぎりぎりになり
ラジオ体操の10分間がとても貴重なものになってきました。
別にオンタイムにやらなくともよいのですが
なんとなく、やはりあの時間にやらないと・・・と思って
明日の朝こそは余裕をもって起床し、『新しい朝がきた、希望の朝だ・・・♪』を聴きつつ
頑張ろうと思う毎日です。
参考にした資料
『図解 本当はすごい「ラジオ体操」健康法』 ラジオ体操研究会 中経出版
『素晴らしきラジオ体操』高橋 秀実 著 小学館
『NHKテレビ・ラジオ体操』日本放送協会/編集 日本放送出版協会