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2008/05/05

雑誌の履歴書

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
唐突ですが「雑誌の履歴書」という言葉をご存知でしょうか。
私は最近読んだ久世番子さんの漫画『番線~本にまつわるエトセトラ~』で知りました。
言葉の通り、今までの人生で購読してきた雑誌の履歴書をつくることで、
個人史の側面を雑誌から照射する試み。
そう言えば雑誌の発売日を週の一大イベントとして過ごしていた日々があったのだったなあ… 
そんな思いに駆られつつ代表購読雑誌の履歴を綴ってみましたのでご笑覧ください。

●小学生の頃は100円玉2枚で買えました
『週刊少年ジャンプ』『コロコロコミック』『コミックボンボン』
家の向かいの小さな商店で購入、『ジャンプ』は当時170円ぐらい。
ちなみに『週刊少年マガジン』と『週刊少年サンデー』は床屋で月一チェック。
ジャンプ購入をやめる時に何らかの大きな転機があったに違いないが、
いつ・なぜ購入をやめたのかは記憶なし。
最近になって『コロコロ』と発音する時のアクセントがおかしいと指摘され、動揺する。

●中学生から趣味への芽生え
『週刊プロレス』『週刊ゴング』
『8時だョ!全員集合』の裏番組でひとりプロレスを見ていた祖父の影響か、
または『キン肉マン』の影響か。プロレスに夢中になり雑誌購入に至る。
途中から『週刊プロレス』だけに一本化。
姉の本棚も見るようになるが、読んだのは主に書籍で雑誌は記憶にない。

●高校に入学すると、そこには憧れの書店が
『ダ・ヴィンチ』『ミステリマガジン』
書店のない地域から大きな書店のある市に通学。
書店の棚に詰まっている本の数々に圧倒され、
日本の近代文学・ミステリ・ファンタジー等を買って読むようになる。経済的な理由で文庫中心。
いわゆる年頃のため『Hot-Dog PRESS』、『Boon』、『MEN'S NON-NO』
等の男性誌は読んでいたが、散発に終わる。
本の情報に飢えていたため、『ダ・ヴィンチ』の創刊は印象的だった。

●予備校に入ると、雑誌の私的暗黒時代に
親元を離れ下宿していたため、諸娯楽は禁欲して勉学に励む。唯一ラジオを楽しみとしていた。

●大学入学で上京すると、そこには巨大な出版文化が
『weeklyぴあ』
上京し書店・古書店・図書館の素晴しさに大いに刺激され、いろいろと購入。
中でも上京者の常として印象に残る雑誌が『weeklyぴあ』。
就職時の引越しで溜め込んでいた数年分のぴあを処分した時は、
学生時代が終わったのだという感慨が。
購入をやめたのはインターネットの影響が大きかったと思われる。

●現在に至る 
『InterCommunication』『BRUTUS』『装苑』『週刊読書人』『図書新聞』
『日経PC21』『CDジャーナル』『ちくま』『UP』『d/sign』などなど…順不同です。

今回挙げた以外にも思い入れのある雑誌は数多く話が尽きませんが、
紙幅が尽きましたので最後にPRを。
稲城図書館報『ひばり』は毎月1回15日発行。図書館等で配布しています。
図書館ホームページからはpdfファイル形式で閲覧できます。ぜひご覧ください。

(w.k)
 
19:05