青葉若葉の美しさと共に百花繚乱の季節となりました。
つい最近まで地味な風景の中に突然浮き立つように姿を現したと思ったら
潔く散ってしまった桜花が、若葉に換わり、自然のローテーションは全く見事です。
散り急ぐ桜の風情に対して、美しさでは引けをとらないランやユリたち、
昼夜を問わず正装してその確かな位置を堅持しているようにも見えます。
あるものは天に向かい、あるものは地に沿ってその生命を謳歌しているように思える花々。
いずれにしてもその時々、人の心に何かを与えてくれるようです。
翻って、図書館の中を巡ってみてください。そして、花々を愛でるように書架をご覧下さい。
そこには、気軽にパラパラとページを繰れるものから、
居ずまいを正して読み進めたくなるようなものまで、
その領域も図書・逐次刊行物・視聴覚資料とあらゆるものに及ぶ資料があります。
又、楽しみ方も千差万別です。是非この機会に図書館に足を運んでみてください、
きっと楽しい出会いがあると思われます。
(M.H)