3月27日から、中央図書館で「図書館福袋」を実施しています。
初売りの時期などにおなじみのあの福袋。
毎年楽しみに購入なさっている方もいらっしゃると思います。

図書館で福袋？と意外に思われるかもしれませんが、 袋の中身はずばり本です。
あるテーマに沿ってスタッフが選んだ数冊の本を、
中身を見せずに貸出して読んでいただくという企画です。
どんな本が入っているかは、袋を開けてのお楽しみ。
普段ご自分では手に取らないような本との出会いがあるかもしれません。

実は今回で3回目となるこの企画。
一昨年と昨年の夏に実施した際は、スタッフがそれぞれテーマを考えましたが、
今回は大きな統一のテーマ－新学期－を設けました。
春を感じさせる本、仕事や勉強に役立つ本など、
進学や就職などで新たなスタートを迎えるこの時期に「福」となるような本を、
スタッフ一同が（袋を開けてがっかりされないよう）鋭意選書しました。

筆者も実際に本を選びましたが、
テーマに関連する本を選ぶ作業は楽しくもある一方で、
約28万冊ある蔵書の中から"この数冊"を選択する難しさを毎回感じます。
利用者の方には、1冊1冊の本の内容とともに、
選ばれた本の組み合わせもあわせてお楽しみいただければ幸いです。

児童向け、中高生向け、一般向けとそれぞれご用意しています。
限定50袋となっていますので、もし残っていなかったらご容赦ください。 ご利用をお待ちしております。