「よし!明日はスタッフコラムを書くぞ!」と意気込んでいた矢先、6歳の息子の足の裏に赤い発疹が…。聞くと、歩くときに痛いとのこと。発疹…、嫌な予感しかしない…。よく見ると、手のひらにも赤い斑点がちらほら。インターネットで検索すると、手足口病が警報レベルで流行しているらしい。
翌日、熱はないが発疹が残っているため小児科へ。診断結果はやはり手足口病だった。熱や痛みがなく、通常の食事がとれるようなら登校してよいとのことだが、その晩から熱が上がり始めた。まずい…。向こう数日の予定のキャンセルを覚悟する。
またしても、感染症が我が家に来てしまった。私の中で、出口が見えない病ループの記憶が蘇る。ここ数年では、新型コロナウイルス、溶連菌、インフルエンザA型・B型が我が家に来て、3兄弟の間で次々とうつり、ときには私がかかるときもあった。食事を用意し、薬を飲ませ、病人が用を足すたびにトイレを掃除…。昨年の9月は、そんな状況が3週間ほど続き、私は疲弊した。この病ループはいつ終わるのか。でも、「この苦しみは終わりがある苦しみだ」と自分に言い聞かせた。また、「これは神様がくれた休暇だ、のんびりしよう」と、ときには開き直った。
苦しみの中でよく聞いていたのが、Mrs. GREEN APPLEの「ケセラセラ」だ。『ここを乗り越えたら 楽になるしかない』というフレーズに何度勇気づけられたことだろう。
病気にかかると、当然だが、健康のありがたみを痛感する。子どもに関しては特にそう思う。心と体が元気ならば、それだけで万事OK!思い返せば、妊娠中も同じことを願っていた。五体満足で元気に産まれてきてくれれば、それだけで万事OK!それなのに、子どもの成長と共に日々を過ごしていると、そういった気持ちを忘れてしまう。親は子どもにいろんな期待をしてしまう。また反省だ。
今日は、野菜を食べなくても、ゲームをやりすぎていても、宿題をやらなくても、小言を言わないようにしよう。怒らない日にしよう。
秋から冬にかけ、感染症が流行する季節がやってくる。
みなさま、栄養と休養をしっかりととり、気を付けてお過ごしくださいね。
息子たちよ、お願いだから、手洗い・うがいはしっかりね!ハンカチも忘れずにね!
【参考資料】
タイトル:
ANTENNA 著者:Mrs. GREEN APPLE
請求記号:C7CA/ミ
資料コード:630338208