2年前、ようやく子育てがひと段落して、自分の人生を見直した時、自分のやりたいことはなんだろうと考えていた。
ところが、自分にはなんにもない!と気づいた。
前に友達に50歳になったら、一緒に富士山に登ろう!などと言われたことを思い出した。
そんなに簡単に登れるのだろうか?とあれこれ調べて見たら、そんなに簡単ではなかった。
元々、東北出身の私は小さい頃から山には登りに行っていたので、山に対して抵抗もなくむしろ好きな方だ。
それなら富士山へ行こう!と目標を富士山に定め、私の登山活動が始まった。
靴と靴下、リュックと雨具を最初に揃えた。
さっそく、高尾山に行くと、ものの数分でハアハアと息切れ。
こんなに辛いものなのかと思いながら登った。
途中、休憩で食べたお菓子の美味しさは今でも鮮明に残っている。
だいぶ時間はかかったものの、山頂までいき、富士山が見えた時は、達成感と喜びでいっぱいだった。
今はだいたい月1くらいのペースで山登りをしている。(夏と冬はちょっとお休み)
去年、12月に高尾山から、ダイヤモンド富士が見られたのが最高の思い出だ。(写真参照)
帰りは寒さと暗闇で心細くなったが、相方が頼もしく、楽しく下山できた。
今年は、鎌倉アルプスにも行ってきた。
建長寺を通っていく太平山は、159mと低い山なので、軽装で大丈夫だろうと油断してしまい、
急な坂道や段差を降りた頃には、転んでドロドロ、汗はダクダク。
とんでもない山登りになった。
しかし富士山も見え、すれ違う人との会話もとても楽しかった。
そのほか、御岳山、大山と楽しく登っている。
来年こそ、富士山へ行こうと思っている。
これから2000m以上の山にも行こうと計画中だ。日々のトレーニングも。
今月は、高尾山に行ってきた。知らない小さいお子さんに、「どうしてのぼってるの?」と聞かれた。
すかさず私は「そこに山があるから」と答えた。

高尾山からのダイヤモンド富士