みなさんは「読書会」と聞くとどのようなイメージを抱きますか?
本をたくさん読んでいる人の集まり、本の知識が豊富な人の集まりを想像するのではないでしょうか。
また、面白そうだなと感じても実際に参加するとなるとハードルが高く感じられ、躊躇する人も多いかもしれません。
「読書会」とは、ざっくり言うと、本と人をつなぐおしゃべりの場と言ったところでしょうか。
「読書会」には大きく分けて、“課題本型”と“紹介型”の二つの方法があります。
“課題本型”は、事前に設定された課題本を読んだ感想を語り合うもの、“紹介型”は参加者がオススメの本を持ち寄り、紹介しあうというものです。
私も人と本の話がしてみたくて、この「読書会」なるものに参加してみました。
ここで実際参加した「読書会」について少しご紹介したいと思います。
場所はいずれも公共施設の一室、時間は2時間程度。
◯課題本型
YA(ヤングアダルト。10代から若い大人に向けて書かれた)作品を読む人、YA作品を知りたい人のための読書会。参加者8名。
実際に課題本を書かれた作家さんも参加しての読書会でした。
自己紹介から始まり、それぞれの本を読んだ感想、作家さんへの質問や今自分が読んでいる本の紹介をしたりして盛り上がりました。
◯紹介型
事前に決められたテーマに沿った本を持ち寄る形式の読書会。参加者6名。
自己紹介、詩の朗読、それぞれが持参した本の紹介やオススメの理由を発表し、質問や感想を述べ合ったりして盛り上がりました。
個人的には、課題本の読了というしばりのない“紹介型”の方が気楽に感じましたが、どちらの「読書会」にも共通して言えることは、『本について人と話すことは楽しい!』ということです。また、読書会当日初めて出会ったにも関わらず、「本」という共通項から話が盛り上がるってすごくないですか?
次は、“読んでいない本について語る読書会”に参加したいなと思っています。