6月中旬に、若葉台にある上谷戸（かさやと）親水公園のホタルを観にいきました。
その日は昼間がちょっと蒸し暑く、しかも夜は無風という絶好のホタル日和☆
これは期待できそう！と内心かなりわくわくしながら向かいました。
途中で車を止めて、若葉台公園をてくてく歩き。
池の淵を通って細い川沿いに上谷戸親水公園へ。
向かう途中の田んぼでカエルの大合唱。それに負けない虫たちの音。
薄暗い街灯に見える田んぼと家々の姿を見ていたら、無性に田舎を思い出しました。
都内にこんな場所が残っているなんて、今まで全く知りませんでした。
公園に着くと、そこにはすでに大人から子供までたくさんの人たちが。
同じように途中の橋からひょいっと下の川を見下ろすと。
・・・いたいた☆
緑っぽい光がふわふわ漂いながら、思ったよりも高い位置で何匹も飛んでいるのが見えました。
興奮しながらさらに公園の中へ。
親水公園内ではホタルに近づきすぎないよう、川付近にロープが引かれていました。
フラッシュ撮影はもちろん禁止。音もなるべくたてないように・・・
ということだったけど、ホタルに興奮した子どもたちにはちょっと無理なようでした（苦笑）

それくらい、ここでたくさんのホタルたちに会えました。
緑のような明るい光がふわ～っと飛んで、暗い川の流れに映って・・・。
ずっと見てても見飽きないくらい、綺麗でした。

ホタルというのは雄と雌が互いを探す為、発光して交信しあうそうです。
わずか数週間しか生きられないのは、成虫には栄養分を摂取できる機能がないため、
幼虫時に蓄えた栄養素のみで活動を行うからだそうです。
昆虫には多い種ですが、子孫を残す為だけに本当にわずかな時を生きる生き物なのですね。
だからこそ薄闇の中のその光を綺麗だと、私たちは思うのでしょうか。

このホタルたちは地元「上谷戸ホタルの会」さんたちが中心となって育てて下さいました。
綺麗なホタルたちを見せてくれて、本当にありがとうございました！