数回前のスタッフコラムに「森林浴のススメ」をかいている方がいらっしゃいましたね。
結びで「中央図書館の裏山」に挑戦すべく眺めていると書いてあるのを読み、
「うぉ!」と思いました。
何故なら、つい先日、私は中央図書館の裏山で迷ったからです。
あの日、私は休日出勤の調整でお昼帰りとなり、心浮かれておりました。
「おたまヶ池に今頃、おたまじゃくしがうじゃうじゃいるでしょうねえ。ちょっと見ていこうかしら」
と図書館裏の池を見に行きました。
子どもが小さい頃は、よくおたまじゃくしを取りに来たりしたものです。
おたまじゃくしにはもう足がはえていましたが、
やっぱりうじゃうじゃいて「ほほう」と満足。
そこで帰ればいいのに、山に向かっていく階段が眼に入ってしまったのです。
そうです、城山の山道も、子どもたちが小さい頃は良く歩いたものでしたっけ・・・。
昼帰りの開放感と懐かしさでついふらふらと山道を登り始めた私。
こういうのを「魔が差す」と言うのでしょうね。
私の記憶ではあっという間に、ファインタワーのあたりにでるはずでしたが、
登れども登れども道は続きます。途中で40代と思しき男性とすれ違い、
よっぽど「ここはどこでしょうか?」と訊こうかと思いました・・やめましたけど。
はて、困ったと思いつつ歩いているとやっと知っている建物が見えてきました。
眼下に都営団地の建物が! しかし、またまた途方にくれました。
都営に降りる道はないではありませんか。この崖を滑り降りれば、
おりれないこともないが、なまじ知り合いの多い地域、
「この間、○○さんが崖をすべっててさ・・」
等と世間様の噂になっても・・と思いとどまりました。
何だか、道も道なんだか何だかわからないような感じになってくるし、
身体は子育て中と違って重いし・・。
結局、思いもかけない方向からファインタワーに辿りついたのは、
おたまヶ池を出発してからずいぶん経ってからでした。早帰りのはずが・・!?
裏山もなかなか侮れませんぞ!
やっぱり、歩き始める前に地図のチェックですね。
図書館には稲城の地図もいろいろあります。
ということで、最後は図書館員らしくしめてみました。