西武鉄道が始めた、座席で食事が楽しめる日帰り鉄道旅行。
「乗って楽しい。食べて楽しい」
がコンセプトで、以前から、行ってみたい!と言う友人がチケットを取ってくれました。
私は普段、車での移動が多く、鉄道での旅行は初めてだったので、旅行当日を楽しみに過ごしていました。
待ちに待った旅行当日。電車の出発時刻までにホームに着いていなければならなかったので、少し早目に到着できるように駅へ出かけました。
列車は集合時間の少し前に駅のプラットフォームに入ってきました。デザインを手がけたのは、国際建築コンペなどでも多くの受賞暦があり日本を代表する建築家の一人として認知されている隈研吾氏。料理は秩父市のオーナーシェフが監修とのことでした。
西武新宿駅を出発し、西武秩父駅に到着するまでの間、食事を楽しむ旅のスタートです。乗車時に、小さいけれど赤い絨毯を引いてもらったり、前菜からデザートがついたり...いつもと違うサービスにリッチな気分になりました。でも、洋服は普段着で大丈夫なので、気楽に過ごせました。
列車は、街並みを見ながら進んでいきます。次第に緑が多く、山も見られるようになり、見える川も透明で澄んできました。食事も説明を受けながらのんびりと頂き、お腹もいっぱいです。途中の駅舎で、駅員さん達が手を振ってくれたのが印象的でした。
列車を降りてから、西武秩父駅や周辺を散策して家に戻りましたが、食事をしている時は、あっという間の距離も帰りの普通列車では、長く感じ「秩父は遠かった」と思った一日でした。
今回のことをきっかけに列車に乗る機会を見つけて、乗り鉄、いやいや食べ鉄?!あるのかな?になるかもしれないです。