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 日曜日:9:00-17:00
 

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2016/08/13

余分な何かや足りない何か

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館管理者

同世代の友人と渋谷で用をすませ、食事をとることになった。
50過ぎのおばちゃん二人は、渋谷の駅は乗り換えで利用しても、昼間の食事となると思いあたる店がない。

「なに食べたい?」
「うーん、コレといって特にない。」

などと話しながらバッグから素早くスマートフォンを取り出し店を探す。

ほんの数年前まで、路上で「インターネット検索」なんてことは考えられなかった。
世の中便利になったものである。キーワードを入力して検索ボタンを押すだけで求める情報が溢れだす。この洪水のような情報は、はたして必要か?



「余分な何かや足りない何か」

ふと、最近読んだ本の、あとがきの一節が思い浮かんだ。
作品は、小学五年生の少女の「私」が日々の出来事を通して、心と身体の痛み、過剰と欠損、つまりは生と死について書かれている。



『満月のさじかげん』Y913.6/カ

私は、折にふれ「余分な何かや足りない何か」と反芻するのである。


11:55