| 2008/07/25 | スタッフのおすすめ本! (7月) | | by 図書館スタッフ |
|---|
書名:きものとからだ
著者名:三砂 ちづる
本の番号:593.1 /ミ
梅雨空があけると本格的な夏。
夕方ちかくになるとゆかた姿でいそいそと駅に向かう
お嬢さんたちを見かけて「今日はどこのだろう」とワクワクする、花火のシーズンがやってきます。
ふだんはカジュアルにしていても、このときとばかり、ゆかたやじんべファッションを楽しんでいる
若い世代は本当におしゃれだと感心してしまいます。
「わたしは・・・」と着物を着てみたいけれど躊躇している
「あなた」におススメしたい一冊が「きものとからだ」です。
著者は「オニババ化する女たち」で物議をかもした(?)三砂ちづるさん。
数年前より急に思いたって、きものを着ると「決意」し、それから本当に毎日きもの
を着始めた著者がご自身のきもの生活から生まれた感覚として、
きものが心地よく日本の風土と女性の身体にあった装いであると
実感されたことが書かれています。
決めたのだから着る、という潔さもさることながら、
きものは日本の気候や暮らしの中から生まれた衣服だから理に適う。
身体を冷やさないし、身体がこの上なく生き生きしてくる、身体が変わる、
「きものはからだにとてもいい」という論は、
「ホンとかな、ちょっとやってみようかな」という気持ちを強力にバックアップしてくれます。
あとがきの「きものをこの国で着ていく、ということは、歴史を引き受けて生きる」
というくだりにはちょっぴり身の引き締まる思いも。
夏はきものスタートに適した季節。汗をかいてもジャバジャバ洗える木綿のきものがあるし、
おまけに帯揚げ、帯紐なしで結ぶのも簡単なゆかた帯(半幅帯)や兵庫帯で大丈夫。
着ることに少し慣れてきたら、秋からは上半身を覆ってくれる羽織という強力な味方がいます。
これをはおってしまうと名古屋帯が上手く結べなくてもバレません。
さあ、あなたも時々きもの生活始めませんか?
書名:ジェノサイドの丘 上・下巻
請求記号:316.8/ゴ
作者:フィリップ・ゴーレイヴィッチ
先日ご紹介したおすすめAV(7月分)、DVD「ルワンダの涙」と合わせてご覧下さい。
この作品を読むと、ルワンダで起きた悲劇がもう少し理解できることでしょう。
共存していた民族同士が、何故こんなにも憎みあってしまったのか?
この悲劇を生んだ大きな源は何だったのかと。