| 2015/06/15 | スタッフのおすすめAV!(2015年6月) | | by 図書館スタッフ |
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題名:シャコンヌ! ~サイ・プレイズ・バッハ
アーティスト:ファジル・サイ
請求記号:C7CQ/バ
ファジル・サイを聴くようになったのは、ベートーベンのテンペストが聞きたくて
動画サイトを見ているときにたまたま見つけたのがきっかけ。
好奇心いっぱいの子どもがおもしろいものを見つけて夢中になっている!
とでもいいたいような無垢な表情と、時に鋭いタッチでたたみ掛ける演奏に
すっかり魅了されてしまいました。
ファジル・サイは1970年トルコのアンカラ生まれ。
多くの演奏者が音楽に関係のある環境に生まれ育っているなか、
彼の父親は小説家で音楽一家ではないそう。
そのような生い立ちが影響しているのか、オーソドックスでありながら、
今までに聞いたことがないバッハに出会えたような自由さと新鮮さを
感じないではいられません。
表題になっている「シャコンヌ」はバイオリンで聴く方がしっくりくると感じましたが、
こきみよい生命力にあふれたタッチの「フランス組曲」、反対に美しい旋律をピアノと
フォルテを鮮やかに効かした演奏でつづる「プレリュードとフーガ第一番」は聞いていて
わくわくします。
ファジル・サイは日本にも何度か来日しており、ジャズっぽいものを演奏したり、
作曲も手がけたりと多才。これからますます注目したい音楽家の一人です。
題名:風雲児 織田信長
監督:河野 壽一
出演:中村 錦之助、香川 京子ほか
請求記号:D7AF/フ
激動の戦国時代。
若き日の織田信長が、この映画の主人公です。
信長を演じるのは、中村 錦之助。
冒頭の、父親信秀の葬儀の場面で登場するや、
「ああ、信長ってこういう感じの人だったんだ」
と思わせてしまうのは、さすがの説得力です。
若くして、尾張の国を統治することになった信長。
当初は、そのエキセントリックな振る舞いにより、
家臣団からの全幅の信頼を得てはいないのですが、
そんな彼を信じて、一途に寄り添う妻の濃姫や、
幼少の頃から面倒をかけ通しの家老平手政秀などが、
信長の非常に不安定な立場を支えます。
「人生五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」
とは、信長が好んだという幸若舞の一節ですが、その生涯を
95分で描くのはずいぶん大急ぎだな、というご心配は無用です。
この作品は、強大な勢力を誇り上洛を目指す、駿河・遠江の
今川義元に挑み、「桶狭間の戦い」で劇的に勝利するまでを
描いた、その後の信長が歩む快進撃の、いわば序章といった
物語なのです。
これまで、あまり時代劇は見てきませんでしたが、このDVDを
きっかけに、その魅力に触れていきたいと思います。