| 2009/02/02 | 手話コミュニケーションが実現する日は… | | by 図書館スタッフ |
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昨年5月から手話を習い始めました。
学校で習った英語もフランス語も結局身につきませんでしたが、手話なら同じ日本語。
意外と簡単だろう、なんて軽く考えていたのですが、これがなかなか…。
3つ教わっても2つは覚えられず、1つは覚えたと思ったら
1週間後にはすっかりアタマの中から消え去り、
と錆びついた脳に新しいことを記憶させることの難しさを痛感しています。
習った単語をイラストにした手話は、すでにノート1冊分になりましたが、
授業で質問に手話で答えようとすると“あれ、どんな手話だっけ”
を毎回繰り返すばかりで、ちっとも進歩がありません。
それでも、根気よく教えてくださる先生には、本当に頭が下がります。
そんな手話講習会の入門コースもそろそろ終盤戦を迎え、
来期は基礎コースへとステップアップします(進級できればですが)。
さらに目指すは応用コース、そして通訳コース!
なんていうのはかなり先の夢の話で、今の目標は一人でも多くの聴覚障害者の方が
図書館をスムーズに利用いただけるよう、私が手話でサポートして差し上げるようになることです。それも、まだまだ時間がかかりそうですが、
少しずつでも目標に近づいていければと思っています。
手話講習会は、社会福祉協議会が稲城市在住・在勤・在学の人を対象に
無料で(教材費別)行っています。
手話の授業だけでなく、手話を介したさまざまなコミュニケーションを目的に、
すべてのコースの人たちが集う交流会や、手話を楽しむ会なども行われます。
5月から新期講習会が始まるので、興味がある方はホームページや広報誌などで、
ぜひチェックしてみてくださいね。