中央図書館では毎月第一土曜日に映画会を開催していますが、
なつかしい名作映画は大変ご好評をいただいています。
私自身は幼い頃、父に連れられて行った「白馬童子」や「風小僧」が
一番古い映画の記憶です。古過ぎてすみません。
少女時代には母と一緒に度々映画館へ通い、名作映画を観て歩きました。
その頃人気絶頂だったオードリー・ヘップバーンの主演映画は殆ど観ています。
私が一番好きなのは「ティファニーで朝食を」ですが、
母の方は何といっても「ローマの休日」。
父との思い出があるとかないとか申しておりますが、
印象的なのはサスペンス作品の
「暗くなるまで待って」で意見が一致しました。
その他にイングリッド・バーグマンの「誰が為に鐘は鳴る」、
ソフィア・ローレンの「ひまわり」、シドニー・ポワティエの「招かれざる客」
クロード・ルルーシュの映像が美しい「男と女」。
そして、初めて友人と連れ立って観にいったのは
オリビア・ハッシーの「ロミオとジュリエット」でした。
ミュージカルではフレッド・アステアの「あしながおじさん」「パリの恋人」
カトリーヌ・ドヌーブの「シェルブールの雨傘」
ジュリー・アンドリュースの「メリーポピンズ」「サウンドオブミュージック」などなど
昭和30~40年代はハリウッドを中心とする洋画の全盛期だったと思います。
その後、再び邦画に興味を持ったのは高倉健の「幸せの黄色いハンカチ」以降です。
夫と違い任侠映画にまったく興味がなかったので、
銀幕で高倉健主演映画を観たのは、おそらくこれが初めてだったと思います。
すっかり魅了され「南極物語」「八甲田山」「動乱」「駅」「居酒屋兆治」
「遥かなる山の呼び声」「海峡」「野生の証明」「夜叉」「あうん」
そして「鉄道員」と健さんの作品は、かかさずに観てきました。
結婚後は、もっぱらアクション映画にはまっていたのですが、
直近で観たのはアクションではなく、現在上映中の「トワイライト・サーガ」です。
これまで自分を特に映画ファンであると考えたことはありませんでしたが、
今回はかなり映画好きだったと自覚した次第です。