| 2008/05/16 | おすすめ資料~5月の展示から~ | | by 図書館スタッフ |
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【鳥の本特集・おすすめ図書】
タイトル:俳句の鳥・虫図鑑
著者:復本 一郎
請求記号:911.3/フ
この本には季語になる季節折々の鳥と虫が載っています。
鳥が季語として使われている俳句が例にあげられ、
その鳥の写真や鳴き声、生態が紹介されています。
俳句を詠むときに使う資料ですが、
特に作句しない人でも古文の授業で出てきたあの鳥ってこんな色なんだー。
なんて見ているだけでも楽しいと思います。
個人的には、鳥の名前って色の名前になっているものが多いな。
という発見がありました。
鶯(ウグイス)色、雀茶、鳶(トビ)色、鶸(ヒワ)色、鴇(トキ)色。
山鳩色という鳥の色から来た名前だけでなく、濡羽色、濡烏などもありますね。
そういえば外国の色でも、ティールグリーンのティールはコガモだし、
パロットグリーンはオウム、ピーコックブルーはクジャクです。
ちょっと驚いたのは、翡翠色の由来。
カワセミのオスを表わす翡、カワセミのメスを表わす翠を合わせて翡翠。
宝石の翡翠の色から来ているのかと思っていましたが、
翡翠色をした宝石が「翡翠」なんですね。
ご存知でしたか?
一つの新しい知識から、
いままで持っていた知識が違った形で繋がってくる…
そんな楽しさを教えてくれる本でもあるので、
いまは俳句や鳥に興味のない方もぜひご覧下さい。
【自転車特集・おすすめ資料】
タイトル:サドルの上で考えた
著者:疋田 智
請求記号:914.6/ヒ
なぜ、“サドルの上”か、と言えば、自転車通勤中に考えたことだから、だそうです。
筆者に言わせると、人間は“脳刺激依存症”ともいうべき体質があるそうで、
自転車に乗ると、空っぽの状態の脳になり、必然何かしら物を考えてしまうのだそう。
(乗り物に電車に乗ったときに本を読む人が多いのもその表れでしょうか)
交通に気をつけながら、サドルの上で浮かんだ“徒然なき”ことが書かれているので、
目次を見ても、内容は様々。紹介していながら、ナンですが、
ここには書くのを憚られるような見出しも・・・。
もちろん、「自転車」についての随想がほとんどなので、ここに紹介する次第です。
自らをカントとも比較してしまう筆者の“よしなしごと”に触れると、
サドルの上で考えることが新たに浮かぶかもしれませんね。