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2016/03/23

桜イメージ

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ
今年も桜の季節となりました。稲城市など関東地方での見ごろは例年3月末~4月上旬。
そのためか、桜といえばテレビや歌などでも卒業・入学・新学期・就職といった
新生活を連想させるものが多いように感じます。

ところが、私が抱く桜の印象は「ちょっと拍子抜け」。悪い思い出はありません。
ただ、育った場所の桜は時期が遅かったからです。学生時代を過ごした町では、
関東地方よりも一か月くらい遅い開花。生まれた町ではそのさらに3週間ほど遅い。
どちらも見ごろは新生活もなれてきたころで、何ならちょっと盛り下がって
「5月病」もちらほらな頃です。そのため、映画などに出てくる「春のシーン」には、
しばらく違和感を持たずにはいられませんでした。

とはいえ花を楽しまなかったわけではなく、むしろ堪能してきました。
学生時代を過ごした町は旧城下町で、桜の名所として評判でした。
毎ゴールデンウィーク頃、町は笑ってしまうくらいに桜まみれ、
あちこちで大学生の叫び声が聞こえてくるのが風物詩でした(学生寮の伝統行事より)。
千鳥ヶ淵や上野や多摩川の桜よりも、いまだに私にとってはあの町の桜が一番です。

桜の曲で有名となった歌手が「日本人は桜が大好き。桜のイメージは強く作りやすいから、
桜の曲は人気となりやすい」と語っているのを目にしたことがあります。
人や時期によって、桜に抱くイメージはこもごも変わるのだとも思います。

「今年の城山公園の桜はどうでしょうねー」。
2月の終わり、旅立つ直前の先輩をつかまえて図書館の中庭で話しました。
いろいろ思いをめぐらしながら。ともあれ今年も桜を拝めることに感謝です。
さあ、アテは何にしようかな!

桜のおすすめ写真集 ・『熊野、雪、桜』 鈴木理策/著(中央図書館所蔵)・『桜』           蜷川実花/著(中央・iプラザ図書館所蔵) 

20:08