| 2012/05/04 | スタッフのおすすめ本!(5月) | | by 図書館スタッフ |
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書名:はじめての料理 基本のきほん
著者:フルタニマサエ
出版社:ナツメ社
請求記号:D596/フ
この本を、料理をはじめるきっかけにしていただきたいと思い紹介します。
この春に新しい学校・新しい職場での新生活を迎えたみなさん、毎日を元気に過ごすためにも
食事はとても大切です。
この本は調理道具の説明もありますのでどんな道具をそろえたらいいのかまでアドバイスして
くれます。いきなり毎日自炊するのはたいへんです。
週に一回でもいいと思います。まずは料理を楽しんで下さい。
最近では料理のできる男性がもてるとか…
書名:こんなに楽しい江戸の浮世絵-江戸の人はどう使ったか-
著者:辻 惟雄/監修
出版社:東京美術
請求記号:721.8 /ア
昨年12月に、浮世絵師 歌川国芳の展覧会を見に行って以来、江戸時代の絵画への興味が
再燃しました。といっても、知識量としては全くの初心者レベルにある私は、あらためて入門書
を読んでみようと考え、最初に手に取ったのが、今回ご紹介する『こんなに楽しい江戸の浮世絵
-江戸の人はどう使ったか-』でした。
内容は、江戸時代の絵画についてお勉強するというお堅いものではなく、江戸時代の浮世絵に
詳しいSHUGO先生のもと、現代人のとも子さんと、江戸から東京へタイムスリップしてきたお江
さん(江戸と東京をいったりきたりできるという設定)が、浮世絵の世界の楽しさを発見していく
というもので、まさに初心者に最適なものでした。
本書の特徴は副題にもあるとおり、江戸時代における、実用品としての浮世絵のあり方を
クローズアップする点にあります。浮世絵は当時の人々にとって、流行の最新ファッション
スタイルや、社会情勢・事件のニュースを伝えてくれる情報源でした。また、大人気の役者
や高嶺の花の美人の姿を、毎日手元に置いて眺めることのできるブロマイドであり、おそらく
一生行くことのない諸国の名所に思いをはせる、旅行ガイドブックでもありました。
他にも、暑い日に涼む団扇に浮世絵が描かれているなど、浮世絵がいかに江戸の人々の
日常生活に密着した存在だったか、ということがわかる事例がいくつも紹介されています。
浮世絵に対して、美術館で展示されている芸術作品としてのイメージが強い現代人には、
本書の伝えてくれる浮世絵像が新鮮に映るのではないでしょうか。
『こんなに楽しい江戸の浮世絵-江戸の人はどう使ったか-』は、江戸時代の絵画について、
歴史の流れや絵師の系譜をしっかり学ぶというよりは、専門的な内容の本に挑戦する準備の
段階に読む本として、優れた入門書といえるでしょう。