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 火~土曜日:9:00-18:00
 日曜日:9:00-17:00
 

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2013/03/01

スタッフのおすすめAV!(3月)

Tweet ThisSend to Facebook | by 図書館スタッフ

タイトル:八月のクリスマス
監督:ホ・ジノ
請求記号:D7BF /ハ

 
1998年製作、名作として愛される韓国映画です。
静かな町の小さな写真館を営む青年と、交通取締官の女性の淡い恋が
日常風景の丁寧な描写によってさわやかに描かれていきます。
しかし、青年は重大な病をかかえていて・・・
 
静かな、静かな映画です。
韓国映画で悲恋といえば、感情を揺さぶるような大仰ともいえる演出を思い浮かべますが、
この作品は少ない台詞、おさえた演出で、深い余韻を残してくれます。
写真館にくる人々の表情も、とても素朴で普通。
けれど、それを撮影している青年の視点から見ると、
本当に貴重でかけがえのないものは「日常」なのだと気づきます。
この物語の舞台としてはとても相応しい場所ではないかと思いました。
ドラマチックな出来事はない、でもそこにこそ人の想いはある、
という何か神聖な気持ちにさせてくれる一本です。
 
韓国で大ヒット、日本でも話題になった『シュリ』という大作で主役を演じたハン・ソッキュ。
『シュリ』でのアクションとはまた違う繊細でやさしい顔を見せてくれています。
相手役のシム・ウナもみずみずしい演技でとても魅力的。
二人の好演と、ホ・ジノ監督の丁寧な演出をぜひ味わってみてください。 
 



タイトル:わが心の歌舞伎座 歌舞伎座さよなら公演記念ドキュメンタリー作品 
監督:十河壮吉 
制作:松竹
請求記号:D774/ワ

 
新しくなった歌舞伎座の開場の話題で沸くこの春です。
このDVDは2010年4月、建て替えの為に一旦幕を下ろした歌舞伎座の、
16か月に及んださよなら公演の舞台を中心に、出演者が歌舞伎座への想いを語り、
普段は見ることが出来ない舞台裏を見せたドキュメンタリー映画です。
この映像から、歌舞伎は世界に誇る舞台総合芸術であることが解り、歌舞伎を知る人にも、
歌舞伎を知りたい人にもお薦めの映画です。
 
私は80年代から90年代にかけて、歌舞伎を観続けた時期がありました。
演目の面白さや、お目当ての役者を観ることはもちろん、音と色彩と舞台の煌びやかさ、
その空間に居ることがわくわくする楽しさでした。
歌舞伎を観ることが出来る劇場は、国立劇場・新橋演舞場・明治座などがありますが、
華やかな雰囲気、規模の大きさ、食堂、売店、幕見席など歌舞伎座は特別の劇場でした。
その頃を思い出し楽しく、時に胸が熱くなりながら、興味深くこの映像を見ました。
 
この映像が記録的にも優れている点がいくつかあります。
まず一つは、400年に及ぶ歌舞伎や歌舞伎座の歴史をたどり、
歴代の名優達の舞台写真や映像をふんだんに見ることが出来ることです。
先代の猿之助の全盛期の映像や、
若くして亡くなった辰之助の姿も目にすることが出来たのは嬉しいことでした。
 
次に、特筆するのは舞台を支える200名にも及ぶ裏方の制作現場を伝えている点です。
舞台美術、音曲、衣裳、かつら、床山、小道具などの職人達のそれぞれの仕事を、
丁寧に見せています。
多い日で20にもなる舞台装置を瞬く間に転換させる技には、驚かされます。
ロビーでの総仕上げの稽古映像も珍しいものでした。
 
最も魅力的なのは、歌舞伎を代表する役者の代表的な舞台の映像と共に、
それぞれの切り口で歌舞伎や歌舞伎座を語っているところです。
語り手は中村芝翫、中村吉右衛門、市川團十郎、坂東玉三郎、中村富十郎、中村勘三郎、
松本幸四郎、中村梅玉、片岡仁左衛門、坂田藤十郎、尾上菊五郎の11人。
共通するのが歌舞伎座への愛というもので、歌舞伎座に出ることが誇らしく、嬉しく、共に育った…
と語っています。 そしてそれぞれにこれからの歌舞伎も語っています。
残念なのはこの内4名が新歌舞伎座を見ること無く、亡くなられたことです。
そして、従来歌舞伎はこのようなことを乗り越えて代々伝わっていることも、
この映像は教えてくれています。

 


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