六本木の新国立美術館で開催されている『巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡』展に
大学時代の友だち3人で行ってきました。
今回の展覧会はフランスの国立ピカソ美術館が改装工事に伴い、
世界巡回展の一環として230点が公開されています。展示室を8つに区切り
時代順に展示されているので、作品の変遷がわかります。
「愛と創造の軌跡」のタイトル道り、ピカソの恋愛・結婚にも焦点を当てています。
2人の妻と7人の恋人がいたらしいです。
ピカソは女性からインスピレーションを受けたり、苦悩したりしていたようです。
36歳で結婚した妻・オルガ、冷え切った結婚生活の中で出会った
28歳年下のマリー=テレーズ、画家で写真家の知性派ドラ・マールなど、
女性の肖像画が次から次へと登場して、絵の前に立つと、
愛憎のドラマを目の当たりにするような衝撃を受けます。
ピカソの女性関係を予習していくとより楽しめるかもしれません。
サントリー美術館でも、同時開催でピカソ展を開催していたのですが、
ピカソのエネルギーにあてられて、疲れてしまい見学できませんでした。
久しぶりに友だちに会って、気持ちもリフレッシュできた晩秋の一日でした。